世の中が変わり、日頃の疲れを解消する方法が変わりつつある今日この頃。
休日の天気が良くなかったりして、尚更引きこもっている事が増えています。
そんな時は物欲!
タネがないので大物は無理ですが、
お古を譲ってもらったりなんかしてPC周りを色々と充実させてみたりして、ここ最近、PC環境が結構変わりました。
こう見えて実は、
気に入ったものは壊れるまで使い続けるタイプだったりする私。
4,5年もすれば、ゴロッと新しくなる世界なので、置いて行かれないように少しだけ更新しました。
慣れない環境では、スラスラと文字が打てず、若干ムムムと思いながらポチポチ入力しているのですが、
HPの更新など、数日かけて行う作業が絡むと、持ち歩けないPCは何かと不便なので、画面がチョー綺麗で解像度が高いノートPCは重宝します。
これ幸いに、中々思い通りいかなくても、しぶとく使い続けることが出来る性格も持ち合わせているので、
こうやって文字を打ちながらIMEを変えてみたり、設定を詰めたりしながら、使いやすいようにチューニングして、どうにか愛着が出るよう工夫しております。
んま、なんといっても、
カッケェ道具を使っている俺カッケェ
ってのが一番重要です。
やる気の出方が変わります。
そんなこんなで
正直今の所、ちと使いづらいと感じているけど、
カッケェから問題ないと夜な夜なブログを書き始めた僕がお届け。
こんにちは、しらちゃんです。
さて本日は、日産 リーフ。EVカーでございます。
こちらのお客様は、自家用車の方もオーディオインストールをさせて頂いており、
この度、仕事用の車にもオーディオを付けて欲しいとの事でご依頼頂きました。
外回りのお仕事をされている方ならば、自家用車よりも仕事車に乗っている時間が圧倒的に長いはず。
音の良い車で気分良くお客様の所へ行けるのなら、仕事も上手くいくに違いない。
仕事はモチベーションが大切です。
という事で、こちらのリーフに
ECS ET-160W
Helix DSP MINI
HELIX D-FOUR
をインストールしていきます。
ヘッドユニットはリーフ純正。
リーフについているナビユニットは、
充電スポット検索がついているので、このまま使用する方が殆どかと思います。
今回取り付けする外部DSP、Helix DSP MINIは外部入力を持っているので、
もし将来的に純正ナビユニット以上の音質が欲しいと思った時は、デジタル入力という手があるので、音質面でも特に問題ありません。
考え方によっては、
ナビユニットは、レスポンス重視、音声案内重視、価格重視、画面の大きさ重視。
そんな目線でナビを選んでおき、
良い音で聴く時は、デジタル入力でDAP等を使うと頭から割り切ったレイアウトで、オーディオインストールをするのも手だと思います。
今回のリーフは必然的にそれが当てはまるタイプです。
スピーカーは、ECS ET-160W
ECSというブランド立ち上げ前から販売しているロングセラーのベストセラー。
同価格帯のスピーカーと聴き比べたとき、明らかに他と異なる個性を持っているので、貴方の好みと合えば、迷わず”コレにしよ”となるサウンドが魅力的。
カーオーディオ界では大きめな振動板を持つこのツイーターは、下が、よー伸びて、ウーファーとの繋がりも抜群。
当店の魔改造にて、高音域の再生をより広く、ナチュラルにチューニングしているので、様々な楽曲を心地良く楽しむことができます。
また、音のエッジが比較的丸め。
しっかり聴こえるけど尖っていないサウンドなので、刺さる高音は苦手。な方は、もう迷う必要ありません。
これっす。はい。
ドアの中を撮り損ねちゃったので、写真はなし。ゴメンなSorry。
ドア防振はPAC1で施工しています。
EVカーと言っても、箱の構造は特に変わったもんではありません。
しっかりと共振を止め、しっかりとスピーカーを固定することが出来れば、深いストロークをするET-160Wのウーファーもご機嫌サウンド。
スピーカーが放つ音のみが耳に届いていていれば、ツイーターともカチッと繋がり、心地の良い濃厚なサウンドに仕上がります。
