Tシャツパンツで快適な涼しい夜もあっという間。
夜も30度近い福岡は、夜通しエアコンで喉ガラガラです。
蒸し暑い日が続く~なんて書いているはずの今時期なのに、もう梅雨明けげな!?
季節感が狂う年になりそうですね。
さてエモーションではスポットクーラーを連れまわして毎日元気にインストール中。
今日は一瞬空いた合間が出来たので、ここぞとばかりに更新していきます。
月に数回しか更新できていないエモログですが、
投稿日の翌日には数百pvあるので、皆さん楽しみにしているのかと思うと心苦しい限り。
ばってん忙しかと!
少数ながらクオリティを維持できるMAXスピードで回しているので、普段はのんびりブログを書く時間はありません。インストーラーがあと一人入ればベストなのですが、エモーションに入りたいという変わった方は中々現れませんね。
そんなこんなで今日も元気に更新していきます。
こんにちは、しらちゃんです。
さて本日はワゴンR。
お天気の良い日の富士のカメラは超ご機嫌の絵を出します。
軽自動車に、ヘヴィー級のオーディオシステムをインストールしたお話。
オーナーさんは別の車でもヘヴィー級のシステムでお楽しみ中。
カーオーディオを楽しむ中で、”自分の好きな音”を見つけている方なので、ユニットも、ほぼほぼご指名。
これば付けて良い音にまとめちゃってーん。
任せとかんねかんね!
そんなシステムは、
純正ナビを使って、
弄り倒しても劣化を感じない高性能DSP
Helix DSP ULTRA
ナチュラルで、すこぶる帯域バランスの良い3way
RS Audio RS Sapphire 165-3Active
それを駆動する Mosconi AS200.4 + AS100.2
どんなスピーカーでも必ず馴染み、良い意味で存在を感じさせないサブウーファー
DIATONE SW-G50
ケーブルも拘って音楽的な帯域バランスで音質向上をしっかりと感じる
Audio-Technica AT-RX25
Audio-Technica AT-RX12
これらを、Aピラーワンオフ、アウターバッフル、ヒドゥンインストールで搭載してまいります。
ソースとなるナビゲーションは、スズキ純正ナビ。
”通常のナビと変わらない操作感で音質向上”がコンセプトなので、純正ナビから音声信号を頂いてHelix DSP ULTRAに送ります。
所謂高音質を謳ったナビと比べると普通の出音なのですが、普段から各メーカーのDAやビルドインナビを触っていると、文字通り普通の音で安心します。全てのエフェクトをオフにして、シンプルに垂れ流しで再生する。という当たり前の事が、今となっては妙に安心するって謎な感覚。
3WayAピラーは迫力満点。
非常に悩みましたこのピラー。
作る身からすると迷惑なところで2分割になっておる。
黒い方の又下は繋がっている。
グレーの部分はほっそい。
黒とグレーをニコイチにすれば広くなるものの、そうすると1枚で貼れない。
外注の内装屋さんに投げればステッチ入れて貼れるのですが、安くない3wayAピラー製作費に更にプラスになるのも申し訳ないですしおすしということで、向こう側のグレーの方にスピーカーを装着して、合体させても違和感のない様に成形するという手段を選んで完成しました。
出来てみると、割とスッキリ収まっているように見えますが、
このミッドレンジのマグネット、クッッッッソデカイ。
ホーム用ユニットで見るような、スピーカーユニットの落とし込みホール径とほぼ同じ外周を持つ巨大マグネット。
いやいやこれAピラーには入らんだろjkってサイズです。
エンクロやドア側につけるのであれば、そこまで問題ではないのですが、ほっそいピラーに巨大マグネットとくると、なかなか頭を抱えます。が、
気合で入れました。
気合で入れただけあって、非常にナチュラルで高解像なサウンドが出てきたので一安心です。
ドアはアウターバッフルでPAC2防振。
コスメテッィクではなく、スタンダードアウターバッフルでのご依頼なので、内張りの形状に合わせて重量を持たせてしっかりと抑え込みます。
グリルレスのスピーカーなので、合わせてワンオフ製作。
