暑い!!
この時期は体に堪えますね。座っているだけでも汗が吹き出します。
当店の近所では、背の高そうな新しい建物が数件生えようとしていて、現場の皆さんも大変そう。
仕事柄、空調服ってやつには縁がないのですが、あれ涼しいんですかね?
しらちゃんのオススメ楽曲
・Dua Lipa – Future Nostalgia 44.1kHz/24bit 2020/04/03リリース
2019年グラミー受賞作。MVは5億回以上再生されているので知っている方も多いのではと思います。未だに聴いている傑作アルバム。Dua lipaの楽曲はグルーヴィな曲が多く、やはり注目すべきはベースライン。巧みなゴーストノートが効いた無意識に体が乗ってしまうビートが心地が良い。この手の曲をカーオーディオで気持ち良く聴く為には音の繋がりが重要となり、ボーカルとベースが同じ高さに現れるかをチェックしたい。もしベースだけ足元から鳴っているのなら位相が逆だ。
こんにちは、しらちゃんです。
さて本日はハリアー。
サイバー内蔵アンプ駆動でMorel Maimo ultra602 HE2を、GM-D8100でWX2530を駆動するシステムで楽しんでおられましたが、この度外部アンプ化!
パワーアンプは、スピーカーを変えたかの様に音が変化する機材です。
ナビの内臓アンプや、アンプ内蔵DSPなどに搭載されているパワーアンプとは違い、大きさも、電力も確保できる単体アンプの力はおそるべし。
音質=物量という事実は変わりませんので、デカイ、重い、電気食う。はやっぱり音が良いのです。
そんなハリアーのシステムは、
今やカーオーディオ界では定番ともいえる9インチのサイバーナビ
Carrozzeria AVIC-CQ912-3
抜群の駆動力と、確かな音色を持つ
HELIX C-FOUR
パンパン系の後継機種でキレと深みを両立している
MOREL Maximo Ultra 602 HE2
D級アンプ搭載により価格と大きさを抑えつつ抜群の駆動力を持つ
Carrozzeria GM-D8100
ダウンファイヤリング方式を採用したユニット型サブウーファー
Carrozzeria TS-WX2530
俺史上最も良く出来たブログだと自負しているじゃなかった
全域に置いて明らかに良くなったと感じる事が出来る
Audio Technica AT-RX280A
これらをインストールしていきます。
ヘッドユニットは、9インチサイバーナビ。
今や説明不要の超高音質ナビゲーションです。
そもそもの出音が良い事に加え、カーオーディオではマストとなる音響調整機能もフルスペッククラスなので、2way+SWまでのシステム規模であれば、コイツで再生から制御まで可能です。
HDMI入力も持っているので、Fire TV Stickや、androidTVなどを入力しておけば、Wifiルーターやデザリングを使ってオンラインコンテンツを楽しむ事も可能です。
パワーアンプHELIX C-FOURは、助手席下に設置。
アンプ本体を最大限前に寄せて、後ろ側がギリ許せるぐらいのはみだし具合でしょうか。
頑張ってシート下に設置した理由は、ケーブル類が短くて済むから。
特に今回はテクニカのRX280Aを使うので、シート下とラゲッジ設置では長さが倍近く異なり、ケーブル費用/ワイヤリング費用が結構変わってきます。
シートをガバーっと前にやると、こんな感じ。
アンプガードというよりも、端子ガードってとこですね。
下のフロアマットとは、2,3mm隙間があくよう、アンプを浮かせています。
掃除のときなどにマットを取りたいときは、アンプをずらさなくても取れる様に工夫しています。
HE2のツイーターはAピラーワンオフ。
最適な位置と角度でインストールしています。
ツイーターが小型なので、ピラーのエアコンの吹き出し口は裏側を上手い事処理して生かしています。
この手のピラーの場合、基本的には生かす方向で考えながら製作しますが、径が大きくなるとその分中に入る形となる為、吹き出し口を埋める事もあります。
吹き出し口を意地でも生かしてくれと言われれば出来ますが、ボッコリ外に出るので、かなり不細工になります。
作りながら判断していく部分となるのでアレですが、仕上がりがどうなるかご不安な方は事前にお問合せ下さい。