HELIX DSP MINIはシート下。
HEC USB HD AUDIO INPUT MODULEを追加して、ナビ入力とは別に、デジタル入力を完備。
多くのナビで、スマホ等をブルートゥースで繋いで音楽再生出来る今日ですが、
外部入力を拡張して、そこへ接続して音楽を再生したほうが、圧倒的に高音質になります。
この”圧倒的”とは、
・毎回有線で繋ぐ必要がある
・ステリモで操作できない
といった外部入力ならではの手間が、全く苦にならないほど音質が違います。
これは所謂、高音質音源でなくても、80年代のマイナーなヘヴィメタルであっても、
外部入力で再生した方が気持ち良く聴くことが出来ます。
外部DSPとは、車ならではの音楽再生的問題点を改善させる為のアイテムですが、
いくら高性能であっても、ない情報を増やす事は出来ません。
即ち、可能な限り高品質で、
音源情報を欠損することなく入力することが出来れば出来るほど、音が良くなるという事になります。
今回のお客様は既に自家用車の方で、デジタル入力の凄さを経験済みの方なので同時インストールを行いましたが、
DSPとはなんぞや。から始められる方も多いので、
まずは、今まで通りの使い方で高音質化出来る、ナビやデッキの信号を入力する形でインストールし、
もっと音が良くなるならやってみようかな?と思われた時に、デジタル入力環境を追加する。といった方も多くいらっしゃいます。
ラゲッジには、HELIX D FOUR。
普段ならパッパラパーなはずのルートも、リーフは茨の道。
ケーブルの取り回しも、ちと特殊になります。
さて、D FOURなんて言ってますが、これAB級です。
税別3万円とお手頃価格のパワーアンプですが、図体はデカイ。
Audiotec Fischer社(HELIX/BRAX)は、DSPやアンプのノウハウを多く持っており、
比較的安価なモデルでも、必ず押さえて置かなければならないポイントは、しっかりクリアしているようで、価格以上のサウンドを持っています。
そして多くのスピーカーと相性もばっちりなのが嬉しい所。
安価に内蔵アンプと外部アンプの違いを楽しむ機会にも使える5万円以下で音が良いアンプは需要ありです。
最後に音響調整を施して納車となります。
音響調整機能がついているヘッドユニットを使っていても、外部DSPを搭載する意味があるほど、
カーオーディオでの音響調整の重要さが知られてきた今日この頃。
そんな中、DSP MINIから始まりULTRAまであるラインナップの多さなので、お客様のニーズに合わせて選べるのが非常に嬉しい所。
高性能なDSPさえ持っていれば、
その車が音響的に優れていない車種であっても、次の車へ乗り換えても、ずっと良い音を味わう事が出来るというのは、カーオーディオを楽しむユーザーにとって、かなりのメリットがあると思っています。
前回のブログでも書いたワードですが、カーオーディオ機器は”部品”です。
いくら超高性能なDSPでも、音響調整が正しく出来ていないと勿体ない。
何十年も前から音響調整の重要性と、正しい音響調整の答えを伝えてきたエモーションは、もちろん音響調整も自信あり。
全車共通の基礎の調整を入れた後、お客様の好みに合わせて味付けをしてご提供しています。
その基礎調整は、TAやクロスポイントだと思われている方も多いのですが、当店が考える基礎は、EQを含みます。
EQは好みの音にする為だけに使うのではなく、その車が持つ音響特性によって、崩れたバランスを正しく戻す為にも使います。
ガラスだったり、ダッシュボードだったりと音を反射させる壁がある以上、調整なしでは音源通りの音が聴こえてこないのがカーオーディオです。難しいけど面白い理由でもあります。
このブログでも取付や音響調整について色々と書いていますが、
やっぱり聴いてみてナンボ。いくら複雑な難しそうなことやってても、音がつまらなければ意味がない。
デモカーあるので聴いてみて下さい。
ディスプレイに沢山のスピーカーがあるので聴いてみて下さい。
きっと貴方が求める音があると思います。
あごひげ白石