エモーションお勧めパワーアンプ

ナビやデッキに内蔵されたアンプとは異なる、
驚きの音の世界を作り出すパワーアンプ。
内蔵アンプの音に満足されている方でも、
パワーアンプを装着されることで、
これまでとは全く異なる音の世界をご体験いただけるでしょう。
それがたとえ安いパワーアンプであっても、
内蔵アンプとは完全に一線を画す、音の世界を実現できます。


〇メニュー





お勧めパワーアンプ

パワーアンプと聞いて、すぐにそれが何なのかイメージが湧くと言う、カーオーディオをよくご存じの方もおられる一方で、何それ?と疑問に思われる方もおられるでしょう。
パワーアンプとは非常に重要なオーディオユニットなのです。しかも魅力的なのです。
パワーアンプの性能如何で、音質は大きく変わります。また気になるお値段も、最も安いものから最も高価なものまで、その差が非常に大きいオーディオ機器でもあります。

では、パワーアンプとは何をするものなのか、どれを選べばよいのか、どのくらい費用が掛かるかなどについて。詳しく解説していきたいと思います。また、難しい話は一番最後に持ってきますので、興味のある方だけお読みください。




音がより立体的になる。
一つ一つの楽器の音が、重量感を伴うようになる。
よりリアルな音になる。
生命感が宿る。
感動が溢れ出る。


アンプの役割は、CDなどの音源から抽出したプリレベルの信号を、スピーカーを駆動できる電力にまで上げることです。
これを増幅(ぞうふく)と言います。パワーアンプはこの増幅と言う仕事をするオーディオ機器の事を言います。


~~~スピーカーとアンプの役割の違いを一言で言うとこうなります~~~

・音の良いスピーカーとは、より正確に動くことができるスピーカーのことを指す。
・音の良いパワーアンプとは、スピーカーをより正確に動かすことができるアンプの事を言う。

つまり、動かすものと動くものとが、互いにより正確に動くことで、音質は大きく向上します。

パワーアンプは、スピーカーを動かす力だけではなく、スピーカーを止める力も求められます。それらを駆動力・制動力などと呼びます。しかしそういった力が強いものほど優秀だとは限りません。
実はパワーアンプは、カタログからその性能を読み取ることが最も難しい機器だと言えます。
パワーアンプは実際に聞いてみて、様々なスピーカーと組み合わせてみて、はじめてその性質が判ります。




音楽ソースに用いるヘッドユニットに、RCA出力(プリ出力)を持った市販ナビや、オーディオプレイヤー(CDデッキなど)をお使いの場合、RCA出力を、パワーアンプの入力へと接続し、パワーアンプの出力がスピーカーへと繋がります。

また、純正ナビや市販ナビでも、RCA出力がないものや、ナビやオーディオデッキにDSP機能が無いもの、或はDSP機能が簡易的すぎるものの場合、別途高性能なDSPを装着します。その場合は次のような接続になります。


上の図では、4チャンネルアンプを一機搭載したシステム図で描きましたが、2チャンネルアンプを二台入れる場合もあり、またサブウーファーを搭載したり3ウエイシステムにしたりすれば、その分パワーアンプの数は増えます。




特にAB級などのアナログ増幅方式のパワーアンプの場合、物量を投入するほど音質が良くなります。
アンプは電気と言うエネルギーを用いて、スピーカー振動板を動かし、空気の振動に変換して音を出すのですが、スピーカーの動きはとても早く、その加速度と空気抵抗を考えると、スピーカーはアンプにとって大変"重たい"存在となります。

うちわで扇いでいるところを想像してみてください。スピーディーに扇ごうとするほど、空気抵抗が強まって重たくなるのを感じるはずです。それが一秒間に数百回、数千回で動くわけですから、アンプにとってのスピーカー振動板は、ものすごい重量になると思います。

従って、物量を投入し、過剰なほどの電力供給能力を持ったパワーアンプほど、音は良いという事になりますが、これは決してカタログに記載された出力の数値からは判りません。


一つたとえ話をするなら、皆さんラジオ体操はできますよね。小中学校で必ず習ったと思います。ラジオ体操を、キビキビとキレ良くやってみてくださいと言われたら、たぶんできますよね。ところが、両腕に10㎏の鉄アレイをもって、キレキレのラジオ体操をやってみてくださいと言われたら出来ますか?恐らく多くの方ができないでしょう。

しかし、プロレスラーや重量挙げの選手だったら、もしかしたら出来るかもしれませんよね。

鉄アレイの重さがスピーカー振動板の重さであると考えた場合、より体(パワーアンプ)にパワーがあった方が、より正確に動けるという事になります。

プロレスラーだったら、もっと重たいものを持てるでしょう。ベンチプレスで100㎏以上を持ち上げるのが日常の方々ですので、10㎏なんてことはないはずです。この場合は、10㎏を持ち上げる仕事しかしていないんですよね。

これは、100㎏以上持ち上げる力があるからこそ、10㎏の鉄アレイを両手に持っても正確にラジオ体操ができるという事になるのです。その正確さが音質です。


パワーアンプにパワー(電力)を持たせるためには、大型の電源パーツが必要です。発熱量も増えるため、ヒートシンク(外側の筐体となっている放熱板)も大型化します。

つまり、パワーアンプは高音質化しようと思えば、物量を投入し大型化するという図式となるわけです。当然ながら、価格も高くなります。残念ながらパワーアンプの音質は価格相応であると申し上げるしかありません。

これが、もしアンプの設計者が、あまり能力のない人だったらどうでしょう。
恐らく、どんなに物量投入しても、良い音にはなりえないと思います。

実はパワーアンプは、設計者の能力差がスピーカーよりも出やすいオーディオユニットです。
従ってどんなに物量を投入した高価なアンプであっても、設計者次第ではプアな音になってしまう事もありうるという事です。

やはりパワーアンプは、試聴評価をしない限り、その真の能力は決められないという事になります。


~~~内蔵アンプではだめな理由も、この物量投入にあります~~~

内蔵アンプとは、ナビやオーディオデッキの中に内蔵されているパワーアンプの事です。

役割は外部に装着されるパワーアンプと何ら変わりません。音源から抽出したプリレベルの信号を、スピーカーを動かすことができるレベルにまで増幅する仕事をしています。

先ほども述べましたように、パワーアンプは物量が音質に直結します。物量投入すると、必然的にサイズは大型化します。ところが内蔵アンプは、ナビやオーディオデッキの中に入れなければならないという性質上、大型化は不可能です。
それどころか、このところ登場してきているクラスD駆動の超小型アンプですら、ナビやヘッドユニットの中には搭載することはできないでしょう。

ナビやオーディオデッキの中は、様々な回路でいっぱいです。その中で、パワーアンプに割けるスペースは、たばこの箱ほどもありません。


ナビやオ―ディオのカタログを見ると、書かれている出力は、どれもこれも50W×4となっています。
これならちょっとしたパワーアンプ並みの出力があるんじゃないの?そう思いたくもなりますが、ここにはロジックがあります。

これは”最大出力”です。

パワーアンプと同じ定格出力で換算すると、25W×4ほどになります。

25W×4、これは非常に少ない駆動力である言わざるを得ません。しかもプアな電源系しか搭載できない大きさであるため、同じ25Wのパワーアンプと比較しても、内蔵アンプはスピーカーを正確に動かす力に欠けています。




