久しぶりの写活ドライブ。
曇りの朝から下道でノンビリと移動して、到着時には適度な雲量でバッチリ。
天気は味方したものの、タイミングはやや逃した模様。
休みの都合だったり、天気の都合だったり、
中々これじゃ!という写真が撮れないから楽しいのかもしれませんね。
製作物が多い仕事ではモチベーションの影響が出やすいので詰め込み厳禁。
心も体もリフレッシュしたところで、今日も元気にオーディオの素晴らしさを広めていきます。
こんにちは、しらちゃんです。
さて本日は、新型ハスラー
結構な台数やってますが、ブログ書いていなかった事に今気づきました。
今回ご紹介の内容は、オプションの9インチナビ装着車であれば、
とりあえずコレをしておけば音への不満を解消でき、ドライブが楽しくなりますよ。
という内容なので、ひとつの参考になるかもしれません。
システムは、
純正9インチナビの操作感をそのままに音質向上させるプラン。
スピーカー
Morel Maximo ultra 602
アンプ内蔵DSP
Helix M-FOUR DSP
を装着したお話です。
全方位カメラが付いてくるってんで、オプションの9インチナビを選択される方が多い様です。
表示は違えど、あのメーカーのナビにそっくりなので中身はある程度同じはず。
レスポンスも良く、画面も綺麗で、ビルドインらしくスマートに収まる。
んが、音に不満がある方多い様です。
最近の市販モデルのナビは、音響調整機能もソコソコついていますので、
バイワイヤリング接続にして、スピーカーを社外品の高音質なモデルに交換。と、最低限の音響工事をすれば快適に聴けるレベルのサウンドになるのですが、
大人の事情ですかね。
以前インスタの方でチラッと載せたLRmixして波形見たら300Hz辺りがボッコリ無くなってキャンセルしているヤツ。
あれです。一部帯域逆相。
お前もかあああい!って話。
DAじゃないんだから。と未だに自分を疑っているのですが波形が表してるんで事実でしょう。
即ち、もし貴方が音が悪いと思っている理由が、
”スピーカーがチープなのでヘボい” ではなく、”位相の違和感で気持ちが悪い” だとしたら、ただスピーカーを交換しても解決しないという話になります。
今回は、外部DSPのご依頼も頂いていますので、対策可。強制的に位相を弄られている分を、しっかりと補正してやります。
まずはスピーカー交換。
純正の、パパの昼飯代より安いスピーカーを、もはや定番になっているMaximo ultraをインストール。
付属のタケノコオンダッシュマウントが相変わらず良いお仕事をします。
車によってダッシュボードの形状的にタケノコは向いていない車種もありますが、ハスラーは全く問題なし。
ガラスとピラーから、やや離した位置に設置する事で、反射して音が散ったり、膨らんだりを防ぎ、最も良く聴こえる状態にしています。
どうしても後ろの配線が見えるので、これが好きくない場合は、ベタベタに寄せた最も見えなくなる位置に設置も承りますが、音がボケたり、散らかって聴こえたりと結構な悪影響が出るので、見た目もシッカリとな方はAピラーワンオフ等がお勧めです。
ドアです。
防振はスーパースタンダード。バッフルはカロバッフルです。
ポン付けと、半分だけでも防振するのとでは出音が変わります。
例えば
・10万円で買えるスピーカーをポン付け
・10万円でスピーカーインストールと防振
とでは、後者の方が圧倒的に良い音になるので、
”やってよかった感”がしっかり出ます。
そのスピーカーの音に惚れたのだ!予算的に防振代は今は出ない!という場合も出てくるかと思いますが、
店頭で聴く、良い音で鳴らせる木材ボードに固定されたスピーカーから聴こえる音と、ビンビンと共振する鉄板に固定されたスピーカーから聴こえる音とでは、雲泥の差。別物です。
裸のドアに良いスピーカーを装着しても、店頭ディスプレイで聴いたあの音とは程遠い音で仕上がる可能性が高く、
納車の時に、え。。こんなもん。。?となり、当店的には全力で避けたい流れです。
音聴いて、うおおおおおやってよかったあああ!と思って欲しい。
その為、後からグレードアップできるスーパースタンダードだけでも、少し間を開けてPAC1やK-PAC1を施工できるタイミングでオーディオインストールする事をお勧めしています。
ドア内張りを戻したら元通り。
音抜けよさそうなデザインですね。
そしてコイツが今回の主役ともいえる
入荷したと思ったら秒でバックオーダーになるM FOUR DSP。
パワーアンプがD級ですが、デジタル感のない凄くナチュラルなサウンド。そして駆動力があり音が良い。
最近のD級アンプは進化が凄まじいもんです。
従来のアンプ内蔵DSPは、単体機と比べスペックダウンするイメージですが、こいつは違う。
ランク分けされていない訳では無いですが、音の良し悪しに大きく関わる部分は、単体機と同等のクオリティ。
細かい1クリックでも音の動きが分かるので、それが高性能高精度の証拠です。
お手軽低価格モデルでも、掛ける所には掛けてる点が流石です。これコスパ高すぎると思うんですよね。中々手に入らんけど。
将来気が変わって、もっと良いアンプが欲しくなった時、
アンプ内蔵DSPの場合はDSPから買い替えなければいけなかったのですが、こいつはDSP部のみ使えます。ユーザーフレンドリーな良い奴です。
アンプ内蔵DSPのメリットは、DSPとアンプ、それぞれインストールする必要がなく1台で済むので、インストール費用も抑える事が出来るのもポイント。
安定供給が遠い面は、半導体の都合もあると思うので仕方がないタイミングではありますが、
そんな時こそ、余計欲しくなるブツヨク。いやぁ恐ろしい。
最後に音響調整を施して納車となります。
外部DSPのメリットは、
純正ナビの操作感をそのままに、より高音質に出来る事に加えて、外部入力でより良い音を楽しむ事が出来るという拡張性も魅力の1つです。
M FOUR DSPは光デジタル入力なので、DAP等の出力を”光に変換する何か”と”切り替え用のリモコン”が必要にはなりますが、将来もっと良くしたいなぁと思った時に拡張できる術を残してある事は素晴らしい。
Helix DSP全般に言える事ですが、
このブランドの良い所は、音質は勿論、こう使えたらもっと良いのに。という先読みしたオプションを備えている事。
音響調整も、”ナビ用”、”外部入力用”と数多く登録出来たり、その切り替えスピードが速くなる様に改良してみたりと、中々勢いのあるブランドですよ。
しかしながらこの手は、それ相応の知識がないと取り扱い困難なのがニッチな所。PC関係にもそれなりの知識が必要です。
独自の機能等は説明書を読むべきですが、音響調整部はフィーリング。UIがよく出来ているので、触れば経験から理解できます。
目に見えない音を動かすわけなので、取説を読み込んで理解しても、理想の音にはなりません。
プロのアドバイス動画を見まくって理解しても、体が言うこと聞かない的なスポーツと似た部分ですね。
今までの経験を生かして、弄り倒しても劣化しない特徴をフル活用して、カーオーディオならではの問題点を解消する調整を施す事が求められます。
外部DSP付けてはみたけど、納得出来る音が出てない。
そう感じている方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
音響調整のみも承っていますので、最適な音響調整を施す事で、幸せになれるかもしれません。
お気軽にお問い合わせくださいとか言いながら、問い合わせが多く、返信までに少々お時間頂いています。
2、3営業日以内には御返事差し上げていますが、全く返事が来ない場合はメール事故も考えられるので、お急ぎの場合は電話頂けると助かりますので、よろしくお願いします。
アゴヒゲ白石