[ダイハツ アトレー] 働く車にド級のカーオーディオ!仕事道具は乗らんといかんのです。

ダイハツ

2024年もあと少し。

例の如く怒涛の12月を過ごしているエモーションですが、先日イースコーポレーション主催の岡山開催された『E:S サウンドファナティクス・ミーティング 2024 in 岡山 with EMMA』にお客様と行ってきました。

EMMAは、過去にACG九州などでも開催され当店もエントリーしていたイベントで、世界基準で音質を競う大会です。

お土産も貰って、なにより僕もお客様もカーオーディオ好きの皆さんと沢山お話しする事が出来て大変有意義な時間を過ごさせてもらいました。

イベントに関わられた皆様、お疲れ様でございました。

 

しらちゃんのオススメ楽曲

・Bullet For My Valentine – SCREAM AIM FIRE
 44.1kHz/16bit 2008/01 リリース
メタルの中でも日本で言う所のメタルコアに当たるBFMV。キャッチーなリフとメロウなサビで構成された楽曲で緩急があり情緒的な曲が多くエモい。ギター演る方でTr4のWaking the demonをダウンピッキングで弾こうと頑張った人は僕だけではないだろう。この手のジャンルの楽曲はmixing/masteringで大きく印象が変わってくるがこのアルバムはとても良い。特にバスドラが分かりやすく音が確実に繋がっていて尚且つフロントとサブのスピードが一致していれば生々しい腹に響く音が前から飛んでくる。HR/HMあるあるのギターがスカスカになるほどローカットが効いていないので、良く出来たシステムであればサイドミラーの付け根辺りに4×12のキャビネットから鳴り響くぶっといギターが現れるはずだ。

 

 

さて本日はダイハツ アトレー。

仕事車に居る時間が圧倒的に長いので。と働くトラックにまでカーオーディオをインストールして楽しまれているお客様が、増車するけん付けちゃって~。という事でご依頼頂きました。

初めは2wayから始まったこちらのお車ですが、ブログ更新が滞っている間に3wayになっちゃったので、3wayをインストールしたていで書かせて頂きます。

システムは、

8インチの音が良いナビと言えばこれ
Carrozzeria AVIC-CL902XS

AVIC-CL902XS/AVIC-CZ902XS | ハイエンドオーディオ カーナビ(サイバーナビ Xシリーズ) | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
音の真実は、ディティールに宿る。これまでのカーナビの常識を超える、圧倒的なオーディオ性能を纏い「ハイエンドオーディオ カーナビ」という新たな世界を切り拓く。サイバーナビ Xシリーズ(AVIC-CL902XS/AVIC-CZ902XS)の紹介ページです。

これを買っておけば間違いない
HELIX DSP PRO MK3

M's Line homepage

明らかに高いスピーカーの音がする
ESB Audio 9000Series 3WAY

M's Line homepage

コイツのブリッジ接続はヤバイのよ
BRAX GX2400

M's Line homepage

印象的な形でリズミカルなサブウーファー
Kicker SOLO-BARIC L7T10

SOLO-BARIC L7T SUBWOOFERS | KICKER
薄型ラウンドサブウーハーCompRTをスクエアサブウーハーにしたL7Tは、スクエア型で唯一の薄型です。丸型ドライバーよりも重低音を再生し、さらに座席の下やトランクの隅などの狭い場所へも簡単に収まります。トッププレートデザイン、熱放散システム、そしてシグネチャーコーンステッチがKICKERの重低音と効果的な熱管理を提供し...