パワーアンプも高額になれば、物量も凄いですから、どんなスピーカーに接続しても凄い音で鳴らすようになります。(それでも厳密には相性がありますが)また、どんなに格安なものであっても、粗悪品ではない限り、間違いなく内蔵アンプよりは音を良くしてくれると思って間違いありません。

従って、私のパワーアンプ評価は、基本的に“スピーカーの音をこのように変える”と言う方向性で解説します。

現在のカーオーディオは、フロント2ウエイマルチシステムが主流ですので、基本的に4チャンネルアンプをご紹介し、ラインナップに2チャンネルアンプしかない場合は、2チャンネルアンプ2台分でご紹介します。



カロッツェリア GM-D8400

カロッツェリア 
GM-D8400 
クラス D
定格出力 100W×4ch(4Ω)
     150W×4ch(2Ω)
     300W×2ch(4Ω BRIDGE)




エモーションでお勧めしている最も低価格なパワーアンプです。
比較的小型の部類に入りますが、D級駆動により高出力を得ています。
音の傾向は、非常に立体感が出て、パワー感もあります。躍動感にあふれ、音離れが良く、定位感が明瞭になります。内蔵アンプにはない要素を強調したようなパワーアンプですので、内蔵アンプシステムからグレードアップした方には、「買ってよかった感」の強いアンプであると言えるでしょう。

〇音質傾向
元気が良くエネルギッシュ、音離れが良く定位感が明瞭

〇締める or 緩める
締める方向性。低音はタイトになる。

〇ウエットorドライ
ややドライ

〇透明感 or 深み
やや透明感が高い



ロックフォード・フォズゲート R2-300X4


ロックフォード・フォズゲート
R2-300X4 
クラス D
定格出力 50W×4ch(4Ω)
     75W×4ch(2Ω)
     150W×2ch(4Ω BRIDGE)



ロックフォードの低価格、プライムシリーズのパワーアンプは、モデルチェンジされ生まれ変わっています。
とにかく、音が大きい。恐らく増幅率が高いのだろうと想像されます。また音が太い。この太さ、濃厚さが前モデルにはなかった部分だと思います。低音は膨らむ方向性。これも「買ってよかった感」の有るパワーアンプなのではないでしょうか。

〇音質傾向
クリアネスが高く、それでいてパワー感も持ったアンプ

〇締める or 緩める
締める方向性。低音はタイトになる。

〇ウエットorドライ
ドライ

〇透明感 or 深み
透明感が高い



ザプコ ST-4X SQ

ザプコ
ST-4X SQ 
クラス AB
定格出力 65W×4ch(4Ω)
     90W×4ch(2Ω)
     190W×2ch(4Ω BRIDGE)


この価格帯では最近珍しい、AB級のパワーアンプ。その為、自然な鳴り方が特徴。
音を硬く締める方向に働き、低音が膨らみ気味のスピーカーにしっかりと締まり感を与えてくれます。中音域の解像度に優れ、言葉が明瞭に聞き取れるようになります。
価格も安く、ボディも比較的小さいことから、低価格でAB級らしいナチュラルなサウンドを求める方にはお勧めです。

〇音質傾向
自然な鳴り方で過不足が無く、聴きやすい。

〇締める or 緩める
かなり締める方向性。低音は硬めになる。

〇ウエットorドライ
ドライ

〇透明感 or 深み
やや深みが強い



MTX JH3004


MTX
JH3004 
クラス AB
定格出力 65W×4ch(4Ω)
     90W×4ch(2Ω)
     180W×2ch(4Ω BRIDGE)



MTX JACKHAMMERシリーズの名を冠した新たなモデルという事で、2019年11月ごろより発売開始されています。
音の出方は、とにかく音離れが良い。他のアンプからこれに切り替えた瞬間に、音像がグッと中央に寄ります。定位感を容易に出せるアンプだと言えるでしょう。非常に硬く音を締める方向性を持ちますが、ST-4X SQほどではなく、音の艶とウエット感を残します。

〇音質傾向
音離れが非常に良く、立体的に鳴らす。程々に余韻があり、バランスも良い。

〇締める or 緩める
やや締める方向性。低音はタイトになる。

〇ウエットorドライ
中間

〇透明感 or 深み
やや深みが強い

〇総評
低域のダンピング性能はAB級の割には高く、AB級らしい余韻やウエット感も併せ持つ。ややドライ気味で低音の緩いスピーカーには相性が良い。


カロッツェリア PRS-D800

カロッツェリア
PRS-D800 
クラス D
定格出力 125W×2ch(4Ω)
     150W×2ch(2Ω)
     300W×1ch(4Ω BRIDGE)



前モデルのD700から合計しても、大変な数を販売してきた超人気アンプ。
2chしかラインナップがありませんので、2台分としてご紹介いたします。
D級アンプの悪い例としてよく言われる、「カチカチした硬い質感」の中高音をほとんど感じさせません。それはとりもなおさずD級でありながらD級らしくない、AB級に近い質感を持つという事になります。ただしパワーは、正にD級のそれで、小型の筐体からは考えられないパワーを発揮しています。スピーカー駆動力が高いので、どのようなスピーカーでもちゃんと鳴らせますが、相性はあります。

〇音質傾向
小型でありながらパワー感抜群、ぐっと前に出る音、クリア感が高い。

〇締める or 緩める
締める方向性。

〇ウエットorドライ
ややドライ

〇透明感 or 深み
非常に透明感が高い。



ステッグ QM75.4

ステッグ
QM75.4 
クラス AB
定格出力 75W×4ch(4Ω)
     ※2Ω接続可能、出力は未公表



2000年代ごろ、日本でも大変人気だったステッグと言う、イタリアのアンプメーカーです。最近復刻しました。あまり目立ちませんが、国内でも販売されています。
ST-4X SQやJH3004などのように、音を引き締める方向性とは真逆で、柔らかく描き出します。音の艶、余韻が非常に豊かになり、とても魅力的な音になります。AB級らしく、駆動力よりも質感を大切にした音作りが特徴で、ドライなところを全く感じさせない音に仕上がります。

〇音質傾向
バランスよく過不足がない。適度な余韻と音の厚みを持つ、バランスの取れたアンプ。

〇締める or 緩める
緩める方向性。

〇ウエットorドライ
ややウエット

〇透明感 or 深み
やや深みが強い。



ヘリックス H400X Precision

ヘリックス
H400X Precision 
クラス AB
定格出力  70W×4ch(4Ω)
     125W×4ch(2Ω)
     250W×2ch(4Ω BRIDGE)



このH400X Precisionは伝統のヘリックスサウンドを継承するものとしてバージョンアップを繰り返し、現在4代目となりPrecision(プレシジョン)シリーズとなりました。
オールドヘリックスはとにかく余韻が美しく、これほどウエット感に富んだ余韻を出せるアンプは他にはあまり見当たらない唯一無二の存在でした。最新のH400X Precisionは、オールドヘリックスの音を踏襲した唯一のモデルであり、最新技術で音質向上を果たした、伝統的ヘリックスサウンドの正統進化の系譜上にあります。
音は締めない方向性で、柔らかく丸い低音が特徴です。真空管アンプのような豊かな倍音も特徴的です。

