新年あけましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願いします。
1年の節目である一発目から、去年書きかけていた記事を平然と投稿していくスタイルで今年もゆるりと動かしていこうと思っています。
ではどぞ。
黒川温泉引っ張るマン。
温泉街らしい町並みが光る夕暮れは、ガス抜き温泉旅には欠かせない光景の1つです。
お土産だったり、帰りのドライブ用の飲み物だったりを物色するのもまた楽しいひと時。
”温泉でさっぱりしすぎて帰りが眠くなるヤツ”を攻略する為に、コーヒーならぬコーラを買って、のんびりゆるりとご帰宅なり。
年末に書いていたので、
今年も頑張った、あと少しで締めだからもうひと踏ん張り~みたいな事を書いていましたが、流石にカット。
新年も皆さんに喜んで頂けるように活動して参ります。
こんにちは、しらちゃんです。
さて本日はダイハツ タフト。
デザインも纏まっていて、中も広い。
でかいガラスルーフはなんと標準装備なんだって!まじか!
物足りないのはオーディオですね。分かります。
年越しを挟むという痛恨のミスにより、いまいち時系列が認識しづらい所ですが、前回のBRZの使いまわしかよ!なタイトルはワケあり。実は同じオーナーさん。
2台とも当店でオーディオ施工させて頂いています。有難うございます。
BRZは、お好みの音をお伺いし、当店にてオススメさせて頂いた機材たちで構成しています。
タフトは、お客様の機材チョイスで構成している車両です。
オーディオが好きな方は、=機器好きな方も多く、
数あるユニットの中からメーカーのHPを熟読したり、レビューサイトを見まくったりする時間は楽しいひと時です。
そして、実際に取付してみて、音を楽しむ事もまた面白いわけです。
当店のオーディオインストールを、
エモーションが好きな音を作っているのではなく、車ならではの問題点を解消させる作業をしている
と、ご理解頂いているお客様だからこその振り分け方でカーオーディオを楽しんでおられます。
2台それぞれ異なる雰囲気のオーディオシステムを組んでいる。そういった形ですね。
そんなタフトのシステムは、
オンラインカーナビの定番
Carrozzeria AVIC-CL912DC
フラッグシップのエッセンスを取り入れた
DIATONE DS-G400
イスラエルのモレルが作った
Morel MPS4.400
軽自動車は必須ともいえるサブウーファー
Carrozzeria TS-WH1000A
と、比較的シンプルなシステムながら
音響特性的に良いとは言えない軽自動車のウィークポイントをしっかりと抑えて、どんな音楽ジャンルでも気持ち良く聴けるカーオーディオに仕上げていきます。
ヘッドユニットは、サイバーナビDCモデル。
DCモデルというドコモ回線を抱いたナビも現在では広く知れ渡り、
内蔵しているYOUTUBEアプリを始め、HDMIで入力したAmazon Fire TV等を用いて、様々な動画音楽再生アプリを再生する事が可能です。通信のデータ量が多くなりがちの映像コンテンツであっても通信量を気にせずに使用出来る事はご存じかと思います。
またWifiスポットとなり、同乗者のスマホと接続すればスマホのパケット(古い?)を使用せずしてデータ通信出来るので、お年頃の子ども達もTiktokみたり、インスタみたりと快適なドライブが可能となります。楽しく会話せい。
勿論音質もご機嫌で、ハイレゾ再生を始め、車だからこその問題点である音の反射や距離差を補正する音響調整機能も豊富に搭載されているので、エモーション自慢の理論から行う音響調整をピッピと施してあげれば、非常に良い音に仕上がる機器でございます。
G400のツイーターはAピラーワンオフ。
以前はG300が装着していたので、ほぼポン変え。
ポン変えでユニット変更出来るスピーカーはイケてますね。
日が経った時に確認しても、ベストな角度を向いていますのでバッチグーでございます。
ドアはインナー取付からアウターバッフルに変更です。
工賃を抑えたコスメティックとは異なり、バッフルや化粧面の重量等を音質に貢献させる事も意識して製作しているスタンダードアウターバッフルでは、隠れて見えませんが割とゴツめのインナーバッフルを製作してガッチリとスピーカーを固定しています。
普通車、軽に限らず、バッフルを固定する鉄板がガッチリしている車種と、グネグネ動く車種とがあり、当然前者の方が軽いインストールでも素直な音を出してくるわけですが、スタンダードアウターバッフルでは、工賃≒作業時間という事で、より長い時間触る事が出来るので、その点も考慮した仕上がりになります。
