[スズキ ジムニーシエラ] この車にサイバー×Z900PRSはベストコンビに違いない!

スズキ

エモブログのサムネ、車にしました。

同じ車種に乗っている人が参考になるブログになれば良いな。と思って書いているので、ぱっと見で分かりやすい方が良いかと今更思い、GW以降の記事から新しい表示へと切り替えました。

ところで最近のオーディオ事情、お客様とお話ししているとサブスクリプション、ストリーミングサービスを使っている方が増えているように感じます。新曲や、流行り曲を聴けるので”情報集め”としても活用できますよね。

好きなアーティストのアルバム物色なんかも捗ります。

HR/HMが主食の僕は、近頃のハイレゾブームから名作remaster(remix)物色にハマっています。

最近では、ギター始めたらとりあえず弾いてみる名リフDeep purpleのSmoke on the waterの2024verなんかもぶっ飛びの高音質でした。remaster,remixはどちらも違う曲に聴こえる場合があり、コレジャナイ感を感じる曲も多々あるのですが、これはこれは素晴らしかったです。

バンド物と言えば、LIVE!という事で、ハイレゾ版のライブ音源も探してみると結構な数が存在する事に気が付きます。ハイレゾだから音が良いというわけでは決してないものの、期待値は上がります。

モンスターバンドともなると途中でメンバーが入れ替わり、初期メンバーが良いよね、とか2期メンバーが良いよね。なんて話が出て、その世代のライブ音源なんかあると欲しくなっちゃいますよね。

僕は、Metallicaの’93mexico、Ozzyの’02 Budokan、KSEの’05 World Ablaze、Arch ememy ’08Japan辺りは何度も聴いてます。沢山弾いたという事もありますが、やっぱりふてぇヤツが好きです。

 

この話題は長くなりそうなので、この辺で切り上げて本題に入ります。

こんにちは、しらちゃんです。

 

さて本日は、ジムニーシエラ。
目をつぶってもバラせるほどの台数をやっていますジムニーさんです。

いきなりですが、

ジムニーの音が物足らない、音が悪いと感じる理由は、

”ドアの 10cmのスピーカーじゃ無理がある”

であります。

 

エモーションでJB64ジムニーのサウンド向上を行う際は、純正10cmに合わせてスピーカーを選ばず、16(17)cmのスピーカーを加工して、インナーバッフルでインストールする構成をオススメしています。

ドアのスピーカーホール拡大加工費として若干工賃が増えはしますが、10cmの高級品と、17cm+加工費が同じ価格なのなら、17cm+加工費を選ぶ方が幸せになります。これはスピーカーの口径からくる構造の問題が主ですので、製造クオリティ差の話ではないということです。

ジムニーは、表裏の逃げの都合上、奥行きのあるスピーカーこそインナーでは入りませんが、頑張ればZ900PRSやモレルのマキシモウルトラ辺りまではギリ入るので、選べるスピーカーはそこそこあります。

近頃は、取付キットなるものが発売されて、小さいスピーカーホールからラッパ上に拡大して16cmを付けるバッフルがあるようですが、これは使いません。

スピーカーの背圧の抜けはとてつもなく表の音に影響しますので、無理やり16cmをつけるぐらいなら10cmを付けた方が不快な癖が出ず、良い音になるからです。

 

そんなわけで今回は、サイバーナビを母艦に、Z900PRSをナビの内臓アンプで鳴らす仕様を施工した車のご紹介です。

前車もエモーションで施工させて頂き、長らくカーオーディオを楽しまれている方なので、取付の方にも力を入れた内容で承っております。

システムは、

音楽再生やサブスクも使えるオンラインナビ
Carrozzeria AVIC-CQ912-3DC

AVIC-CQ912III/CL912III/CW912III/CZ912III系(AVIC-CQ912III-DC / AVIC-CL912III-DC / AVIC-CW912III-DC / AVIC-CZ912III-DC 等) | サイバーナビ | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
クルマもオンラインで楽しむ。常に先進のカーライフを切り開く。2022年最新モデル AVIC-CQ912III-DC / AVIC-CL912III-DC / AVIC-CW912III-DC / AVIC-CZ912III-DC / AVIC-CQ912III / AVIC-CL912III / AVIC-CW912I...

2wayシステムで3wayが組める魔法のスピーカー
Carrozzeria TS-Z900PRS

TS-Z900PRS|ハイエンドスピーカー|スピーカー|パイオニア株式会社
【パイオニア公式】圧倒的な臨場感と実在感を点音源再生で実現。カロッツェリアのセパレート3ウェイスピーカー「TS-Z900PRS」の特長紹介ページです。

これらをインストールを工夫しながらインストールしていきます。

 

ヘッドユニットは、CQ912-3-DC

3型サイバーは、えらく音が良い。ネットの評判でも皆さん音が良いと書かれていますね。オンライン通信が出来て、画面も9インチで、音が良い。揃ってます。

内蔵のDSP機能も車載ナビではトップクラスの性能で、このナビとスピーカーがあれば十分満足できるサウンドになるってんで大好評。マルチ接続で独立EQ。車ならではの問題点を改善できるフルスペック型です。

 

オンラインカーナビという事で、定番セットのAmazon Fire TV stick。

FireTVではなく、androidメディアプレイヤー的なヤツでも問題ありません。FireTVはOSが熟成されているので、動作サクサクなのが良い点ですね。

 

