皆さんこんにちは。
最近、めっきり涼しくなってきましたね。
そろそろ上着を出そうと考えているエモ親方です。
さて、朗報です。
本日、サイバーナビ Xシリーズに、待望の8型モデルが登場すると発表になりました。
AVIC-CL902XS
サイバーナビXといえば、今年9月の発売以降、かつてのカロッツェリアXシリーズをも超える音質と評価され、
大好評を得ていたのですが、
7型のみの販売であったため、購入を躊躇していたという大画面派の方も多くいらっしゃったと思います。
今のところ、12月からのデリバリー開始と聞いております
(早まることもあれば遅れることもあるかもしれません)
カタログ価格は、¥278,000(税別)
ただし今年いっぱいは、エモーションの操業25周年イヤーです。
従いまして、
10台限定にて、思い切った取付込み特価をご用意しております。
25周年記念特価!最後の企画です。
ご希望の方は”お問い合わせください”
ただいま、ご予約受付中です。
話は変わりまして。
カロッツェリアから待望のDSPの登場です!
と言っても、本格的なハイエンドDSPはただいま企画中とのこと。
今回は、簡易的なDSPですが、史上最安値のものが登場しております。
carrozzeria DEQ-1000A
カタログ価格¥28,000(税別)
28,000円ということは、エモーションにスピーカーを交換に来られた方が、あと少しご予算に余裕があるようならば、
追加で装着できるくらいの金額です。
では気になる性能です。
・タイムアライメント
・出力レベル調整
・13バンドグラフィックイコライザー
・ハイパス/ローパスフィルター調整
・MOS FET 50W×4アンプ内蔵
・3プリアウト(F/R SW) or(High /Mid/Low)
ざっくり見てくと、フロント2WAYマルチシステム+サブウーファーが構築可能な、
簡易型DSPといったところです。
もっと言えば、2016年型のサイバーナビ。AVIC-CZ900シリーズのDSP部だけを抜き出したような内容です。
タイムアライメントのステップは、表記がないのでわかりませんが、
旧型サイバーや現行の楽ナビなどと同じであれば、2.5㎝ステップ。
希望的観測からは、DEH-970と同等の1.75㎝ステップであってくれればうれしいかな。
DEH-P01と同じ、0.77㎝ステップは望外といったところでしょう。
DSPは、やはりフルスペック型の方が良いわけで、
31バンド左右独立イコライザーや、0.34㎝ステップのタイムアライメントであれば、相当細かな調整が可能となります。
しかしそれだと大抵の場合10万を超える価格になってしまいます。
28,000円という、ちょっとした高音質アイテム程度の価格でDSPを発売するのなら、この内容が精いっぱいでしょう。
しかし侮ってはいけません。
簡易的であってもカーオーディオにDSP機能が有るか無いかでは、間違いなく、雲泥の差が生じます。
実際、サイバーナビのZH/VHの時代(ダイヤトーンサウンドナビ登場以前)に、
簡易型DSP搭載ながらサイバーナビが音質で高評価を受けていたのも、
実はこのDSP機能と高音質な内蔵アンプにあったと思います。
カロッツェリアの簡易型DSPは、現在、楽ナビシリーズに搭載されており、
サイバーナビではZH/VHシリーズから、AVIC-CZ900シリーズまで使用されていました。
2017年11月以降モデル、AVIC-CZ901シリーズ以降、本格的なフルスペックDSPが搭載されます。
特に優秀なのはイコライザーで、”的を得たイコライザーバンド”と言える周波数を調整します。
これは、DEQ-1000Aではなく、旧型サイバーナビ、ZH/VHシリーズに搭載されていたイコライザーの写真です。
DEQ-1000Aのイコライザーは、恐らくこれと同じものが搭載されているのではないかと推察します。
どの周波数を見ても、カーオーディオで問題点となっている周波数、
要するに「必ず調整する必要のある周波数」が並んでいることがわかります。
これは「的を得たイコライザーバンド」であるといっても過言ではないでしょう。
ちなみに、この写真のイコライジングカーブは、軽自動車や2ドアクーペなどの特殊な車を除き、
コンパクトカーからミニバン、セダンまで通用する普遍的なカーブです。
まずはこのカーブに設定してから微調整を行います。
この手のDSPが搭載されたナビをお使いの方は、是非試してみられてください。
このDSPの調整はスマホアプリを用いて行うようです。
内蔵アンプは、MOS FET 50W×4、とありますので、恐らく、カロッツェリアのナビ、1DINヘッドなどに搭載されている、
AB級内蔵アンプと同等のものでしょう。
ここはできれば、D級アンプのGM-D1400Ⅱと同等品にしてほしかったと思うのですが、
28,000円ならば仕方ありますまい。
また、DEQ-1000Aにはマツダ車専用モデルも存在しております。
DEQ-1000A-MZ
基本的な機能はDEQ-1000Aと同じですが、マツダ車にカプラオンできる専用ケーブルが同梱されています。
また、調整もスマホの専用アプリを使って、マツダの車種を選ぶだけ調整できるようになっているようで、
マツダ車オーナーには朗報だと思います。
実際マツダ車は、今のマツダコネクト以降、音質は劣化の一途であり、また最近は「プリセットイコライザー」が入っていて、
これがまたすこぶる音を壊していると思います。
ちなみにプリセットイコライザーとは、ユーザーが調整する、High/Mid/Low などのトーンコントロールではなく、
ナビ本体にあらかじめセットされているイコライザーの事です。したがってユーザーはこれを調整できません。
ただなんというか、これが恐ろしくドンシャリに設定されていて、正直言って聞くに堪えません。
本当に音響のプロが調整したのだろうかと疑いたくなるレベルです。
このプリセットイコライザーは、VW系やボルボ、BMWなどにも採用されています。
マツダ車はかっこよく、内装も充実し良い車だと思うのですが、取り外し出来ない標準装備のナビの音質だけは、車の高級感とは裏腹な印象がありましたが、
DEQ-1000A-MZの装着によって、かなり高音質化できるのではないかと期待しております。
さて、今回は、”今日”発表になったばかりということで、まだまともな情報もなく、憶測を交えた解説にとどまりましたが、
新たに入る情報や、試聴することができればそのレポートも含め、また解説させていただきたいと思います。
エモ親方
TEL 092-939-0789