GWの連休中に書き貯めていたブログも、書き足す事が出来ずに早2週間。
2週間もすればオープニング事情が変わっているので、結局書き換えが必要だったりして更新が沼っております。
梅雨時期にそろそろ入りそう。
なんて書いていたのですが、もう入ってます。
日中は諦めがつくのですが、夜がいかん。
ムッシムシの寝室は駄目ですね。1時間で目が覚める。
昨夜から除湿ピッしたので、いやぁ快適!
朝までぐっすりでした。
いろいろ書くと長くなるので、とっとと切り上げ。
5月もミッチミチのスケジュール。
早く梅雨に慣れて、ペースを落とさず回していきたいところです。
こんにちは、しらちゃんです。
さて本日はキックス!
以前施工させて頂いた際は、忙しすぎて写真撮れてなかったので、
先日ご来店頂いた際にパシャらせて貰いましたのでご紹介!
システムは、
Carrozzeria AVIC-CQ911-DC
Carrozzeria TS-Z900PRS
DIATONE SW-G50
Carrozzeria RS-A99X
Carrozzeria PRS-D800
です。
まずはナビゲーション。
もはや定番になりつつあるCQ911-DC。
9インチが入る車ならデカい方がよかろうたい!という事でちょちょっと加工して9インチ取付。
新型車+9インチ加工という事で、その当時ブログを書いておけば早い方?だったのですが、今は幾つか手段がありそうです。参考までに当店の加工費とそう変わらないご様子です。
音も良く、画面も綺麗でデカイ。
エンタメ性抜群の正にサイバーなナビは大人気。
Amazon FireTVstickなんかをHDMIinに装着しておけば、世の中にある有名どころのストリーミングサイトの殆どを通信量気にせず見ることが出来ます。
HPやブログ記事を読んで、俺も欲しいな!と思う方いらっしゃると思いますが、半導体不足がそろそろいい感じ。
カーナビやETCはますます厳しくなってきています。
悩んでるうちに無くなっちまうよ!
Z900PRSのハイレンジはAピラーワンオフ。
角度による音の減衰差が少ない900PRSは、通常のユニットとは少々異なる角度に向けています。
車では、スピーカーの音がガラスに反射して聴こえる反射音を如何に抑えるかがポイントだと考えています。直接音と反射音では聴こえてくるタイミングも違えば音量も違うので、当然、反射音が多く混ざると音の繋がりが悪化し音像もぼけます。
その反射音を利用した音作り。というのも在るとは思いますが、
位相の合った音、つまり音源に含まれている音を正確に聴こえてくる状態を目指す当店の音作りでは、悪影響を及ぼすものは可能な限り避けた取付を心掛けています。
参考までに今回の様なAピラーワンオフでは、音とデザインと、様々考慮して装着しますが、
付属のオンダッシュマウントで取付している場合は、窓やピラーにベタベタに寄せて装着されている場合多いように感じます。
すると、やはり反射による悪影響が出てきますので、ダッシュボードの形状により難しい場合もありますが、可能なら指2.3本離せると誰でも分かるほどの音の変化が起きますよ。
ゆうてもデカイので、視界に入って気になる方は、Aピラー作っておくと良いかと思います。
ドアはインナーバッフル、PAC2防振です。
PAC2防振はアウター鉄板、インナー鉄板、内張り裏の3点セット。
共振する場所を可能な限り止め、スピーカーが出す音のみが耳に届くようにする為に施工します。
日産全般に言える事ですが、内張り裏はプラスチックの篏合部が多く、共振によりビリ付きやすい構造になっている為、止めるのは結構大変な部類です。
しかし言い換えれば、しっかりと施工すれば良い音が出るドアなので、作りこみ甲斐があります。
またアウター鉄板の防振は、外への音漏れを抑える効果もあるので音漏れを気にされる方にもオススメです。
純正状態の車では、スピーカーから出る音と同じ程度か、それ以上レベルで共振音が混ざります。
ドアに使われている材は指で弾くとベイーンと簡単に音を出します。
