エモーションには、稀に珍しい車が入庫します。
クールなブレーキが光るそれは、タイヤが3個。
幌屋根で、運転席はセンターポジション。
後ろには2人程乗れそうな座席付き。
そんな車のお悩みは、
デッキとスピーカーをココに付けたい。
“無いものを作る”
こんな風にしたいんだけど、
どっかしてくれないかなぁ。
そんな、お悩みを解決すべく存在するのが専門店。
お任せください。
こんにちは、しらちゃんです。
本日は、トゥクトゥク!
正式には、freedom(フリーダム)250と言うらしい。
オート三輪で、普通免許で乗れる様子。
座ってみると、
左側に”カブ”の様な仕様の5速ミッションと、
右側には、フットリアブレーキ。
ステアリングは二輪のそれ。
実にクール。
このマシーン、入庫時はオーディオレス。
そこで
オーバーヘッドコンソールを製作し、
メディアプレイヤー の Carrozzeria MVH-6600と
左右に10cmの Kicker KM44をインストール。
更にリアデッキに
Carrozzeria TS-WX400DAをマウント。
といった内容。
スピーカーのキッカーKM44は防水設計のマリン用
吹きさらしのサイドからもし雨が入り込めば、
ペーパーコーンのスピーカーなんかだったら一発アウト。
メディアプレイヤーも、マリン用の防水パネルに入れて装着します。
純正の使えそうなボルトを使い、
固定強度を考えつつ、車両への穴あけは最小限。
奥行きを出すと、圧迫感を感じてしまうので、
出来るだけ薄く、出来るだけスマートな形で製作しています。
勿論、こんな所にこんな物を付ける設計ではないので、
動かす為に必要な電源等をかき集め、
辛うじて袋になっているピラーの中を通し、デッキ裏に集結させています。
ラジオもご希望だったのですが
デッキが付いていないということは、ラジオアンテナも付いていません。
そこで、テレビ用フィルムアンテナをチョチョっと加工し、
ラジオアンテナ化させています。
リアデッキには、
Carrozzeria パワードサブウーファー TS-WX400DAを装着。
フロントが10cmなので、低域を補う用途です。
車が車なので、
通常の脱着式の様に、
マジックテープ等での取付も考えましたが、
もし走行中に外れた時、吹っ飛ぶ先は幌。
想像しただけで、ゾッとする。
かと言って、
車両への穴開けも出来る限り最小限にしたいという事で、
既存のビス穴をボルトに変更し、
サブマウント用のボードを製作し固定。
そこにサブをネジ止めする事にしました。
最後に不思議な体勢で音響調整。
鉄板に直付されていたルームランプもコンソールに移植しています。
こんな開放的な車でも、調整が決まれば
サブウーファーからは音を感じず、
フロントスピーカーの低域が増えた様に聴こえるので
毎度ながら不思議なものです。
トゥクトゥク。
車庫さえあれば、
趣味車、時に仕事車として面白いかもしれませんね。
ちと操縦に癖があり、
ギクシャクしながらソロっとピットに入れましたが、
流石オーナー。
納車の時は、華麗に帰って行きました。
有難う御座いました。
アゴヒゲ白石
TEL 092-939-0789