皆さんこんにちは、エモ親方です。
今回は、カロッツェリア・サイバーナビシリーズの情報が入ってまいりましたのでお知らせいたします。
この10月から発売される予定の新型サイバーナビは、見た目もナビ機能もこれまでとほとんど変わりません。
そのため、品番の大きな変更もなく、末尾品番がⅡからⅢへ変更になるだけのようです。
ところが音質面は驚くべき変化をいたします。それは…
音質が、かつてのサイバーナビXシリーズと、ほぼ同等になります!
これはすごいことではないでしょうか。
カロッツェリアの販売店用新商品導入マニュアルによると、以下のような高音質機能が搭載されたそうです。
カーナビ関連のパーツはそれなりのノイズを出しています。
そこからの影響を最小限に抑えるため、オーディオ基盤とカーナビ基盤を完全に独立させてレイアウトさせているそうです。
この変化だけでも、外見は変わらずとも中身が根本的に変わっていることを伺い知れます。
さらに、オーディオ系には最適なパーツを厳選し、その組み合わせも徹底検証したとあります。
この手法は高音質を目的とした機器の開発を行う際に、必ず行われる手法であり、
ここからも、新型サイバーナビは音質専用機であることがわかります。
オーディオマスタークロックの高品質化は、デジタル音源再生には不可欠な要素です。
これには従来型をはるかにしのぐ、超低位相雑音タイプを採用しデジタルジッターを極限まで低減したそうです。
かつてのサイバーナビXに搭載され、一躍有名になった高音質オペアンプ、
日清紡、MUSESを新型サイバーナビにも搭載しています。
ここまでの情報を得て、ふと気づくのですが、
もう完全にかつてのサイバーナビXと同等の音質性能となった。
と言ってもよいレベルなのであります。
まだ実機が入ってきておりません。従って未試聴の状態ですが、
すでに上がってきている情報だけから察するにしても、かなりの高音質器となることは間違いないでしょう。
ただし、かつてのサイバーナビXシリーズとは根本的に異なる点があります。それは・・・・
かつてのサイバーナビXは音質も価格も特別なナビだった。
しかし新型サイバーナビはXではない。つまり特別ではない。
あくまでこれまで通りのサイバーナビが音質のステージをXシリーズにまで上げてきたのだ。
今回の新型サイバーナビは、サイバーナビXになったわけではないのです。サイバーナビの音質が大幅に向上したのです。
これはカーナビが音楽ステーションとしての、新たなステージに突入したことを意味します。
価格は、少なくともエモーションでは、912-Ⅱシリーズと据え置きでご提供可能です。
音楽再生機としてのカーナビゲーションが、高音質再生機としての顔も持つことになりました。
その事が、カーナビゲーションの役割に一つの項目を書き加えることになるでしょう。
”カーナビは音質も楽しむエンターテイメント機器である”
その始まりを告げるであろう、今回の新型サイバーナビに大いに期待しています。
かつてのサイバーナビX AVIC-CZ902XSの試聴評価はこちらです。
http://emolog.jugem.jp/?eid=776
カロッツェリア、新型サイバーナビのページはこちら
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/carnavi/cybernavi/?ref=carrozzeria_top_panel
それでは、新型サイバーナビの続報をお待ちください。