”ドッツ ドッツ”とリズミカルに跳ねる音も”ド~ン” “ド~ン”となり、
体を動かしたくなるような躍動感を得る事は出来ません。
”ダーダッダダーン”と奏者が手元で付けたスタッカートもマスキングされ抑揚もへったくれもありません。
タイトな音、ウォームな音と”スピーカーの個性での違い”は出るべき出すべきですが、
鉄板の共振による音の変化はどうでしょうか。
共振音が混ざると、低音が出ている様に感じる事もあるかもしれませんが、上記の様に”本来の音”が出ているのかを聴けば一目瞭然。ただただブーミーになっているだけですね。
カーオーディオでは、ドア防振は必須の工程です。
ラゲッジには、アンプボードonサブウーファー。
お持ち込みのA99Xと、サブ用のD800が収まるアンプラックと、SW-G50用のエンクロージャーを製作しています。
サブウーファーは、いきなりラゲッジ床に設置するのと、アンプラック上に設置するのでは、聴こえる音が異なります。
当店では、寸法の制限がない限りアンプラックもバッフルと同じ木材を使って製作しているので、よりブレない低音が生まれます。
フロアボードがベインベインの車であれば、サブウーファーの音に釣られてラゲッジ全体が鳴る様な状態となる車も少なくないので、同じ予算(時間)内で、最も良い状態でインストール出来る様に心掛けています。
ご予算に余裕のあるようであれば、床下の袋になっているスペアタイヤスペースの防振を施工したり、MDF等で製作したフロアボードを1枚引くだけも効果があります。
最後に音響調整を施して納車となります。
カーオーディオは2way、3wayと、分けて再生する事が主流です。
これは1度に大勢が喋る様な賑やかさを出す為ではなく、
高音再生のスペシャリスト、中音再生のスペシャリスト、低音再生のスペシャリストと、
役割分担をして、1つの結果(音)を出す為に分けています。
オーケストラのようなもんですね。
これカーオーディオでは、
取付により、”偽物”を作ってしまう場合があります。
ツイーターやハイレンジの設置に問題がある場合
反射音が発生し、偽物が現れます。この偽物、上手であれば良いのですが、まぁ下手くそなんです。
ドア防振が甘かったり、未施工の場合
スピーカー以外の共振音(部外者)が混ざる事で、目指している形とは異なるモノが出来てしまいます。楽譜にはない音を好き勝手弾いてるもんです。
これでは良い音にはなりませんよね。
なので、カーオーディオでは取付が非常に大事なのです。
さて今回は、サブウーファーの取付まで1度に施工させて頂きましたが、
パンクロック好き、メタル好きでも
ハウス/クラブ系好きでも
レゲェ好きでも
ベース音をしっかりと正しく再生出来る様にしておくことは、音楽を体で楽しむ事も出来るカーオーディオでは非常に有効で満足感が高い部分です。
サブウーファーというと、ズンチズンチゆうてるアレを想像して、
いやぁ私はそんなに低音いらないので、、となる方も結構いらっしゃいますが、それは誤解です。
あくまでドアスピーカーでは構造上、音量を稼げない低音域を補う為のサブウーファーなので、
フロントの音を食う程の重低音は出しません。
(ご依頼があれば、そのような音作りも可能です)
バンドで言う所の”リズム隊”
ドラムとベースの音をしっかりと聴き取れる再生環境こそが、その音楽の本質を味わえるシステムだと思います。
また、音楽フェスやライブハウスの生を経験した事がある方なら、尚更サブウーファーの重要性は分かって頂けるのではないでしょうか。
デカい音も気持ち良いですが、体に感じるビートがまた、音楽を気持ちよく楽しめる部分でもありますよね。
最近ではパワードサブウーファーでも、”サブウーファー”としての仕事をキチンとこなせる高性能なモノがあるので、ユニットサブ+サブ用アンプの費用が難しい方は、パワードサブウーファーの導入を検討されると良いと思います。
低音が増える。そんな感覚での導入であれば、
これほど全体が変わるのか。
とご満足いただける事間違いなし。ご興味あればお気軽にお問合せください。
あごひげ白石