〇音質傾向
余韻が美しく、非常に豊富に出る。柔らかく、美しい音が特徴。

〇締める or 緩める
締める方向性。

〇ウエットorドライ
かなりウエット

〇透明感 or 深み
深みと透明感の両立。



カロッツェリア PRS-A900

カロッツェリア
PRS-A900 
クラス AB
定格出力 50W×4ch(4Ω)
     50W×4ch(2Ω)
     100W×2ch(4Ω BRIDGE)




発売が2007年12月という事は、もう12年も経っているロングセラー機。
そもそもアンプというものは、モデルチェンジしたからと言って必ずしも劇的に音質が向上することは稀です。もしモデルチェンジで音質が向上したとしたら、価格も大幅に上昇しているはずです。何しろ物量がものをいう世界であり、大きなイノべージョンもあまり起こらない世界だからです。これはスピーカーも同じですね。従って古いモデルから悪いという事はあり得ないのです。しかもこれだけロングセラーを続けているという事は、今だに第一線で通用しているという事に他なりません。
音質は、ハイスピード高解像度。とにかくリアルさを狙っています。少しぼやけた音のスピーカーであっても、これを接続すると明瞭度が格段に出てきます。余韻や艶も程よく付いています。

〇音質傾向
ハイスピード、高解像度。リアルで明瞭な音場感。

〇締める or 緩める
やや緩める方向性。

〇ウエットorドライ
中間よりもややドライ気味

〇透明感 or 深み
透明感。



ロックフォード・フォズゲート T600-4

ロックフォード・フォズゲート
T600-4 
クラス AB
定格出力 100W×4ch(4Ω)
     150W×4ch(2Ω)
     300W×2ch(4Ω BRIDGE)


これはエモーションでは比較的よくお勧めするパワーアンプです。
発売されてから、もう随分と年月が経つロングセラーモデル。
低音の駆動力が高く、ほかのアンプから切り替えた途端、低音のエネルギーが全く違って聴こえるでしょう。ただし硬く締める方ではなく、寧ろ質感は柔らかめで、ソフトな鳴り方をします。高音の再生能力も高く、シンバルなどは「チンチン」と言う軽い感じではなく、金属質な「カンカン」と言う音で鳴ります。“重い高音”と“エネルギッシュだが柔らかい低音”をスピーカーに再生させることができるアンプです。

〇音質傾向
音が分厚くパワフル。それでいて柔らかくて聴きやすい。典型的な分厚い系アンプ。

〇締める or 緩める
緩める方向性。

〇ウエットorドライ
中間よりもややウエット気味

〇透明感 or 深み
深みが強い。



ヘリックス C-FOUR

ヘリックス
C-FOUR 
クラス AB
定格出力 150W×4ch(4Ω)
     220W×4ch(2Ω)
     440W×2ch(4Ω BRIDGE)



これは最初に音を聴いた時、私が最もぶっ飛んだアンプの一つです。
非常に引き締まった音にしてくれるので、低音の緩いスピーカーなどでもテンポの良い音にしてくれます。一般的に音を締めるタイプのアンプは質感がドライになりがちなのですが、このC-FOURの場合は不思議なことに、余韻や艶、ウエット感などが強く出ます。全帯域に於いて過不足がなく、非常に濃厚でありながら透明感を併せ持ちます。矛盾する方向性を高い次元で両立した非常に出来の良いアンプと言えるでしょう。明らかに上位ブランド、BLAX(ブラックス)と同じ方向性を持っていると判断できます。価格がもっと高かったとしても買う価値は十分にあるでしょう。という事は、音質から換算されるコストパフォーマンスは極めて高いことになります。

〇音質傾向
豊かな余韻、それでいてしっかり締まった低音。ぶっ飛びの高音質。

〇締める or 緩める
締まる。

〇ウエットorドライ
ウエット気味

〇透明感 or 深み
深みが強い上に透明感が高い。



カロッツェリア RS-A99X

カロッツェリア
RS-A99X 
クラス AB
定格出力  50W×4ch(4Ω)
      75W×4ch(2Ω)
     150W×2ch(4Ω BRIDGE)


カロッツェリアXシリーズのパワーアンプで、これも初登場は2010年と結構古いです。
アンプやスピーカーは古いから悪いとは言えず、極端な言い方をすれば、ヴィンテージと呼ばれる、古いアンプやスピーカーの中にも、現代でも十分通用するものもあります。このアンプは、販売歴が長いことも相まって、エモーションでもかなりの数を取り付けている機種です。
方向性は“ハイスピード&高解像度”で、ひたすらリアルさを狙った感じ。それでいて下位モデルのPRS-A900よりも更に余韻や艶が質感高く再現されます。低音はどちらかと言えば、やや緩める方向性で、がっちり締めるタイプではありません。

〇音質傾向
ハイスピード、高解像度。極めてリアルで広い音場感、定位の輪郭が明瞭になりやすい。

〇締める or 緩める
やや緩める方向性。

〇ウエットorドライ
中間よりもややウエット気味

〇透明感 or 深み
透明感が強いながらもやや深みを持つ。



シンフォニ Precision one

シンフォニ
Precision one 
クラス A
定格出力  25W×2ch(4Ω)
      35W×2ch(2Ω)
     180W×1ch(4Ω BRIDGE)


シンフォニ Heritage one

シンフォニ
Heritage one 
クラス AB
定格出力  65W×2ch(4Ω)
      85W×2ch(2Ω)
     300W×1ch(4Ω BRIDGE)



イタリアには、優秀なアンプメーカーが数多く存在します。オーディソン、ステッグ、モスコニ、どれも音楽性豊かで魅力的な音を奏でるメーカーばかりですが、このシンフォニもその一つ。実際に試聴テストを行った際には我々も大きな驚きをもって迎え入れました。
同社には、Heritage bi-oneという4チャンネルアンプも存在しますが、ここでご紹介しているPrecision one(プレシジョン・ワン)とHeritage one(ヘリテージ・ワン)の合計金額と同じ価格です。であればこちらの方がより良くなります。
パワーは必ずしも必要ではないが、音の粗さとひずみが目立ってしまうのが高音域です。従ってツイーターには、A級のPrecision oneを用い、パワーが必要だがアンプの粗は目立ちにくい中音~低音、即ちミッドバスにはAB級のHeritage oneを用います。適材適所な振り分けによる効果により、AB級4chのHeritage bi-oneよりも高音質化します。
音の方向性は非常に落ち着いた感じとなり、大人の音と言った風情を帯びます。艶が非常に良く出ます。まさにこの艶こそがシンフォニの真骨頂だと言えるでしょう。低音は引き締める方ではなく、柔らかくさせます。ややヴィンテージな印象もありますので、余韻は程々、情報量は抜群で、聴こえなかった音が沢山出てきます。

〇音質傾向
暖かいウオームトーンだが十分に余韻を持つ、艶があり美音。

〇締める or 緩める
やや締める方向性。

〇ウエットorドライ
中間よりもややドライ気味

〇透明感 or 深み
深みが強いながらも透明感がある。



ブラックス GX2400

ブラックス
GX2400 
クラス AB
定格出力 150W×4ch(4Ω)
     240W×4ch(2Ω)
     480W×2ch(4Ω BRIDGE)


