三菱 デリカ D:5 お気に入りのオーディオ機器は次の車にも使えるんだぜぇ

三菱

最近は、カメラを持ってお出かけしていないので撮り溜めから排出中。

日中暑すぎるもんで、なかなか出歩く気分にならん。
しかしながら引きこもっているのもナンなので、人の少ない自然を堪能できる旅の計画でも立てようと考えています。

さて近頃のエモーションでは、
かなーり前に、ご成約頂いていたけれど、車がこねぇ問題によりズルズルしていた案件がポツポツと納車されて、新車取付が増えつつある今日この頃。

前々からその日の施工をご予約頂いていた方を優先しつつ、スケジュールの穴に混ぜながら回していますが、どうしても週末はバタバタになりますね。

車だけでなく、オーディオ系も影響を受けまくっていて、商品入荷のレスポンスもよろしくない。
先までご予約頂いている中でのスケジュール調整なので、お客様にもご協力頂きながら何とか回しております。皆様有難うございます。

インストーラー不足で需要が上回っている現在ですが、それを理由に手を抜いて超高回転をするつもりは一切なく、1台1台良い音になる様に、丁寧なインストールをさせて頂いていますのでよろしくお願いいたします。

 

こんにちは、しらちゃんです。

 

さて本日は、デリカD5。
三菱が誇るアクティブでクールなマシーン。

前車でガッツリオーディオインストールをさせて頂いていたお客様の車乗り換え案件なので、
オーディオシステム一式載せ替え+グレードアップも含めて施工させて頂きました。

システムは、

新しく9インチ最新オンラインナビゲーション
Carrozzeria AVIC-CQ912-DC

AVIC-CQ912-DC 商品概要 | サイバーナビ | カーナビ | パイオニア株式会社
パイオニア株式会社のお客様ページです。カロッツェリア サイバーナビ「AVIC-CQ912-DC」(2021年11月発売:生産終了)の商品概要を掲載しています。9V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・AV一体型メモリーナビゲーション ネットワークスティックセット。(オープン価格の商品...

連動型ETC
Carrozzeria ND-ETCS2

ND-ETCS2 | ETC2.0・ETC ユニット | システムアップ | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
ETC2.0サービスに対応し情報をカーナビに表示できるカロッツェリアのETCユニット「ND-ETCS2」の紹介ページです。

高性能高音質でオーディオをコントロールする
HELIX DSP ULTRA

M's Line homepage

スピーカーはDIATONE最高峰
DIATONE DS-SA1000

三菱電機 車載用DIATONE:スピーカー DS-SA1000 ユニット
三菱電機の車載用DIATONE スピーカーDS-SA1000のユニットのご紹介です。

それを駆動させるパワーアンプ
HELIX C-FOUR

M's Line homepage

サブウーファーはCarrozzeria最高峰
Carrozzeria TS-W1000RS

https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/speaker/highend_sp/ts-rs1000/lineup_w.php
理論と実証の積み重ねが、心を揺さぶる音を生む。

サブを駆動するアンプはD級でOK牧場
Carrozzeria PRS-D800

PRS-D800 | パワーアンプ | システムアップ | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
音に込めた深い情感を幅広いリスナーに届ける。複数台設置の一体感にもこだわったデザイン性を実現し、多彩なシステム発展にも対応するカロッツェリアのデジタルパワーアンプ「PRS-D800」の特長紹介ページです。

RCAも拘って
ZONOTONE 6N-Granster2000α

トップページ - Zonotone(ゾノトーン)公式サイト
ゾノトーン:音楽の“感動再現力”のさらなる深化で、オーディオファイルの期待に応えることが、ケーブルづくりのトップランナーとしての使命であると考えています。(ゾノトーン公式サイト)

です!

