サイバーXで盛り上がっている今日この頃ですが
ピットの気温と湿度も盛り上がっています。
九州も梅雨入りしたようで、日中はinサウナです。
毎年、この時期が一番好きくないですね~。
髪も頭もクルクルパー
どうも”しらちゃん”です。
さて本日は、トヨタ アクアに
既設の楽ナビを活かして高音質にするプランを施工したお話です。
ヘッドユニットは、Carrozzeria 楽ナビ。
“RZシリーズ”以降の楽ナビは、タイムアライメントが入っていて、実は出音も良いので
当店オリジナル パッシブネットワークを制作し、パッシブを入れて
フロントchに、ウーファー、リアchにツィーターを接続。
(これ逆につなぐと音声案内が超ハイトーンで”次の信号を右折です ”ってなりますので、リアにツィーターです。
でも900系サイバーのネットワークモードは、フロントがツイーターなので、やらかすとデンジャーです。)
親方曰く「楽ナビRZシリーズは、2015年以前のサイバーナビに匹敵する音質」げなですよ。
これにより、位相の整った音となり
楽ナビとは思えない良い音に変貌させる事が出来ます。
”位相の整った音”
実はココも、カーオーディオでは重要なポイントです。
”調整の出たオーディオ”は、スピーカーの存在を感じさせない音になりますので
音量を上げても煩く感じない、心地よい音となるのです。
また”車”という環境上、左右のドアの形状が違う車もあれば
窓ガラス、センターコンソールに反射して、ピークを作ってみたりディップを作ってみたりと
さまざまな影響により、耳に届く頃には不愉快な音に変化している事も、よくあります。
それを補正してあげるわけなので
良くなるのも当然ちゃ当然ですね。
ドアです。
中の写真を取り忘れてしまいましたが
スピーカーケーブルを引き直し、防振PAC1を施工。
Carrozzeria製バッフルを小加工して、Morel Maximo Ultra 602をインストールしています。
最近は、PAC1をご選択頂けるケースが多いのですが
スーパースタンダードと比べると、しっかりと共振音が抑えられ
誰が聴いてもクリアと感じるサウンドになります。
もちろんご予算もあると思うので、
初めは、スーパースタンダート → グレードアップでPAC1等も可能ですよ。
Maximo Ultra602のツイーターは、Aピラーワンオフ。
このスピーカーに秘められたポテンシャルは間違いなく価格以上なのですが
特にこのツイーターが良いのですよね。
低いところまで伸びているので、ウーファーと音の繋がりが良く
自然で、濃い音を奏でます。
ウーファーとツイーターがシッカリと繋がっていれば
スピーカーは、ドアとAピラーにあるのに
あたかも、左右のエアコンの吹出口辺りに1つずつ在る様に聴こえ
スピーカーの存在を感じさせず
ボーカルがダッシュボードの真ん中辺りで歌っている様に聴こえる訳なので不思議なものです。
録音された風景が見えるというカーオーディオの面白さの1つだと思います。
今回のシステムは、
サイバー等と比べると、お手ごろ価格な楽ナビですが
入庫した際の音と比べると、良い音になったと驚いて頂けるサウンドに仕上がりました。
ここでは一部の車しか作業レポート出来ていないので、想像しにくいかと思いますが
初めてのカーオーディオの方、沢山いらっしゃいます。
純正からの変化は大きいので、皆さん驚いて頂けるようです。
最近は、新商品のテストラッシュです。
施工方法等は、こうすれば間違いなく良くなる。
という技術、手段は確立していますが
機器や材料は、様々な新商品が日々出てきますので
たびたびテストを行っています。
ぶっちゃけ時間もかかりますし、
購入しなければテスト出来ないモノもあるので手間とコストはかかりますが
一人でも、カーオーディオの楽しさを広めれたら良いな
そんな想いでココで公開しています。
これからも、どんどんテストして
”これは良い!”を見つけた時は、皆さんにフィードバックしていきますね。
アゴヒゲ白石
親方から追加の一言、
安い純正ナビや、超低価格の市販ナビは、「本当にこれを売っていいのか?」と思いたくなるほどひどい音質ですが、そういったナビのまま、スピーカー交換を施工すると、確かにスピーカーが向上した分、クリアネスや低音の延びは改善されるのですが、あまりにも悪いナビの音質が足を引いて、思ったほど音質向上できず、不満足のままとなることが多々あります。
カロッツェリア”楽ナビ”と聞くと、どうしても量販店や通販の安売り商品と思われがちですが、どうしてどうして、今のモデルは結構良い音がするんですよ。