ドイツ・オーディオフィッシャー社にはブラックス、ヘリックス、マッチの3ブランドがありますが、その中でもブラックスは最上位ブランドです。ブラックスのパワーアンプには、最上位シリーズのMXシリーズと、このGXシリーズがありますが、MXシリーズは、一般的な人が貯金で買えるレベルを超えた価格です。
このGXシリーズは、3年ほど前にモデルチェンジを行い、MXに近い音になりました。何れにしましても、ブラックスは現在カーオーディオにおけるパワーアンプの最高峰の一つだと思います。大抵のスピーカーはこのアンプの前にひれ伏すしかなく、もはや相性云々をいう次元にはなく、どのようなスピーカーであっても、このアンプで駆動することにより、持てる能力の全てを発揮できるようになります。それが例え低価格なスピーカーであっても、よしんば純正スピーカーであってもです。そのような能力はハイエンドクラスのパワーアンプだけが持っています。70万円や80万円、中には100万円をこえるものも普通に存在するハイエンドアンプの中にあって、ハイエンドクラスの音を僅か38万円で実現したのがBLAX GX2400なのだと思います。

〇音質傾向
パワー感、美しさ、艶、響き、全て併せ持つ。

〇締める or 緩める
締める方向性。

〇ウエットorドライ
ウエットとドライの両立

〇透明感 or 深み
極めて高い透明感の中に深遠な深みを持つ。




10万円のアンプを購入して、10年で4回買い替えるのか、それとも40万円のアンプを購入し10年間使うのか。
どちらが良いかは好き好きでしょう。

しかしながら、40万円もするようなパワーアンプの音は、10万円前後のパワーアンプをどれだけ買い替えようと決して経験することができません。このクラスのアンプの音を経験したければ、このクラスのアンプを入手するしかないのです。

先に述べましたように、より新しいアンプの方がより良い音がするという事はありません。大きなイノベーションでも起こらない限りあり得ないでしょう。であれば、ハイエンド級のパワーアンプを購入し、10年以上使い続けた方が良いという事になります。


アンプとスピーカーの相性エモーション流、見極め方


では、ここからは、アンプとスピーカーの相性について説明してまいります。
ただし、相性は受け取る人によって大きく異なることがあります。従いまして、この組み合わせ法はエモーション独自の考え方だとお受け止めください。それでも少しは参考になろうかと思います。


~~~スピーカーに完璧はないという事実に立脚した組み合わせ法~~~


スピーカーと言うオーディオ機器に、完璧はありません。これはスピーカーに限らず、全てのオーディオ機器にも言えることなのですが。完璧なものがあれば、どのスピーカーも同じ素材、同じメカニズムで作られるはずです。しかし現実はどうでしょう。様々な素材、様々なメカニズム、様々なシステムがあり、どれを選べばベストなのか、誰にも分りません。
他のオーディオ機器でもそうですが、その傾向が最も強いのがスピーカーです。

スピーカーは、現在主流のダイナミックコーン型が登場したのが1920年ごろ。既に100年経過しています。それから現在に至るまで、大きな変化はありません。つまり完成された工業製品であるという事になります。
完成された工業製品とは例えば工具のドライバーや食器類など。それらは時代に応じた変遷はあってもその基本構造は変わらない。いや完成されているが故に変えられないのです。しかし完璧ではありません。
もし完璧が存在していれば全て同じ素材、同じ構造、同じシステムになっているだろうからです。完成されている工業製品だからこそ、完璧が存在しえないのだと思います。


~~~好みゆえに、完ぺきとはなれない~~~


完成された製品とは、どこかに必ず不自由な部分を持ちます。それがスピーカーの場合、音色です。
例えば高音がブリリアントで強く出ているオーディオ機器を、「音が明るくてクリアネスが高い」と好意的にとらえる人がいる反面、「高音がうるさくて耳につく」と否定的にとらえる人もいるでしょう。
つまり、人の側に好みの差があるからこそ、完璧は無いのだと言い換えることもできます。人の感覚に均一性が無いがゆえに、完璧とはなりえないのがスピーカーです。
また音色が概ね好きなスピーカーであっても、「この部分が気に入らない」という事もあるでしょう。


~~~完ぺきではないものを補う所に、組み合わせの真髄がある~~~


エモーション流のスピーカー、パワーアンプを組み合わせ方には、以下の二つの考え方があります。

・スピーカーの欠点を補うパワーアンプを組み合わせる。
・スピーカーの長所をさらに伸ばすパワーアンプを組み合わせる。

先に述べました通り、スピーカーに完璧はありません。また好きなスピーカーであっても、部分的には気に入らないと思う所があるかも知れません。
ご自分のスピーカーに、気に入らない点があったとしたら、それを補ってくれるようなアンプの組み合わせがいいでしょう。逆に問題点を感じないスピーカーであれば、スピーカーの持つ長所をさらに伸ばすような組み合わせがいいでしょう

ほとんどの組み合わせで完全な失敗というものは少ないですが、次のような組み合わせは避けるべきだと思います。


〇スピーカーの欠点を強調するようなパワーアンプの組み合わせ。

例えば、中低音に厚みがなく、すっきりしすぎているスピーカーがあって、あなたがそれを気に入らないと感じているときに、中低音をすっきりさせるタイプのアンプを選んだらどうなるでしょうか。増々好みの音からは外れていくでしょう。
中低音域がすっきりしていることは悪いことではありません。それが好きな人もいます。しかしあなたがそれを望まないのなら、中低音域に積みを持たせるアンプを選ぶことが正しい選択となります。


それでは、エモーションで良く販売しているスピーカーに、相性の合うアンプを紹介してまいります。まずはスピーカーの長所と短所をご説明し、その長所を伸ばす組み合わせと、短所を補う組み合わせで、代表的なパワーアンプをご紹介します。
価格は、スピーカーのグレードに合わせるつもりですが、スピーカーとアンプが同じグレードのものである必要は全くありません。その理由は後述します。

何度も言いますが、スピーカーに完璧はありません。私が皆さんのお好きなスピーカーの欠点を挙げていても、どうかお気を悪くなさらず、さらなる良い音を得るための貴重なデータとしてお考えください。



モレル MAXIMO Ultra 602 カロッツェリア GM-D8400 ロックフォード・フォズゲート R2-300X4

ヘリックス P62C ステッグ QM75.4 ザプコ ST-4X SQ

ECS ET-160W ステッグ QM75.4 MTX JH3004

カロッチェリア TS-V173S カロッツェリア PRS-D800 ロックフォード・フォズゲート T600-4

モレル MAXIMUS 602 カロッツェリア PRS-D800 ヘリックス H400X

ダイヤトーン DS-G300 MTX JH3004 ロックフォード・フォズゲート T600-4

カロッツェリア TS-Z172PRS カロッツェリア PRS-D800 ヘリックス C-FOUR

フォーカル ES165K2 カロッツェリア RS-A99X ヘリックス C-FOUR

モレル MAXIMO Ultra 602 ロックフォード・フォズゲート T600-4 MTX JH3004



アンプ組み合わせの極意は
今あなたがお持ちのスピーカーをどう思っているかで決まります

例えば、あるスピーカーに、低音に締まり感がないという特徴があったとします。
リズム感のある低音が好きな人にとってはこれが短所になりますが、低音は柔らかい方が好きだ思っている人にとっては短所にはなりえません。

このように、音に対する受け止め方は人それぞれで、今お使いのスピーカーに、若しくはこれから買おうとするスピーカーに、どんなアンプを組み合わせるべきかは、そのスピーカーをどう感じているかに依ります。
稀にですが、一つのアンプで長所を活かし、短所を補う、黄金の組み合わせがあります。
現役で販売されているモデルの中の、黄金の組み合わせを1つご紹介します。