具体的には、初めから空いたスピーカーホール部のみでなく、内張り隠れる強度のある鉄板部までバッフルを広げて固定する事で、”大きな面を硬い部分に固定できる”という事です。
スピーカーは前後運動するわけですが、固定部がシャバいとバッフルも一緒に前後してしまい、正確に空気を動かすことが出来ません。カーオーディオではドアに装着するウーファーが非常に重要な役割を持ちますので、”固定部の補強”は音質向上に大きく貢献するわけです。
車種により工夫の仕方は異なってはきますが、見た目は殆ど変わらないコスメティックとスタンダードアウターバッフルの工賃差は、この辺りに反映されています。
またドア防振もPAC2にグレードアップ。
スピーカーに釣られて異なる音を誘発すれば、当然音質は悪くなる、おかしくなりますので、スピーカーの固定方法とドア防振は、作業する部分は別ですが、ドアの音響加工という意味では両方ともしっかりと手を入れておきたい部分ですね。
外部アンプはシート下。
内臓アンプとは異なり、電気も使えるしサイズの制限もないので、駆動力と正確性が向上し音が良くなります。
カーオーディオを調べたことがある方ならば、
アンプ付けたら音良くなるっちゃろ?的なモンを感じていると思いますが、見落とされがちなのが、スピーカーの取付は大丈夫ですか?ってとこ。
外部アンプを追加する事でスピーカーを動かす能力はアップしますが、取付がパッパラパーでは、果たしてどうでしょう。
例えば、
スピーカーの固定方法が宜しくなければ、スピーカーの根本までは良くても、スピーカーがその通りに動けなかったり、力が逃げていたりするわけです。
例えば、
ドアの防振が甘ければ、より正確に動くようになったスピーカーに釣られて新たな音を出し、分かりやすい所で言えばビビリ音が増えたりなんかするわけです。
これではモタイナーイ。
そんなわけで、アウターバッフルにしてみたり、ドア防振を強化してみたりすることは、大きな意味があるという事に気づいていただけるかと思います。
サブウーファーはシート下。
ドアの音響加工をしっかりと行っていても、ドアの容量が小さいという軽自動車の物理的な問題解消は難しい物です。
要は、ドアだけでは低音が足らん。って事。
ドアをしっかり施工していれば、低い周波数まで正確に出てはいるのです。
しかしドアの容量が小さければ小さい程、高い周波数から減衰を始めるので、実際に音楽を聴いた時に低域不足となってしまうのです。
そこで出番ですサブウーファー。ズンズンと低音を外にまき散らす為に付けるのではありません。不足している低音を、低音再生に特化したスピーカーで補ってあげるのです。
サブウーファーをシート下に装着する場合に、割とよく言われるのが、
ケツに振動を感じるやん?あれ好きくないんよね。案件。
ひと昔前のパワードサブウーファー(お弁当箱)は、上向きにスピーカーが搭載されていたのでシート下に設置するとケツに来ます。
近年のサブウーファーは、両サイドから音を放出したり、下向きに放出したりして工夫されています。
またもっと重要なのが、音の聴こえるタイミングがフロントと合っている事。
ただポン付けの場合、
・フロントスピーカーと距離が異なる位置に装着する
・フロントスピーカーと被った帯域を再生してしまう。位相が異なる。
主にこの二つから、まるでそれぞれ異なる言葉を同時に喋っているようなもんで、”サブウーファーが鳴っている”と認識しやすくなります。
しっかりと音響調整された場合であれば、
・距離による音のタイミングのズレの補正
・再生する帯域の調整(音の繋がり)
を設定しますので、ケツの下にサブウーファーがあると気づかないレベルで自然になります。
これウチで施工頂いた方であれば分かると思いますが、ナビのサブウーファー出力にポン付けしただけ。のみを知っている方であれば、
そんなわけないやろぉ~
となるだろうと思いますが、マジです。
上記の様に、低音をズンズン外にぶちまける用途ではなく、不足した低域を補う用途なので、
フロントスピーカーの低域再生能力が向上した
そんな状態に仕上げる事が音響調整の目的であり、音が良くなった!と感じて頂けるわけです。
カーオーディオ歴の長いお客様で遥々遠方からご来店いただき
エモーションの音響加工と調整は本当に素晴らしい。とお褒めまで頂いてアリガタヤアリガタヤでございます。
やりがいを感じますね。
とまぁ年始1発目という事で、普段よりもテンション高く、ある事ない事お届けしました。
今年も早々に更新間隔が広すぎるブログになる様な気がしておりますが、時間を見つけて更新していきますのでよろしくお願いします。
アゴヒゲ白石