車体カラーに合わせた生地で仕上げてフィニッシュです。
ドア防振はPAC2。
PAC2とは、ドアの内鉄板と外鉄板、内張り裏も防振するプラン。
スピーカーがブンブン動いても、ドアの共振を可能な限り抑えて、小さい音でも大きな音でも、スピーカーから出る音のみを耳に届くようにしています。
以前は”軽自動車では”と軽に限っていってましたが、今どきの車の殆どに当てはまる
内張りがペラい問題。
なんか最近は、普通車のドアもペラッペラでびっくりしちゃうんですが、
カーオーディオでは、内張りの影響って、めっちゃあります。
直接くっついていないので、内張りによる音への影響は遠いと考えて後回しになりがちですが、やっておいたほうが良い。
これはインナーでもアウターでも同じ。
ドア鉄板の防振に自信があっても同じ。
内張りがペラい事は、すこぶる音に影響していて、
スピーカーが出した音ではない音が出よる。
わけなので、そりゃ纏まらんって話です。
少し前にリニューアルさせた防振プランVer2.0シリーズは、少量ながら内張りの泣き所をピンポイントで抑えるだけでも、びっくりするぐらい良くなりますので、未施工の方はお試しあれ。
そしてお待ちかねのラゲッジ。
名目上ヒドゥンインストールと言っていますが、ちょっと出ました。
このでっかいアンプらを何とか入れる為に、
横幅いっぱいに基礎を入れ、空気の流れも考慮したアンプラックを製作して、
その上にサブウーファーと、小物入れが乗ります。
SW-G50は、低容量の箱で良いとはいえどマグネットが巨大なので、それなりに高さがでますゆえ、このライン。
これでも高さ方向はmmで攻めているので一杯一杯下げています。
ヒドゥンインストールは、下から立ち上げていくので、完成図が見えていない作れない代物なので、頭フル回転で設計します。
完成形はこの形。
上に物を置いてもズボッと行くことのない音の抜けるパネルを製作しているので、ポイポイっと荷物を置いて大丈夫です。
レイアウト的に空いたサブの左右には蓋付き小物入れを製作しているので、元々この場所に居た車載工具だったり、たまにしか登場しないモノだったりを入れるのにご活用下さい。
最後に音響調整を施して納車となります。
良い音が出るオーディオ機器って、やっぱりデカイ重い電気食う。なんですよね。
デカイなりの理由があるってんで、物量投入したアンプは小型アンプと比べると、濃厚だったり、リアルだったり、色っぽかったり、音楽を聴いてグッとくる音を奏でます。(グッとくる音を出す小型アンプもアルヨ)
最近のハイブリットな車では、荷物スペースを潰さずに大きなハイブリッドユニットを載せる必要があるので、シート下に物を入れれるスペースがなかったり、後部座席下がパンパンだったりと、オーディオユニットを搭載する空間が少なくなっています。
過去に沢山の車にオーディオユニットを搭載してきたノウハウを使って、通常なら触る事のない車載工具とラゲッジ床の底上げの為に入っている発泡を撤去して空間を作り、メンテナンス性も最大限考慮したレイアウトで、オーディオユニットを搭載できるラックを作るヒドゥンインストールは、ここ最近増えているメニューです。
今回は、SW-G50が良いという事で若干の底上げが必要となりましたが、サブウーファーの銘柄は拘らないという事であれば、薄型でもしっかりと超低音まで再生するユニットもあるので、その辺りを採用すれば容姿はまた変わってきます。
当店でサブウーファーをインストールさせて頂いた方は、”サブウーファーの効果”を十二分に感じて頂いていると思うので、脱着式でラゲッジに置いている方でも、どうしても大荷物を載せる必要がある時以外は、ほぼほぼ降ろす事はないと思われます。
ラゲッジ床下の空間に入れているたまに使う荷物を移動してメンテの時以外は触らないオーディオをそこに載せることで、スペースの有効活用と、音質向上を実現できるヒドゥンインストールは需要があるわけですね。
うちのも出来るんやか?とご興味あればお気軽にお問合せ下さい。
暑い夏はこれからという所ですが、夕方には頭痛が痛い。
まだ体が慣れていないので、水分たっぷりとって頑張りましょう~
アゴヒゲ白石