~~~アンプとスピーカーの組み合わせ総評~~~


上でご紹介した組み合わせを見る限り、カロッツェリアは自社スピーカーとパワーアンプの組み合わせをよく考えて音作りしているように見受けられます。
また、フォーカルのミッドバスは奥行きがあり、ストロークが長いため、低音が良く伸びますが、ストロークが長いという事はそれだけコーンが止まりにくいという事にもつながるため、柔らかい低音がお好きではない方の場合、低音を硬く締めるタイプのパワーアンプが適しています。

このように、スピーカーの特徴を知り、それをさらに好みの音に近づけるようパワーアンプを組み合わせていきます。

その好みは人それぞれです。これが正解というものはありません。



今回はレギュラークラスとミドルクラスに絞って組み合わせ例を挙げましたが、ハイエンド級になるとそれぞれのユニットの欠点が減るため、組み合わせの幅はもっと多くなります。
また極稀にですが、短所を解消し長所を活かすという、奇跡の組み合わせも存在します

ディナウディオ MD102+MW-162 ロックフォード・フォズゲート T600-4

ディナウディオのエソティックシリーズと、ロックフォード・フォズゲートのパワーシリーズAB級は、長所を伸ばし短所を補い合う非常に優れた組み合わせだと思います。
このような組み合わせは稀に存在しますが、私のオーディオ歴の中でも10もない程度です。


もし、今お使いのスピーカー、若しくはご購入希望のスピーカーに合わせるパワーアンプがどうしてもわからないという場合は、ご遠慮なく、エモーションへお問い合わせください。懇切丁寧なご説明と的確なアドバイスを差し上げます。






パワーアンプを装着する際に、どのくらいの金額が掛かるのでしょう。
実は、パワーアンプは取り付け費の固定が最も難しい分野です。車によって装着可能な位置も異なりますし、それによってケーブルの長さも異なります。またアンプのサイズも様々で、小型の物であればシート下に装着可能であっても、大型のものではラゲッジにしか装着できません。

そこで、様々なシチュエーションを考慮しつつ、パワーアンプを装着する際に必要となる費用について、大まかな目安を皆様にお示ししたいと思います。


~~~アンプの価格、値引き率はものによって異なります~~~


パワーアンプをカタログ価格のままで販売することはありませんが、その値引き率はものによっても、またブランドによっても異なります。従いまして、ここで明確にお伝えすることはできませんので、お問い合わせをください。
尚、エモーションにて販売する新品のパワーアンプは、全て正規品で保証の付いたものです。保証修理時の脱着工事なども無料で行っております。


~~~パワーアンプにはケーブルが必要、安くて高音質なケーブルとは~~~


パワーアンプを装着する際には、バッテリーからパワーアンプへ電源を繋ぐための「電源ケーブル」と、ナビやオーディオプレイヤー、DSPなどから信号を伝達するための「RCAケーブル」が必ず必要になります。

これらのケーブル類は音質に影響を与えます。
「自分は素人だからケーブルの音の違いなんて判らないよ」と言われる方がいらっしゃいますが、そういう方にケーブルを変えて聴き比べしていただくと、ほぼすべての方がその違いをご理解いただけます。従って何でもよいというわけにはいかないわけです。

エモーションでは、低価格なRCAケーブルの徹底試聴を行いました。
トータルのコストを安くするため、1m当たり3,000円前後のRCAケーブルを数種類集めて比較試聴を行います。その中には、ネット上で音が良いと言われている同価格帯のケーブルも多く用意しました。
その中に、一つだけ抜きんでてよいRCAケーブルを見つけました。



まさかこれが出て来るとは思っていなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オーディオテクニカのAT-CA64は、同社のカー用オーディオケーブルの中では最も低価格な部類です。これよりも下は電気店の展示棚に吊り下げられて売ってあるような汎用ケーブルしかありません。
安くてよいケーブルを求めて、同価格帯のもの数種類と比較試聴しましたが、何度聞いても、何度試しても、AT-CA64が一番良いのです。それもはっきりとわかるほど。我々だけではなく、たまたま居合わせたお客様や常連のお客様にも聞いていただきましたが、皆さまこれが一番いいと言われます。
因みに、お客様のお一人から聞いたのですが、このケーブルはネット上ではバカにされているケーブルだとのこと。使っていれば舐められるケーブルだとのこと。

とんでもありません。何事も論より証拠です。一対で比較試聴を行えば、AT-CA64は決して舐めてかかるなんてことはできないRCAケーブルであることがすぐに判るでしょう。
少なくとも今のところ、私たちがテストした1m当たり3000円クラスのRCAケーブルでは、問題なく使用できる、音の良いケーブルであるという事は断言できます。


~~~格安販売のために、ケーブル類をキット化~~~


RCAケーブルは、4チャンネルアンプを用いた、フロント2WAYマルチシステムの場合、2ペア必要です。
それに、シャークワイヤーの電源ケーブルAWG8を加え、ヒューズやヒューズホルダー、端子類をセットにして、税込¥16,500円でご提供しております。

これを「エモーションセレクト」と銘打って、パワーアンプご購入時の必要パーツとしてお見積りに追加いたします。



エモーションセレクトは、アンプの設置位置がどこであろうと、ケーブルの長さがどうなろうと、全て以下の価格でご提供しております。

4チャンネルアンプ1台設置の場合
¥16,500(税込)

2チャンネルアンプ1台設置の場合
¥13,200(税込)

モノラルアンプ1台設置の場合
¥13,200(税込)




より立体的で魅力的な音になる様な高品質なケーブルも準備しております。
これらも何度も試聴テストを行い、間違いなく音質向上するものばかりを選んでご提案しております。

ケーブルによる音質向上は僅かなものとは言えず、中には5万円のパワーアンプと10万円のパワーアンプの音質差と同等レベルの差を実現するものもあります。
エモーションでは、それくらいの音質向上を実現できるケーブルでなければ、お勧めすることはありません。セレクト品を遥かに超えたケーブルもまた、驚いて、喜んで頂けるでしょう。

お気軽にお問い合わせください。







~~~パワーアンプの設置費用について~~~


パワーアンプを取り付けするには、アンプ取り付け費のほかに、配線を見えないように引き込むワイヤリング費用、場合によってはアンプの下に敷くアンプボード、大型アンプをシート下に設置した場合、後方へはみ出した部分を後部座席の人の足から守るアンプガード、アンプを入れるアンプボックスなどが必要となります。
これらは、アンプを設置する場所などによって変動します。

以下に一覧を記しておきますが、ご自分のお車にアンプを設置する際には、お気軽にお問い合わせください。また、以下の価格は全てエモーションにてパワーアンプをご購入され、取り付けをされる場合の工賃です。パワーアンプお持ち込みの場合は別途お見積りとなります

〇アンプ取り付け費
・小型、中型アンプ ¥10,000~
・大型アンプ ¥15,000~
(車種により変動します)

1、ワイヤリング費用   ¥10,000~
4チャンネルアンプを一台設置する場合に、バッテリーからアンプへの電源ケーブルと、RCAケーブルを2ペア引くときの金額の基準です。車種によって金額が変わることがあります。

2、アンプボード  ¥15,000~
パワーアンプの設置場所が平面ではない場合に、アンプの下に敷くボードです。大きさや構造によって価格は変動します。

3、アンプガード  ¥15,000~
シート下に大型のアンプを入れた場合に、後方へはみ出すことがあります。リアシートに座った人の足からアンプを守るためのカバーです。