ハイレンジはAピラーワンオフ。

薄いピラーに対してこのサイズなので、サイズ感をご心配される方もいらっしゃいますが、

なるべく奥に入れて、なるべく視界の妨げにならないようにしつつ、ベストの角度と位置に入れてますので、思ったよりゴッツくないね。と安心して頂けています。

Z900PRSのハイレンジは軸上特性も優れているので、カーオーディオの環境では抜群のポテンシャルを持っており、良く考えて作られていると感心します。

カーオーディオだからこそ分かりやすい音像も、よりポッと浮かび上がる立体感がまた”Z900PRSにしてよかった”と感じれるポイントですね。

 

 

ドア防振はPAC2。
ホール加工ありのスーパーインナーバッフルです。

PAC2防振は、ドアの共振ポイント止めまくる防振プランです。 止めまくると言ってもデッドすぎる音にならないようコントロールしながら施工しています。

純正状態ではスピーカーをドラム缶に付けるようなもの。カーンとかバイーンなんて音が鳴りまくります。外鉄板、内鉄板、内張りの3点セットをしっかり止めておけば、より歪み感の少ない、濃厚でリアルなサウンドに仕上がります。

さてカーオーディオの場合は、スピーカーは部品です。

ドアに付けて初めて装置となります。

スピーカーが高性能であっても、それを取付するドアが純正状態では、背圧処理が不十分でスピーカーがスムースに動けない、共振して鉄板が第2のスピーカーとして騒音を出すなど、その高性能なスピーカーのポテンシャルを全く引き出せない状態となりますので、ドア防振は必須である。という事になります。

 

続いてホール加工ということで、10cmの穴しか開いてない所を広げていくわけですが、ジムニーはスピーカーホール真裏に窓のレールが居るので、その強度を落とさない様にセンターをずらして拡大しています。

わざわざ鉄板をぶった切ってまで17cmを入れる理由ですが、”10cm”という口径のスピーカーでは高域も低域も足りません。カーオーディオでの10cmとはミッドレンジの括りに入るサイズです。

低音が足らないからと10cmにモノラルのサブウーファーを足しても、低域の解像感が極めて低い音となりますので、低音が鳴る様になったと感じる事が出来ても、音が良くなったとは感じないと思います。

まだ、ツイーターと、運転席下/助手席下にパワードサブを1つずつ設置してBMW方式にする方がマシな気はしますが、それはそれで3wayをコントロールできるDSPが必要になるので高くつきます。

折角2枚のでっかいドアがあり、加工すれば入るのですから、ドアに一般的な17cmのスピーカーを入れたシステム構成にする事が、最もコストが掛からず良い音に仕上がる方法となるわけです。

 

数日掛けて施工したドアも、内張りを戻すとビックリするぐらい分かりません。なんてこった。

しかし音を出してみたらビックリ仰天。スッカスカの純正には戻れない、厚みある音が聴こえてきます。

インナーバッフルなので内張りの開口10cm。これ大丈夫?と気になる方もいらっしゃるかと思いますが、3wayである利点も効いて問題ありません。

3wayでのミッドバスは主に低音域のみを再生させますので、17cmスピーカーの音の圧縮によるピークやディップが強く発生する中域はハイレンジが受け持ちますから影響は最小限です。

更にサイバー内蔵の高性能なDSPで音を整えつつ制御も行いますので、インナーバッフルであっても良い音に仕上げる事が可能となります。

 

ちなみに、2wayであっても音響調整で補正出来るレベルです。

実際にジムニーへ、サイバーナビ×2wayでのオーディオ施工も数多く行っていますが、全車良い音になって御納車しています。

物理的に行くのなら、アウターバッフルなど大掛かりな工事が必要となる所、音響調整で済むわけです。

カーオーディオでのDSPとは、左右スピーカーの中央で聴けない。等の問題点を解消するだけでなく、その車種が元々持っているオーディオ的ウィークポイントを解消できる事は、実はあまり知られていません。

これらが搭載されているサイバーナビの魅力が見えてきますね。

 

 

最後に音響調整を施して納車となります。

 

 

 

ドアの音響加工は見えなくなる部分ですが、ここの拘りは音に出ます。誰でも分かります。

Z900PRSの様な3way構成では、上二つとなるツイーターとミッドレンジが優秀であれば、定位感の良さは出ますが、リアルな音かはドアと音響調整次第。音の芯がしかと鳴っているかが重要なのです。

ボーカルが居て、その後ろにリズム隊が居る事が分かるバンド演奏や、

バイオリンがいて、チェロがいて、その後ろにいるトランペットやトロンボーンがいるオーケストラ、

ジャズバーの様な、手前のお客さんのコップを置く音、椅子をずった音など、

聴こえるではなく、3次元的にそこに居る事が分かるレベルでのリアルさを追求して仕上げています。

この部分でのクオリティは、ドアの出来が直結します。

ドアスピーカーがしっかり動けて、副作用的な共振音が出ない状態に出来ていればいるほどリアルな音になるわけです。また、将来パワーアンプを入れた時や、サブウーファーを追加したときの感動具合も変わってくるわけですね。

 

ご予算の振り分け方や、将来的な構想まで考えるかなどは、お客様次第です。

長く乗るから、乗り始めの段階で基礎作りをしっかりやっておく。

サブやアンプなど一通り入れてみたい。

などの構成面であったり、

待ちに待った購入できるタイミングがやっと来た。

なんて”憧れ”も重要視したい部分です。

装着する車種と、ご希望に合わせてシステムを考える時もまた楽しい時間ですので、楽しくお手伝いさせて頂ければと思います。お気軽にご相談ください。

 

アゴヒゲ白石

 

 

 

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