冬に合う音楽、今度のイベントで紹介する曲を少しだけ。

皆様こんにちは、
今日の福岡は雲一つない晴天。
あ、わたくしエモ親方は今日、店を開けています。
ご試聴、オーディオのご相談など、お時間のある方はぜひお越しください。
先日ご案内しました。12月13日の夜に行うプチイベントですが、
その中でご紹介する予定の曲を、予告編もかねて少しだけ披露いたします。
冬に合う音楽と言えば、
寒さを連想させるような寒くてダークな音楽。
それと対比するあたたかくて安らぐ音楽。
暖かい季節へのあこがれを感じる音楽。
こんなところでしょうか。
Bressarello(ブレサレロ、若しくはブレサレッロ)と言う、
15世紀、ルネサンス時代初期の南仏プロバンス地方のクリスマスソングです。
今でも演奏されることの多い、プロバンスでは大変ポピュラーな音楽です。
これは今私が一番好きな古楽演奏グループ、Zefiro Torna(ゼフィーロ・トルナ)による演奏。
リズムがあり、メロディーも古楽にありがちな不安定感がなく、調和がとれていますので、
素朴なフォーク系の女性ボーカル、或はエンヤなどのニューエイジ系がお好きな方なら、すんなり聴くことができるでしょう。
高音質で有名なNAXOSレーベルの音源ですので、言わずもがな高音質です。
同じ曲でも、演奏家が異なれば全く違った感じになるのが古楽の特徴。
こちらは、The Terra Nova Consort(ザ・テラ・ノヴァ・コンソート)による演奏。
どちらかと言うと南仏感を表に出しているので、冬と言うイメージからは少し遠のいています。
しかしこちらの方がよりリズミカルですので、カーオーディオには向いているのかもしれません。
ジプシーキングスなどがお好きな方ならすんなりは入れるでしょう。
音源は高音質なDORIANレーベルのものですが、
残念ながらDORIANレーベルはなくなってしまいましたので、
この音源の入手が困難になりました。
Amazonなどで中古が多く出回っていますが、
The Terra Nova ConsortのHPからも直接買えるようです。
ダイナミックで冬を感じる曲はこんなのがあります。
Celtic Thunder(ケルティック・サンダー)と言う、アイルランドのグループです。
ケルティック・ウーマンの男性バージョンと思っていただいて結構です。
グループと言うよりも、同じアイルランドのケルティック・ウーマンなどと同じく、企画もののグループ。
その為、常時30人ほどの登録があり、コンサートの度、レコーディングの度に、メンバーが入れ替わったりもします。
このHeart Landと言う曲は、アイルランドの大地と神に感謝する歌。
Celtic Thunderのテーマ曲となっています。
サブの部分がアイリッシュゲール語です。
(『ひい婆ちゃんこけた、ひい爺さんこけた』と聞こえるのは、たぶん私だけでしょうから、皆さんは気になさらず聞いてください。)
ケルト系の音楽と言うのは、寒々としたものが多い(暖かいものもありますよ)ですので、
冬にはよく合いますね。
寒い日に、暖かい部屋の中で聞いているように感じる音楽は、こんな感じですかね。
60年代から70年代の英国では、「ブリティッシュトラッド」という音楽ジャンルがありました。
(今でも存在していますけどね)
世界的に成功したわけではありませんが、その後のハードロックやプログレッシブロックなどに、
多大な影響を与えています。
そのグループの一つでPentangle(ペンタングル)と言います。
その代表曲の一つが、このLet No Man Steal Your Tyme(レット・ノ・マン・スティール・ユア・タイム)。
68年の作品。
歌詞の内容はまるでマザーグースのようです。
枯葉や枯れ枝などを連想させるイメージですね。
オールディーズの中では、ママス・アンド・パパスのCalifornia Dreamin'(夢のカリフォルニア)があります。
カリフォルニアという言葉から来る印象や、映画の影響などもあり、
この曲は。明るい太陽の元サーフィンをやっているようなイメージがありますが、
実はれっきとした冬の音楽です。
ジョン・フィリップスとミシェル・フィリップスがニューヨークの寒さに耐えきれず、
暖かいカリフォルニアを夢見て作った曲です。
寒い冬に暖かい季節を夢見て聴くには最適な曲でしょう。
調子に乗ってあんまり出しすぎると、当日出すネタがなくなりますので、このくらいにしておきます。
12月13日は、夜7時から始めます。遅れて参加されても結構です。
緩い、ゆる~いイベントです。
エモ親方
TEL092-939-0789
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