押し出しの強いD級パワーアンプ
Ground Zero GZRA2HD

GZRA 2HD
GZRA 2HD

音色、厚み、解像感が抜群のバランス
audio technica AT-RX280A

AT-RX280A|車載関連製品:Rexat(レグザット)|オーディオテクニカ
AT-RX280Aの商品ページです。クワトロハイブリッドオーディオケーブル,最高クラスRX5500シリーズのプレミアムな音質を継承。高純度銅7N-Class D.U.C.C.を含む4種の導体と5種の制振材を採用したオーディオケーブル。

audio technica AT-RX12

AT-RX12|車載関連製品:Rexat(レグザット)|オーディオテクニカ
AT-RX12の商品ページです。PC-TripleC+OFCハイブリッドスピーカーケーブル,トリプルハイブリッドインシュレーションシステムで振動を積極的に減衰。PC-TripleC+OFC導線を採用した14AWGスピーカーケーブル。

 

これらをインストールしたお話です。

 

ヘッドユニットはサイバーナビX8インチ。

今回はHELIX DSP PRO MK3が居ますので、サイバーXはプレイヤーとして使います。

ナビも使うし映像コンテンツを見せる事もあるしで、元々お持ちだったサイバーX 8インチを移設。

見た目はそれなりでOKということで、パネルのアゴをカットして細耳を製作しサクサク取付しています。

サイバーXは高性能DSPも内蔵した高音質ナビですが、DSP部は非常に複雑な処理をリアルタイムで行う必要がありCPUに負荷がかかります。

今回の様にDSP機能をスルーして使うと出音の質は向上している様な気がしますね。

ところで、スタンダードモード垂れ流しと、ネットワークモードでフルレンジ出すの音違うって知ってました?

 

続いてインパクトがありすぎる2つ。

ESB Audio 9.1T-28 、9.4M

元々2wayで行く”予定は未定な”予定だったので、Aピラーにツイーターだけ居ました。

その状態から3wayにするわけですが、流石にこのサイズになるとAピラー2連ではツイーターの位置が高すぎるとか、外に出すぎるとか色々あるので、割と面積のあるミラー裏にスコーカーを設置しています。

ドアの開け閉め時に吹っ飛ばない様に、裏にビスをいれていますので強度は問題なし。

容量も可能な限りめいっぱい取って製作しています。

 

ドアです。

ESB Audio 9.6Wはアウターバッフル。

1発2.2kgもある16.5cmは ”ゴゴゴゴゴゴ” という文字が周辺に浮かびます。

印象深いグリルも相まって普通に付けてもインパクトがありますね。

2way期に音を聴いた印象は ”(価格が)高い音がする”

これは高価な材を使って複雑な構造ゆえに癖が出まくった”高い音”ではなく、目標の音を定めた上でそれに合わせこんだようなクオリティが非常に高い”高い音”です。マジ良い音。

 

そしてラゲッジにドーン。
サイドインストレーション ラック型。

大量の工具や材料を積むので、良い音にしたいけどインストールは超最低限で収めてくれ。と震えるリクエストがありますので、こうなります。

重量級のGX2400を2枚立てるわけですから、華奢な構造ではすぐ崩壊する事は目に見えていますので、木切って適当にねじ止めして。というわけにはいきません。

表面上は木造ですが、裏側には分厚い鉄板でベースを製作しています。

この手の車は、タップ切った強度のある受けが幾つかあるのでそこを活用し、蹴たくり倒しても崩壊しないような強度のある仕上がりになりました。

 

GX2400の裏にPRO MK3を仕込んでいますので、出力側のRCAは短くて済みます。

このレイアウトから、品質の良いRX280Aを使っても最小限の長さで済むので嬉しい所ですね。

ちなみにサブウーファー横のメクラ蓋みたいな所にヒューズが居ます。メンテナンス性も考慮しています。

更にちなみにサブウーファー用のアンプもあるということは、ミッドバスはブリッジ接続です。

試したら分かります。GXのブリッジやばたにえん。

 

 

最後に音響調整を施して納車となります。

 

 

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インスタ用でヘタクソ喋りした分があるので載せておきますね。

 

 

 

ゴリゴリのインストールをしたとて、音響調整がパッパラパーでは良い音にはなりません。

そんなエモーションの音響調整はポイントソース理論から行っています。

ポイントソースとは、2wayでも3wayでも必ず”フルレンジの音が左右に1つずつ現れる状態”を指します。時に”音が繋がっている”と表現する事もあります。

 

