”エルフの動く城“ キャンピングカーに CQ910-DC サイバーナビ9インチ インストール

キャンピングカー

 

いすずのトラックぅううう

 

 

はい。

 

 

 

長期休暇となる年末年始は、里帰りと言う名の旅の予定。

 

俺的2019買って良かったランキング1位の小さなミラーレスカメラ。

これを手に入れてから旅や散歩が、より楽しくなっています。

カバンの中にポイっと入るサイズ感で、

スマホとは違う色が出る写真を書き出すカメラ。ナイスだ。

 

性格上、完全にハマったら行くところまで行くので

新しいものを与えると危険な生き物。白石です。

 

勿論本業のコチラもワクワクを求めて日々研究中。

一部のファンに人気?なECS(白石部門)の新商品開発も捗っています。

 

外部DSPが主流になってきた今、

おぉ!と思えるアイテムを超コスパで作れたら良いなぁと思っております。

 

そんな感じで、本題に参ります。

こんにちは、しらちゃんです。

 

 

 

本日は、

いすゞ エルフ  キャンピングカーに、

 

ドコモ回線を抱いたナイスなナビゲーション

Carrozzeria AVIC-CQ910-DCを加工インストールし、

 

音響のほうも、入庫時よりも更に進化させるべく

様々な作業をしたお話です。

 

納車時に時間があったので

パシャパシャ撮っていたら、枚数がえらいことになりました。

2019年、最も写真の多いブログになりそうです。

 

 

さて今回の

お客様のご希望は、

 

・キャンピングカーなので、wifi通信ができるDCモデルが欲しい。

しかもドコモ回線だからキャンプ場でも電波入りやすいよね。欲しい。

 

・折角つけるなら、画面の大きいCQ910(9インチ)が欲しい。

 

・後から付けた感が出るのは好きじゃないので、純正風に作ってほしい。

 

・HelixのDirectorも埋め込んでもらえるとCOOL。

 

・サブバッテリーから電源取って、エンジン切ってサブ駆動の時も動く様にして欲しい。

 

な感じです。

 

 

まずは、ドライバー視点から。

 

あたかも、9インチナビが付く車なのか!と思ってしまう様な

シンプルで純正風に、ナビ部を製作。

 

例の如く、元の状態を撮ってなかったもので

Before – Afterが分かりにくいかもしれませんが、

 

一般的な7インチナビが付くスペースと、

その横に小物入れとエアコン操作部がある形でした。

 

 

(公式のMVなのでブログに使っても大丈夫なはず。)

(グランメゾン東京面白い。)

 

この表面パネルは、メーター周りまで繋がっているので中々の大物。

 

本来ない所に、収めていくので

それぞれの配置バランス、パネルの形など、

若かれし頃からこの業界でやってきた経験豊富なチーフのセンスが光ります。

 

この手の作り物は、外枠のラインを合わせれば変にはならないのですが、

それだけだと”のっぺらぽー”になりクールにはなりません。

そこで、全体に馴染む”ライン”を足すことで、より立体感ある形に仕上がっていきます。

 

勿論、この形にするには

無加工では付かない位置に、ナビを動かす必要があるので

パネルで見えなくなる裏側も、加工工事しています。

 

 

ナビの下側には、

ETCとスイッチを設置。

 

ETCは、

Carrozzeria ナビ連動タイプ ND-ETCS1です。

 

3連スイッチは、

元々ついていた小物入れに取り付けされていた

スピーカーのイルミと、デジタル入力切替用のスイッチ。

もう一つは、サブバッテリー駆動時に

ナビを立ち上げるか、立ち上げないかを切り替えるスイッチです。

 

この車は、キャンピングカーなので

元々の時点で、結構なスイッチの数。

 

オーディオパネルと一体にする事で、

オーディオ関係のスイッチである事が分かりやすくなっています。

 

 

 

また、現在Directorがある位置の下側にあったエアコン操作部は

スペースの都合上、コチラへお引越ししています。

 

 

 

DCモデルの良さをより楽しめるように

Fire TV stickも導入済みです。

 

 

スピーカーユニットは、

他店様施工のBLAM Signatureシリーズ。

 

ブルーのLEDがCOOLです。

 

BLAMのスピーカーは奥行きが凄くあるので

深い低音が再生できますが、その分、ドアの作り込みが難しくなります。

 