ドアは、PAC1からPAC1 Plusへ防振を強化しています。
PLUS化は、内張り側をしっかり止めるという施工になります。
ドア内張りは、直接スピーカーとくっついていませんが、音は波(振動)ですので、皆さんの想像以上に伝わっています。
ハリアーは比較的しっかりとした内張りですが、それでもしっかり止めてあげると引き締まった音離れの良い音に変わった事を実感できるほど変わります。
カーオーディオの場合は、ドアが軸です。
ドアの出来が良くなれば、ツイーターの帯域である高音域も、サブウーファーの帯域である低音域も良くなります。
ラゲッジ床下に設置したサブウーファー用の1chパワーアンプGM-D8100は、実は助手席に居ました。
この度、ラゲッジへお引越しです。丁度良いスッポリ具合で収まりました。
当店のインストールは、どこに付けるにしても、外した時に極力跡が目立たない様に施工しています。
この床下設置も、ケーブル類を逃がす為に穴をあけていますが手前側に最小限で開けています。
ここであれば、仮に車を売却する為にアンプを取り外したとしても目立ちません。
天板を載せて、サブを載せ、脱着式用に作ったカプラーをカチッとすれば完成です。
WX2530はダウンファイヤリング方式といって、下向きにユニットが付いています。
これにより、低音域の増幅と、上に物を載せる事が出来るので、場所を取るという欠点を上手く攻略した設置方法です。
ユニット型サブウーファーは、小型化を求められるパワードサブウーファーとは異なり、より駆動力のあるアンプで鳴らす事が出来るので、ドッと止まるべきところは、ドッと止まり、サブの音は前から聴こえてきます。
フロントスピーカーの底を支える、芯のあるサウンドに仕上がります。
最後に音響調整を施して納車となります。
パワーアンプを付けるとどうなるの。
・厚みが出る。
・立体的になる、躍動感が出る。
・聴こえなかった音が聴こえてくる。
・リアルな音になる
この辺りが全アンプに共通する部分でしょうか。
いくら高性能なDSPを使っていて、パワーアンプ直前まで素晴らしい情報量をキープしていても、それをスピーカーに伝えるアンプがヘボいと平面的な音になります。
外部アンプであれば、電気的に余裕があり、より正確に力強く駆動できるようになるので、音楽ソースに含まれた、小さな音細かな音から、パワー溢れる情熱的な音までを描き出し、躍動感あふれるサウンドになります。
ワタクシ、バンド物を好むので特に、この”立体的な躍動感のある音”ってのは非常に重要です。
楽器を演奏する人間は、その楽器に感情を込めます。
ブルースがシンプルで分かりやすいのですが、ギターでブルースを演るときは、フレーズに起承転結を作ります。
聴衆を楽曲の雰囲気に引き込む様に歌い始め、ここぞという所を強く弾いて盛り上がり、話を締めくくります。
その空間の中で、ドラマーやベーシストもギターに合わせて”ほんのわずかな間合い” や”力加減” から、その話の世界観を皆で作るわけです。
このやり取りこそがグルーヴを生み、このグルーヴ感をスピーカーを通して伝える為に必要なのがパワーアンプ。
アンプは重要です。
さてこのパワーアンプという装置。個性があります。
低音を引き締めるもの、余韻豊かにするもの。カリカリ系、雰囲気系。様々です。
使っているスピーカーを考慮した選び方をすると、飛躍的に音質が向上します。
スピーカーとアンプの組み合わせとは、時に短所を支えあい、時に長所を伸ばしあう。
我がで止まれるスピーカーであれば、止める力が強いアンプよりも、押す力が強いアンプの方が合います。
そう、
この奇跡の組み合わせの様にね!
この”組み合わせ術”を上手く使う事で、比較的手頃なユニットの組み合わせであっても、1度聴いたら忘れられない様な最高のサウンドになり得ます。
当店のアンプのコンテンツにも、少しだけ組み合わせ例を書いていますので、参考にされて下さい。
パワーアンプはゲインでも音の雰囲気が変わります。
ゲイン調整のやり方も1つではありません。
リアルで躍動感のあるサウンドに仕上げる事は得意分野。
お気軽にお問い合わせください。
アゴヒゲ白石
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