 

 

ナビゲーションはCQ912DC

ドコモ回線が付属しており通信出来るもんで、ストリーミング配信を聴いたり見たり、ナビがWIFIスポットとなるので、手持ちのスマホやゲーム機をネットに繋ぐ事だって出来る便利な奴。

更に、音質も良く、画質も良い。
今回はDSPがあるので、ナビは垂れ流し状態でDSPへ送る形ですが、
例えばナビとスピーカーで完成!の様なライトなシステムでも、高音質で高性能なDSP機能を使って、多くの方がご満足頂けるサウンドに出来る高音質ナビでございます。

ひと昔前のナビであれば、接続するSD/USBの最大容量だったり、フォーマットだったりでヤキモキする事があったのですが、近頃のナビは殆ど不満なく使用できるのでご機嫌ご機嫌。

多くの音源を道運びたい方もご満足いただけるでしょう。

 

SA1000のツイーターはAピラーワンオフ。
デリカのピラーはV型ですが、股の部分で分割出来るので実質1本ピラーです。
車両、シートポジション等を考慮しながら最も良い角度となる様に埋め込んでいます。

2wayであっても3wayであっても、ツイーターの角度は重要です。

スピーカーは、真正面で聴く場合と、スピーカーの直線に対して斜めから聴く場合では音が異なります。
このことから、両方ともストレートな音が聴こえる様に、がっつりリスナーに向ければよいのでは。となるわけですが、音を盛大に反射する窓ガラスの存在を忘れてはいけません。

例えば右ハンドルでリスナーに向けた場合では、
右のツイーター⇒運転席のサイドガラス寄りに向く。
左のツイーター⇒フロントガラスとサイドガラスの中間辺りに向く。

となり、左右で反射音の癖が異なる状態が生まれます。

例えば右ハンドルで運転席と助手席の中央辺りに向けた場合では、
右のツイーター⇒フロントガラスとサイドガラスの中間辺りに向く。
左のツイーター⇒フロントガラスとサイドガラスの中間辺りに向く。

となり、スピーカーに対して、左右ともほぼ同じ角度で聴こえる状態であり、左右とも反射音はほぼ同じように発生する状態となります。

・カーオーディオでは必ず反射音は発生する。
・車の形状から反射の影響を受けやすい(反射音が大きく聴こえる)車種がある。

事などから、

 

反射を考慮しない取付を行った場合
基本的な音響調整でパキッとした定位が現れる所、ボケボケ定位であったり、ボーカルが2箇所から聴こえたり、繋がりが悪かったり、という状態になります。

近頃の高性能DSPを用いれば、片側だけ極端に反射音が大きい状態でも音響調整でクッキリさせる事は可能です。
反射音を消す様な調整を行えば良いのです。クロスポイントで消してみたり、EQで叩いてみたり方法は様々。
だがしかしこの方法は、当然情報量もガッツリ落ちてしまいます。
どこぞの一部帯域片側逆相も情報量がガッツリ落ちる方法の一例ですね。

”音響調整で纏め上げた”と言えば、言葉の響きは良いのですが、
出てくる音は、数千円のブルートゥーススピーカーをダッシュに置いたような感じになります。悲しい。

 

反射を考慮した取付を行った場合
車の特性上散ってしまう場合であっても、左右で同様のサウンドが出ているわけですから、基本的な音響調整で纏まります。これこそが情報量を最も多く出せている状態であり、濃厚でグッとくる成分が沢山含まれたリアルなサウンドに仕上げる事が出来ます。

 

と、

上記はセオリー。
答えではない。

 

例えば、ダッシュボードが短い(サイドガラスに近い)車。
例えば、三角窓がある車。

これらは、ツイーターのすぐ傍に、ほぼ垂直に立っている反射面(窓ガラス)がある形となるので、ツイーターが発した音が真横のガラスに反射し、スピーカーとガラスの間、時にサイドガラス辺りから音が聴こえる状態となります。

この場合、反射音は殆ど減衰しないので、明らかに聴こえるレベルの反射音が発生し、ドアウーファーとの繋がりも悪くなり、定位感も悪くなります。

そんな時は、経験から導いた角度にてインストールします。
するとセオリー取付よりも良く聴こえるサウンドに仕上がります。

 

車種によって、ガラスの傾斜が異なっていたり、反射面となる部分が異なっていたり。

基本はあれど、1台1台微妙に変化させる必要があります。

なのでAピラーワンオフ

理論と経験が必要な工程の1つです。

 