またクロスポイントも一般的なユニットと異なる為、扱いが難しいユニットですが、

上手に鳴らす事が出来ると、

好きな人はドハマりするクセになるサウンドが特徴です。

 

 

 

今回、当店作業で、パワードサブウーファーの取付も行っています。

 

ユニットは、パワードサブならこれが最高だと思う

Carrozzeria TS-WX400DA。

 

聴いたら一発で分かるのですが

パワードサブあるあるの、音量上げると”バコバコ”いうアレが起きません。

 

つまり、大きめの音量にしても破綻せず鳴り、

仕様書見てびっくりの低消費電力です。さすがD級。

 

設置するスペースさえ決まれば、簡単、安く設置出来て

満足度の高いサブウーファーです。

 

 

 

スピーカーユニット達を制御するのは、Helix P SIX DSP mk2。

その横のオーディオテクニカ HRD500はデジタル入力用に設置されています。

 

ここは他店様施工部。

当店は、仕様変更に伴い、接続を変更しています。

 

 

 

さて続いて、

”俺も欲しい!”と思いたくなる後ろに参りましょう。

 

 

その前に、入って左側のチェアの下。

 

ここにキャンピングカーに必要なDC/DCや、DC/AC、大容量サブバッテリーが仕込まれています。

 

今回は、ココの部分とナビ周りまでの配線のやり替えがオオゴトでした。

 

というのも、お客様ご希望に

サブバッテリーから電源取って欲しい。という要望があります。

 

ナビゲーションは、

常時電源、ACC電源、アース、イルミ、車速、バックなどの電源/信号線が来ています。

ラジオアンテナや、ナビボディはアースに落ちている為、

安易に常時電源だけサブバッテリーから取ると、時に燃えます。

 

サブバッテリーは、車両から浮いている電源帯なので、

その辺を考慮しながら、絶対の安全を確認しつつの作業となる為、安易な施工は出来ません。

 

1から作るのであれば、オーディオも含めての設計をすれば問題ないのですが、

今回は、出来ているものに組み込む形となる為、

現在のシステムがどうなっているのかを把握するところから始まるので時間がかかっています。

 

また車は24Vで動いているので12Vにする必要もあったり

そもそもベースがトラックなので、大量の配線を通すスペースが相当限られていたりと

ワイヤリング作業は今年一番時間を要したであろう大物作業でした。

 

 

さてキャンピングカーツアーに戻ります。

 

キッチン、冷蔵庫、レンジ、100Vエアコン、シャワー、トイレ完備!

運転席上と、最後方にベット完備!

すげぇよこりゃ。

 

 

 

後ろにはTV、ブルーレイ プレイヤーもあります。

 

ここにはナビからのHDMI出力を接続しているので

ナビでYouTubeや、Fire TV stickを使って

プライムビデオで映画などを流している時も、ここに表示できます。

 

Youtubeは、PCのブラウザと同じように画質設定で再生できるので、

720p辺りにしておけば、後ろのTVで再生しても満足できる画質ですよ。

付属のドコモ回線の通信もストレスない速度で通信出来ているので、止まらずに再生出来ています。

 

またHDMIハブも横に装備されているので

ゲーム機をTVに映したり、スマホを映したりもワンクリックで出来る仕様になっていますね。

COOL。

 

 

 

音響調整は、

“リアも鳴らす”だけでなく、”リアで聴く”調整を行なっています。

中々ない絵で面白い!

 

 

リアスピーカーは、天井に付いている同軸。

この価格帯の同軸スピーカーは、ただ音を鳴らすだけなら良いのですが

”音楽を鳴らす”となるとちょっと我慢しがたい音が出ます。

 

しかし折角、DSPを通っているのだから、大幅な改善が可能。

後ろ側で活動している時も良い音で楽しめたら良いよね!と親方ノリノリ。

 

ここに座って、TAをピッピッピ~と触ると、

あら不思議、フロントに設置しているサブウーファーと音が繋がり、

あたかも頭上のスピーカーの低音が増えたような感覚になるんだから面白い!!

 

 

完成後、お客様にお渡し。

大喜びして頂けました。

 

車内に使い放題のWifiが飛んでいるもんで

”今までになかったキャンピングカーの楽しみ方”が生まれます。

この現行サイバーナビには、無限の可能性を秘めていますね。

 

正に、キャンピングカーは”動く家”

ここまで快適になったら”動く城”です。

 

俺も欲しいー!親方買ってください!

 

 

 

アゴヒゲ白石

 

 

 

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