ハイエンドとは“とどのつまり”即ちこれ以上はないと言う意味ですが、最も価格の高いユニットだけでシステムを構成したオーディオをハイエンドと言うのでしょうか?私は違うと思います。例えばアンプを選ぶ時、40万円のアンプと20万円のアンプを聴いて、あなたが20万円の方が音は良い、或いは好きだとお感じになったら、あなたにとってのハイエンドアンプは20万円の方でしょう。
ハイエンドオーディオを端的に云うと、妥協を廃したシステム構成を持つオーディオと言うことが出来るのではないのでしょうか。
オーディオとは本来パーソナルなものであり、音の好みや思い入れなどにより、最高と呼べるものは人それぞれ異なってくるものだと思います。
本来、音の好みと音の良さは同列に論じるべきものではなく、分けて考えるべきだと私は考えます。
音の良し悪しは、例えばFMラジオの音よりも、AMラジオの方が音は良いという方はほとんどいないように、ある種絶対的なものであり、1+1が2になるかのごとく明確なものでしょう。
しかし低音が硬く締まった感じがいいとか、反対に低音が柔らかくてよく延びた感じが良い、或いは高域が重く、硬く感じられる方が好きと言う方や、反対に軽い質感で聴きやすい高音が好きという方もいらっしゃるでしょう。音の好みに正解はありません。
私は、人の聴覚にはそう大きな差はないと思います。味覚や嗅覚にしても然りです。しかしなぜ、これほど多くの好みの差が発生するのでしょうか。例えば私の故郷、福岡県の名産であるとんこつラーメン、福岡の人10人に好きなラーメン屋は?と聞けば、10人が10人とも、全く違うラーメン屋を挙げることがあります。感覚、感じる力はほぼ同じなのに、これほどの好みの差が出る背景には、それぞれの方々の、人生経験の違いによる差が大きいのではないのかと思えるのです。例えば初めて食べたとんこつラーメンがまずかったら、もうその方はとんこつラーメンがまずいものだと脳にインプットされ、嫌いな食べ物になってしまうかもしれません。
もう一度食べてみたら美味しいと思うかもしれないのにね。そうして食わず嫌いになって行きます。
音楽や音の好みもこれと同じで、それまでの人生経験が好みに大きく反映されているのだと感じています。
しかし、例えばお客様が「スピーカーは○○が欲しい」と仰った時、カーオーディオショップの店員が「そんなのは駄目だよ!最高はこっちだよ」と否定したならば、それはもしかしたら、そのお客様のこれまでの人生経験をも否定したことに繋がりかねません。エモーションには、皆さんにお勧めしたい、魅力的なカーオーディオがたくさんあります。
エモーションではお客様のパーソナルテイストとご要望を最も大切なものと考え、皆さんの好みを最優先したシステム選びのお手伝いをさせていただいております。
最も高い値段の付いたオーディオが最も良いのなら、オーディオ機器はこれほど多様なブランドが存在することはなかったでしょう。どんなに高価なものであっても、あなたがそれを好きになれないなら、それはもうすでにハイエンドとは呼べません。
エモーションにご来店され、ハイエンドカーオーディオをご希望されるお客様は、一切の妥協を廃し、ご自身の最も愛せるカーオーディオを探されているお客様だと理解しております。
従って何度でもご来店いただいて結構です、何時間でも、何日でも、あなたがご納得いただけるまでディスカッションをさせていただきます。またあなたに、思い入れのあるブランドやユニットがあったら、ご遠慮なくお申し付けください。思い入れのブランドを中核として、そのブランドが最も輝けるシステム構成とインストレーションを、ご一緒に考えていきましょう。
お客様の夢が一歩一歩現実に近づく時間、その時間を私は最も大切だと考えております。
カロッツェリアX、アルパインF♯1、ラックスマン、ブラックス、ロックフォード、ダイアモンド、ミュゼ、アコースティックハーモニー、キュリノ、ボストン、スキャンスピーク、ビファ、シーズ、その他諸々、
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