ドアです。
スーパーインナーバッフル、ドア防振はPAC1 Ver2.0です。

三菱のスピーカーホールは、純正スピーカーがクルッと回して爪で固定タイプなので、純正スピーカーを取り外すと小さな開口部が現れます。このままでは抜けが悪い、というかゴツい社外スピーカーが入りません。

その為、取付するスピーカーがストレスなく前後運動できるよう、スピーカーとドアに合わせてバッフルを製作し、鉄板カットして、インナー取付でも大変音質の良いドアに仕上げていきます。

この手のドアは、面積が広いので、外鉄板や内張りの平面部が特に共振しやすい為、Ver2.0の防振は非常に効果があります。外鉄板と、内張りの裏の弱い部分を防振材で止めてあげるので、タイコのような音を抑える事ができ、よりリアルなサウンドに出来る形。

上のグレードである内張り全面のPLUS、外鉄板内張り全面のPAC2に比べると、共振の抑えレベルは落ちますが、何もしないのとは雲泥の差。多くの方がご満足頂けるクオリティを価格を攻めて実現しています。

 

 

内張りを戻して元通り。
当店の目指すところは、アウターのような音がするインナー取付。

これは、ドア防振だけではなく、高さ調整も含めたワンオフインナーバッフルだから出来る技。

社外品のインナーバッフルとの違いは、材の違いだけではなく、
それ以上に音の差が出る車両に合わせた形状、厚み調整。

ドア内張りを付けずに鳴らした音を聴いて、
ドア内張りを付けて鳴らすと音変わりますよね。大概悪くなる方。

当店は、内張りを付けて鳴らしても、裸のような音が出る様に工夫を詰め込んでいます。

内張り付けたら音が悪くなる?そんなもんやろ。と決めつけず、
どうすれば音が良い状態のまま内張りを戻せるのか。

これもまた理論と経験から答えを見つけ、ご提供しています。

 

フロントスピーカーを駆動するC-FOURと、サブウーファーを駆動するPRS-D800はシート下。

C-FOURは細長い形状をしたアンプです。
シート下のくぼみにそのまま押し込むと、後ろに大きく出てしまうので、かさ上げしてアンプを前に出し、後ろの飛び出しを抑えています。

車のシートの前側は、シートを前後する際に手が当たらない位置であれば、ある程度前に出しても案外気にならないもの。中型大型のアンプであっても、可能な限り日常生活で邪魔にならない取付で施工させて頂いています。

 

参考までに車によっては、どうしてもはみ出す場合もあります。
その際は、アンプガードという名の脱着式底上げ君ボードを後部座席足元に設置することで、アンプを逃がす空間を作って、後ろに人載せても問題ない様な形にすることが多いですね。

良い音が出るアンプの要素、デカイ重い電気食うアンプが欲しいけど、普段使いを考えると置き場所がない、、と思っている方でも手はあります。

 

ラゲッジには、お客様ご指定位置に前車でも使っていたRSサブウーファーを脱着式で設置しています。

 

最後に音響調整を施して納車となります。

 

 

価格も性能も高いユニットであれば、ポン付けでもそれに見合うサウンドが出てきます。

しかし、インストールクオリティによって、何倍も、何十倍も良い音に出来る。

それがカーオーディオ。

 

新車を購入し、好みの音が出るオーディオシステムを前車より移植する。

インストールをする身としては、当然ながら前の車よりも良い音にしたいと思っていますし、しなければならないと考えています。

そりゃ、やっぱエモーションに頼んでよかった!
これでまた何年も良い音で楽しめる!

と言って頂きたいもん。

 

なかなかブログ更新できていませんが、それでも見てくれているカーオーディオファンの皆様が面白いなと読んで頂けるように、少し深堀して書いてみました回。

ちょっと長いので、朝のトイレの時間に読むと遅刻の危機になりそうなのがアレですが、楽しんで頂けるかなと思っています。

 

車が新しくなる度に、新しい形のスピーカーが登場する度に、微妙に変わってくる”最も良い音が出る施工”を試行錯誤して見つけ、エモーションも進化し続けます。

歴史は古いが技術は最新!

ご興味あればお気軽にご相談ください。

 

アゴヒゲ白石

 

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