最近はタイトスケジュールなので
ブログを書く余力、もとい写真を撮る余裕がなく
また更新が空いてしまいました。
先日まで激寒で
体も思うように動かない数日間でしたが
昨日から日中は暖かくなりペースアップです。
こんにちは、しらちゃんです。
さて本日は
ホンダ S660に、HR/HMを楽しく聴けるオーディオにしよう計画を実施したお話です。
ワタクシ、しらちゃんもメタラーですのでいつも以上に力が入ります。
システムは、
純正ナビ→Helix DSP2→PRS-D800→165W-RC+TS-W2520です。
まずはヘッドユニット。
この1DIN幅もないセンターコンソール奥に
純正アンプが隠れています。
ホンダクオリティで、何とも外しにくい構造です。
カプラーは、いつものホンダカプラーなので
スピーカー出力を拾うのは、そう難しくありません。
ドアはPAC1 Plusです。
インナー鉄板全面と、内張裏を防振防音します。
S660のドアは、音響特性が良いように思います。
スポーツ2ドアだからか、鉄板も厚く強度があり
スピーカーの前後運動を受け止める剛性は
軽自動車とは思えない素晴らしいクオリティです。
Focal 165W-RCは、ローエンドが伸びるユニットなので
この剛性感は、非常にメリットとなります。
スピーカー裏に窓が降りてきますが、クリアランスは広いので
大概のユニットはインナーで入ると思いますが
一部のマグネットが大きいユニットは要検討です。
また軽自動車あるあるの”薄い内張”は
何もしなければ、音を悪くする大きな要因となりますが
今回は、内張も防振防音しますので音質向上に大きく貢献しています。
スーパーインナーバッフルでインストール。
ドアの形状が左右で微妙に違うので
左右対称と思ってやると、あれってなりますが
そこは柔軟に合わせます。
内張を戻したら見た目は変わりません。
ツイーターは、Aピラーワンオフです。
このツイーターは、ドライバーなどが磁力で吸い寄せられると
直ぐパリーンとなりますので取扱注意です。
円形ではなく横長の異形なので
落とし込みでの埋め込みが簡単ではないですね。
そして、これまた良い位置に
車両への止めのクリップがありますが
重量のあるユニットなので生かす必要があり
通常のAピラー製作と比べ、意識する所が一つ多いパターンです。
完成はこの様になります。
High Low SW用のアンプ Carrozzeria PRS-D800は助手席後方に
Helix DSPは運転席後方にインストールしています。
運転席後方に設置する場合は
お客様のシートポジションが確保出来る事を確認しての設置ですが
S660はDSPぐらいの厚みの物であれば大丈夫そうです。
そしてサブウーファーは助手席足元に脱着式で
Carrozzeria TS-W2520をインストール。
通常、同じくCarrozzeriaのエンクロージャーUD-SW250D+W2520ですが
UD-SW250Dは寸法的に難しいので
エンクロージャーは足元に収まる寸法でワンオフ製作となりました。
シャロータイプのユニットなので、スペースに制限がある場合は特に使えます。
写真撮り忘れましたorz
全てのインストール作業が終了後
細かな調整が可能なHelix DSPの機能をフル活用して音響調整を行い納車となります。
反射を考慮したAピラーワンオフと
軽自動車とは思えないドア剛性と、鉄板・内張りの共振を抑えた防振により
ゴーストの少ない、定位感のあるアグレッシブなサウンドに仕上がりました。
軽自動車は、ドア容量等の問題で
ローエンドが伸びきらない事がよくありますが
S660のドアは、しっかりと伸びています。
これは驚きました。
ただS660の純正アンプの出力が、かなり大きく
Helix DSPの入力全下げでも少し扱いづらい状況でしたので
気になるようであれば入力レベルを下げる用途で
H/Lコンバーターを入れると良いと思います。
純正デッキは、CDはなく
USB、AUXが主となる様でしたので
DAPを導入して直接DSPにデジタル入力もアリかもしれませんね。
アゴヒゲ白石