歪なく全域を再生させる為に、口径違いのスピーカーに分けたものが一体化している状態であり、この時が最大の情報量を持ち音源ソースを忠実に再現出来る状態です。

音を一体化させるために、従来はパッシブネットワークの数値を詰めるなどのトライ&エラーが必要で莫大な時間がかかっていましたが、カーオーディオでは比較的早いうちからDSPという機械を使って、その数値をボタン一つで変更できる技術がありました。現代ではその技術がよりブラッシュアップされ、非常に複雑な処理を行っても音質劣化が極めて少ない優秀なDSPが存在します。

ドアを箱(エンクロージャー)と見立てて取付するカーオーディオにおいて、最適なクロスポイント値は1台1台異なります。スピーカーに付属するパッシブネットワークは、”近似値”程度です。それを使っても良い音にはなりますが、そのカーオーディオシステムが出せるパーフェクトの音には届いていません。

此の事からDSPが重宝されるわけです。

例えば、3150Hzのハイパスと3193Hzのハイパス。
数字ではたった43Hzの差ですが、音の繋がりで言えば別物です。

莫大なクロスポイント値から1つだけの最適値を探しています。これが音響調整のスタートです。

同時進行でタイムアライメントなども1つだけの最適値を探します。

これらが正しく設定されポイントソースが出来た時、2wayでも3wayでも正しくステレオ再生できている状態となりますからリアルな音となる訳です。

有料音響調整にお越しになるお客様で、当店調整後の音の変わりように、空まで飛んでいきそうなぐらいビックリして頂ける方が居たりするわけですが、今までと全く同じ機材でここまで音が変わるのかと、音の繋がりが如何に重要かを体験して、驚いた!感動した!と握手してお帰りになった方もいますよ。

 

続いてカーオーディオはEQいるよって話。

カーオーディオの場合は、低音から高音までEQなしで左右全く同じ音にする事は不可能だと言ってよいと思います。

右ハンドルでは、右スピーカーに近づいた位置に座り右の窓ガラスが右の耳元にある状態で音楽を聴きます。

社外スピーカーに交換されている車が特に分かりやすいですが、試しに音楽掛けながら右耳の横で手を振ってみてください。音変わりませんか?それが反射音です。それだけ聴こえています。

その反射音は、右のスピーカーが反射した音だけでなく、左のスピーカーの音が反射して聴こえている場合もあります。

これは周波数によって事情が異なり、31バンドEQで言えば31か所全て異なるわけです。

これを補正していくと、

こうなるわけですね。

特に箱バン系は、サイドガラスが垂直に立っているので反射音は大きくなります。

 

 

ところで実はこれ、世界基準のカーオーディオ大会であるEMMA用の調整も全く同じことをします。

語弊を生みそうな言い方するなら、コンペにしか使えない様なコンペ用調整はしていません。毎日のように納車させて頂いている皆さんと同じ調整方法です。

EMMAにエントリーされた方ならご存知かと思いますが、

“センター”  ブーンブーン♪ チンチン♪

“レフト” ブーンブーン♪ チンチン♪

と真ん中や、片側に振った状態で楽器単体の音が鳴ります。

低音楽器、高音楽器を鳴らして、全部同じ所から聴こえるか、つまり繋がっているかを見ているのですね。

機材やインストールのグレードによって精度こそ変わりますが、手頃な価格の機材でも繋がっていれば良い音だと感じるレベルになります。

 

ポイントソースが出来ている事、音が繋がっている事は、音響おいて最も重要な事であり、

リズミカルな曲なら、つい体が動いちゃうような、

悲しい曲なら、泣きたくなるような、

壮大な曲なら、鳥肌が立つような、

そんな音に仕上がります。

 

カーオーディオ好きの皆様がより楽しめるように色々書きました。是非お試しください。

もう無理!餅は餅屋!な方はDIY施工、他店様施工問わず音響調整のみの有料調整も行っています。

当然ですが”取付”でも大幅に音が変わってきますので、確実な音質向上を希望される場合は丸投げが最短ルートです。

 

エモーションが作る音源をリアルに再生させるカーオーディオ。

ご興味あればお気軽にお問い合わせください。

 

 

アゴヒゲ白石

 

 

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