4、アンプボックス ¥20,000~
パワーアンプを設置するボックスです。放熱も考慮した構造です。



例1、小型の4チャンネルアンプ1台をシート下に設置した場合。
ケーブル類
¥15,000

アンプ取り付け費
¥10,000

ワイヤリング費用
¥10,000

合計
¥35,000 税込¥38,500



例2、小型の4チャンネルアンプを、アンプボードを用いてラゲッジ床下に設置した場合。
ケーブル類
¥15,000

アンプ取り付け費
¥10,000

アンプボード製作費
¥15,000

ワイヤリング費用
¥10,000

合計
¥50,000 税込¥55,000


お好きなパワーアンプの価格に、この取り付け費用を加えた金額を、大まかな費用の目安としてお考えください。


~~~カスタムインストレーション~~~


カスタムインストレーションとは、アンプやサブウーファーなど、ラゲッジスペースに積み込むオーディオ機器を全て隠したり、LED照明などを駆使してオーディオ機器を引き立てるように見せたりする手法の事です。

〇 価格が決まっているカスタムインストレーション


アンプボックス、フェイスカット



ヒドゥンインストレーション・スタンダード


ヒドゥンインストレーション・スタンダード ¥132,000税込

ヒドゥンとは隠すという意味です。その名の通り、オーディオ機器を全て隠しこむインストール手法のことを指しますが、一般的にはサブウーファーやパワーアンプなどを、ラゲッジの床下スペースに隠しこみ、表面はフラット化して何もついていないように見せる方法のことを指します。フロントドアへミッドバスをインナーバッフル装着する際にも、目視からは隠されますが、これはヒドゥンインストレーションとは言いません。

この他に、アンプ取り付け費、ワイヤリング代などが必要となります。サブウーファーを入れる場合はエンクロージャー製作費も別途必要になります。

上蓋は非常に丈夫なものを用いますので、上から重たい荷物をたくさん載せられても大丈夫です。それでも低音はしっかりと抜けて来る構造になっています。


ヒドゥンインストレーション・プレミアム


ヒドゥンインストレーション・プレミアム ¥220,000税込

隠しこむヒドゥンインストレーションと、オーディオ機器を見せるインストレーションの複合です。

スタンダードではベースと上蓋だけの構成だったのが、上蓋を外すとオーディオ機器を見せられるように美しく、かっこよくデザインしたヒドゥンインストレーションです。
LEDやアクリルパネルなどを用いて更にデザイン性を高める工夫をご要望される方も多くいらっしゃいます。
この他に、アンプ取り付け費、ワイヤリング代などが必要となります。サブウーファーを入れる場合はエンクロージャー製作費も別途必要になります。



〇 アワーレートで価格を算出するカスタムインストレーション


カスタムの中には、お客様と念密に打ち合わせし、オリジナルのデザイン、オリジナルの手法を用いてラゲッジを作成するカスタムインストレーションがあります。



このようなカスタムインストレーションは、オリジナリティが極めて高く、お客様お一人お一人が異なるご要望を持たれます。従いまして、お客様との打ち合わせの上、方向性が決まりましたら、それにかかる時間を算出いたします。

それに、エモーションのアワーレート(1時間当たりの工賃)をかけ、それに材料費を加えた金額でお見積りいたします。施工後、実際の施工時間が最初の算出時間よりも多くかかってしまった場合でも、お見積り以上の加工費は追加請求いたしませんのでご安心ください。



TEL 092-939-0789







さて、ここからはパワーアンプについてもう少し掘り下げたお話をさせていただきたいと思います。

ご興味のある方だけ、お読みいただければ結構です。

多少、理論的な話も交じりますが、何方でもご理解いただけるよう、複雑な回路や計算式などは避けて説明します。(何とか努力します)


~~~アナログ増幅方式とデジタル増幅方式~~~


パワーアンプは、音声信号を、スピーカーを駆動できる電力にまで増幅する仕事をしているというのは、冒頭でもお伝えしました。




アナログ増幅方式 = A級 B級 AB級

デジタル増幅方式 = D級


アナログ増幅方式とデジタル増幅方式の決定的な違いは、効率にあります。
定格出力時に電源側はどのくらい消費しているかを割合で出したものを、「電源利用効率」と呼びます。


AB級の電源利用効率 = 50%前後

D級の電源利用効率 = 90%以上


このように、一見複雑に見えるD増幅の方が実は効率がいいのです。それも圧倒的です。

アナログ増幅方式の電源利用効率は様々で、A級はとても悪く、B級は良くなります。その為中間のAB級で表しましたが、AB級の電源利用効率は50%前後、つまりアンプが100W出力している時、電源側の消費電力は200Wという事になります。その差100W。
この失われた100Wは全て熱となるため、アナログ増幅方式は発熱しやすくなります。
その為、放熱フィン(ヒートシンク)も熱量に合った大きさとする必要があり、電源部も十分な電力を確保するために、パーツが大型化することがあります。
その為、高出力や高音質を狙うと、すぐに価格が高騰します。

一方、D級アンプの電源利用効率は90%以上、これだと100W出力しているときの消費電力は、111Wになります。出力との差は11Wしかなく。AB級と比べ発熱量がかなり少なくなることから、放熱フィン(ヒートシング)を大型化する必要がなくなるため、ケースを小型化できます。
また、強力な電源が必要ではないため、トランスやコンデンサなどの電源パーツも小型のもので済みます。従って小さなボディとすることが可能です。

これが、D級アンプがサイズの割には出力が大きいことの理由です。パーツや筐体が小さくて済むという事は、低価格化が可能という所にもつながります。


~~~アナログ増幅方式とデジタル増幅方式、費用対効果の差~~~


アナログ増幅方式であるAB級と、デジタル増幅方式であるD級とは、効率が違うと申し上げました。実はこれが音質にも影響を与えます。

効率が良いD級は、小型でも十分な出力を出せることから、低価格でも良い音がするものが多いという特徴があります。一方AB級は、効率が悪いとはいえ、電気を食わせれば食わせるほど出力は上がり、バイアスが安定しますので、どんどん音が良くなっていきます。音質の評価では次のようなグラフが判りやすいでしょう。

AB級アンプは、金額が高くなるにしたがって音質もよくなっていきます。金額が高くなるという事は、それだけ良いパーツ、大型のパーツを使えるようになり、大電力を使ってバイアスを安定させ、A級に近い駆動バイアスに設定することもできます。その分、多く熱が出ても、高価な大型ヒートシンクも採用できるし、ファンを装着することもできるため、お金をかけることさえできれば問題ありません。

つまりAB級は物量を投入するほど、音を良くすることができるという事になります。
これが、金額=音質となる理由です。


~~~D級アンプは物量投入してもそう大きな音質向上はない~~~


対してD級は、金額が高くなってもそれほど音質は向上しません。元々電源利用効率が良いために大きな電源部を必要とせず、小電力でも安定しています。
その為、5万円以下の分野では、D級アンプの音質の方が上である場合が多くなります。
しかし元々小電力で安定しているものに、大電力を与えようと物量投入してみても、大きな変化を得ることはできません。


~~~5万円以下ならD級、10万円以上ならAB級、5万円~10万円ならどっちも~~~


グラフの中の、5万円から10万円まではグレーゾーンで、この範疇にあるアンプには、良いAB級も良いD級も存在しています。AB級とD級の品質差がほとんどない価格帯なのだという事になります。

10万円を超えてくると、流石に良いAB級の方が目立ってきます。価格的に物量投入が可能となり、大型の電源部と大型で高効率のヒートシンクを装着することができるようになるからです。

このことから、5万円未満ならD級アンプを、10万円以上ならAB級アンプを選んだ方が良く、5万円から10万円未満の範囲内であれば、どちらでも好きな方を選ぶことができるという事になりますね。

ただし、それはあくまで今のところです。

D級アンプは、電源利用効率が高い。それはとりもなおさず、お金をかけずとも良い音が出せると言い換えることが出来るアンプなのです。
今はまだ、お金をかけて作られたAB級アンプにはかないませんが、AB級よりもはるかに新しい技術であるD級アンプが、将来目覚ましく発展したとしたら、もしかしたら、現在の30万円クラスのAB級アンプの音を5万円のD級アンプが凌駕する日が来るかもしれませんね。


~~~D級アンプは、サブウーファー駆動に向いている~~~


もう一つDアンプの特徴として挙げられるのが、ダンピングファクターの高さがあります。
ダンピングファクターが高いとスピーカーへの制動力(止める力)が高くなります。その結果、非常に締まった低音となりやすいという特徴が生まれます。これが、D級アンプがサブウーファー駆動に向いていると言われる所以です。

またサブウーファーの場合、再生帯域が低音に限られます。特にカーオーディオの場合、サブウーファーの再生は非常に低い帯域のみに限定されることが多く、様々な音とハーモニクスが絡み合うフルレンジ(フロントスピーカーの担当帯域)を再生する必要はありません。その為、駆動力と制動力さえ高ければ、サブウーファーの音質は向上します。
D級アンプは、少ない電力で動くことが出来るうえ、ボディサイズや消費電力が同じ規模ならAB級よりも高い駆動力、制動力を発揮します。音の艶や余韻、質感などが求められないサブウーファー帯域に於いては、D級アンプの方が向いていると言えるでしょう。


~~~アナログ増幅方式のA級、B級、AB級の違いについて~~~


ホームオーディオでは、アナログ増幅方式におけるA級やAB級の違いについて論じられることが多いのですが、カーオーディオではあまり話題に上ることがありません。
それは、カーオーディオ用のパワーアンプの、ほぼすべてがAB級かD級のみで、A級は稀にしかなく、純A級ともなると、カーオーディオの歴史上でも数えるほどしか存在しないからです。
A級やAB級の違いを理解するためには、電気的な知識が必要となります。
この稿の最初に文系の方にも理解しやすい内容でとお約束しましたので、ここではそれぞれの特徴を述べておきます。


A級は音質評価が高いことが多く、主に中高音域~高音域にかけての艶や余韻が美しいと言われます。その代り電気を食います。電源利用効率が非常に悪いのが特徴です。
しかしA級と呼ばれるものは、ある程度の出力まではA級として動作し、ある一定の出力を超えるとAB級として動作するダイナミックバイアス方式のものが一般的です。
カーオーディオの場合、A級駆動領域が、定格出力の半分以上の場合にA級を名乗ることが多いように思えます。例えば、定格出力60Wと表記されていれば、30W程度まではA級で駆動しているアンプを「A級アンプ」と表記する感じです。
ダイナミックバイアス方式ではない、全ての出力に於いてA級駆動方式を採用しているものを純A級と呼びます。純A級アンプは、カーオーディオの歴史上では数えるほどしか存在していません。

B級はアナログ増幅方式としては電源利用効率が高く、パワーを出せます。しかし歪みが多く音楽再生には向いていないと言われます。選挙の時などによく見かける街宣車についている拡声器などは、言葉が聞き取れればよく、音質は求められません。その為B級アンプが使われることが多かったのですが、昨今ではこれもD級に変わりつつあるそうです。それもD級アンプをさらに簡素化したE級アンプと呼ばれるものです。

AB級は、A級の良い所とB級の良いところを取ったもので、ダイナミックバイアス方式を用いて、低出力時にはA級、高出力時にはB級駆動するものです。この方式は、純A級以外のA級アンプと同じです。
どの程度の出力までをA級とし、どこからをB級とするのかについては、各社様々で、一定していません。
B級の問題となっている歪みは、「スイッチング歪み」とか「クロスオーバー歪み」などと呼ばれるもので、この歪みは高音域に於いて顕著に目立ち、低い周波数になるほど目立たなくなります。そして、大音量時にも目立たなくなります。
AB級は、小出力時はA級駆動で、大出力時にB級駆動となるよう設計したものを指しますが、A級駆動出力の割合が多い程、つまりA級に近いほど、音質の評価は高くなりますが、電気を食うようになるし発熱も増えますし、何よりパーツが大型化し高額化しますので、アンプの価格は高くなります。カーオーディオにおけるアナログ増幅方式のアンプは、99%以上がAB級だと思って構いません。


~~~カーオーディオには何故A級や純A級が極端に少ないのか~~~


これは電源の問題です。
単純な話ではありませんが、判りやすく説明しますと、普段誰もが口にする電力、これはW(ワット)で表示されます。普段何気に、「この電球は60W」とか、オーディオ好きな方でしたら「このアンプの定格出力は100W×4だ」などと口にしていますよね。このWは、電流×電圧で求められます。単純な掛け算と割り算だけの問題ですのでどうかついてきてください。

車の電源電圧は12V(ボルト)、家庭用電源の電圧は100Vです。
100Wの消費電力を得るためには、それぞれ何A(アンペア)の電流が必要でしょうか。
答えは、車の場合は約8.3A、家庭用の場合で1Aです。
なんと電流が約8.3倍も違います。

電流と言うのは電気が流れる量ですから、少ない電流はちょろちょろ流れる小川、大きな電流は滔々と流れる大河とイメージしてください。
当然電流が多いほど、発熱量が増えますしパーツは大きくならざるを得ません。車の場合、そこが問題なのです。

ホームオーディオもされている方ならご経験がおありだとは思いますが、A級アンプの発熱量は半端じゃありません。天板は触れないほどに熱くなります。
この発熱量は、出力W数が大きくなるほど増えます。
この半端なく発熱する物体を車のラゲッジ(トランク)やシートの下に置くことはあまり良くありません。
電流量も凄いです。25年ほど前に発売されていた純A級の30W×2チャンネルアンプを実験したことがあるのですが、電源に流れる電流は最大で100Aを超えました。ホームオーディオだと恐らく同じ出力でも15Aくらいで済んでいたでしょう。
100Aと言えば、スターターモーターがエンジンを回し始めた瞬間くらいの電流で、車の電源はそのような大電流が連続して流れることを想定してできてはいません。渋滞時など、アイドリングで止まっている時間が長いと、バッテリーは上がってしまうでしょう。

純A級アンプは、どんなに頑張ってもカーオーディオとして用いるならば、15W×2チャンネルくらいが限界だと思います。しかしそれでは出力が低すぎてプアな音にしかなりません。
これが、カーオーディオに純A級アンプがほとんど見当たらないことの原因です。

強力な電源部を持ったAB級であれば、A級にも決して劣る音ではありません。それもカーオーディオ用のパワーアンプのほとんどがAB級である理由なのではないでしょうか。

AB級より数は少ないですが純A級よりは多い、ダイナミックバイアス方式のA級は、実質純A級に近いAB級と言っても過言ではありません。常識的な音量の範囲内ではA級で動いているためそう呼ばれています。純A級と比べると電流量は少ないですが、それでもAB級アンプのように数百Wもの出力を持たせると、純A級並みに電流が流れることになります。従って、A級アンプは50W程度が使用できる限界のようです。

もしA級をお使いになられたいのであれば、大きなパワーを必要とせず、B級駆動による歪みが目立ちやすい中高音域、即ちミッドレンジやツイーターに使用するとよいでしょう。


~~~スピーカーを止めるアンプの力、ダンピングファクターとは何か~~~


オーディオマニアの間で語られることにある「ダンピングファクター」と言う言葉を耳にされたことのある方がいらっしゃるかもしれません。これはスピーカーを止める力と解釈していただいて構いません。

少し難しい話になりますが、ついてきてください。
ピーカーはコイルに信号を流して動きます。実は動くことにより、自分でも発電をします。この自家発電した電力は、アンプから送られる電力とは逆方向に発生するため、「逆起電力」と呼ばれます。更にスピーカーは自分で発電した電力で自分を動かそうとすることにより、アンプからの信号による動きとは逆方向に動く事となりますので、これがブレーキとなって止まります。
ここまでは何の事だかわからなくても結構です。

ダンピングファクターは、スピーカーのインピーダンス(カー用の場合普通は4Ω)を、アンプの内部抵抗で割った値で表します。

これも簡単な割り算の問題です。
例えば、内部抵抗0.04Ωのパワーアンプに、4Ωのスピーカーを繋いだ場合、4÷0.04=100、と言うわけで、ダンピングファクターは100という事になります。
この数値が高いものほど、スピーカーを止める力の強いアンプだと思っていただいて構いません。つまり「硬く締まった低音を出せるアンプ」という事になるのです。
今度は、同じアンプに、2Ωのスピーカーを繋ぐと、2÷0.04=50となり、ダンピングファクターは下がります。つまりダンピングファクター、即ちスピーカーを止める能力は、接続するスピーカーのインピーダンスが下がれば落ちるという事になります。
要するに、スピーカーやサブウーファーを並列で繋いで用いた場合、アンプからより多くの出力を引き出せる代わりに、制動力は落ちるので、低音を引き締める能力は下がると思ってください。


~~~ダンピングファクターが高いほど良いとは必ずしも言えない~~~


高いダンピングファクターは、スピーカーの制動力に大きな力を発揮しますが、ダンピングファクターが高いほど良いとは必ずしも言えません。
これはスピーカーのコーンが止まりにくくなる要素を考えると判りやすいと思います。

・音が大きいほど。
・低音が大きい程
・スピーカーのダンパー(スプリング力)が弱い程
・スピーカーの振動板が重い程

例えば、コンサートホールだとか、野外の音響設備などでは、音を大きく鳴らさなければなりません。そうすると必然的にスピーカーは大きく振幅しますので、止まりにくくなります。その為、そういった環境で用いるプロ用と呼ばれるパワーアンプのダンピングファクターは、1000とか2000、更には5000以上のものも多く存在します。
低音用のサブウーファーなども大きく振幅するため、ダンピングファクターの高いアンプが良いでしょう。

カー用のスピーカーでも、振動板を押してみたら柔らかく、振動系重量も重く、ストロークがあって低音がよく出るものは止まりにくいスピーカーですので、ダンピングファクターが高いアンプは非常に良い組み合わせとなりうるかもしれません。

しかし、元々ダンパーが硬くて、振動板が軽いスピーカーだったらどうでしょう。そのようなスピーカーにダンピングファクターが極端に高いパワーアンプを組み合わせると、硬くて聴き辛い音になってしまう場合もあります。
そういうケースではダンピングファクターは寧ろ低い方が良い場合もあります。

要は組み合わせ次第なのです。あまりダンピングファクターに気を取られすぎるのも良くないと思います。


~~~スピーカーの値段とパワーアンプの値段は合わせるべきか~~~


昔からよく言われていることですが、例えば、10万円のスピーカーを鳴らすのであれば10万円のパワーアンプでなければならない。100万円のスピーカーを鳴らすのであれば、100万円のパワーアンプでなければならないなどと‥‥

これは、ホームオーディオの場合であれば、ある程度は正しいと思います。
ホームオーディオの場合、スピーカーの価格の違いは、スピーカーシステムの規模の違いとなる場合が多いからです。

例えば、とあるメーカーの同じシリーズのスピーカーだと、最低価格のものは大抵が16㎝か13㎝の2ウエイ、ブックシェルフ型ですが、最上位機種になると、25㎝ウーファーや、20㎝ダブルウーファーを用いた3ウエイや4ウエイシステムになります。
当然、口径が大きなスピーカーの方がより負荷は大きくなりますので、組み合わせるアンプにも駆動力・制動力が必要となります。マルチウエイの数(スピーカーユニットの数)が増えても同様です。
パワーアンプは物量を投入しないと、駆動力・制動力は上がりません。物量投入すれば、当然、価格は高くなります。
それを判りやすく言うために、スピーカーとアンプの価格を合わせるという言い方は、不完全ですが必ずしも間違ってはいないと思います。
しかしカーオーディオの場合、スピーカー口径は17㎝ばかりです。振動系重量の違いや耐久入力の違いなどにより、必要とするアンプの駆動力、制動力に、若干の差はありますが、口径(大きさ)の差やシステム規模の差と比べると、そう大きくな違いがありません。
従って、カーオーディオに関しては、スピーカーの価格とアンプの価格を合わせるという図式は成り立ちません。正確に言うのならこうなると思います。


スピーカーとパワーアンプは良くなる部分が異なる。
スピーカーを良くすればスピーカーの分だけ
アンプを良くすればアンプの分だけ、
音は良くなる。
なぜならスピーカーは動くものであり、
パワーアンプは動かすものだからです。

これが答えだと思います。
実際、過去にお客様のご要望で、50万円の高級アンプを純正スピーカーに接続して鳴らしたことがあります。
スピーカーが純正のままとは到底思えない、凄い音が出ました。やはりアンプの力は絶大だと納得しましたが、その数年後、同じお客様の同じアンプに、今度は30万円のスピーカーを繋ぐことになりました。その時の音質向上も半端ではなく、やはり純正スピーカーではだめなんだ。最初の感動は何だったのだと感じたことをよく覚えています。

パワーアンプもスピーカーも、良いものを買っておけば絶対に無駄になる事はありません。またどちらも技術工芸品です。
モデルチェンジしたからと言って、必ずしも良くなるとは限りません。ずっと使っていける逸品です。
「内蔵アンプだから高級スピーカーは鳴らない」とか、「安いスピーカーに高級アンプは似合わない」などという事は決してありません。スピーカーを良くすればスピーカーの分だけ音が良くなり、アンプを良くすればアンプの分だけ音が良くなります。オーディオはあなたに期待に必ず応えてくれます。


パワーアンプを装着すると、
あなたのオーディオは、
内蔵アンプとは異なる素晴らしい音色を奏でます
それはあなたのカーオーディオライフを大きく変え、
幸せな時間をもたらすでしょう。
エモーションは、
お客様のパワーアンプ選びから、
装着、調整、アフターに至るまで、
万全の態勢でサポートいたします。




TEL 092-939-0789
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