日産 オーラNISMO やっぱりこの音が好きなんよ。JBLで聴くHeavy Metal

ニッサン

仕事柄様々なジャンルを新旧問わず聴く様にはしていますが、気がづくとHR/HMを聴いてる私。
一般的に見るとニッチなジャンルになるもんで、同じ趣味を持つソウルメイトな方がやってくると、お、メタル好きなん?と楽しい時間が始まります。

Tears in heavenから始まった僕のギター人生は、Master of puppetsを聴いてしまったのが転機。
色々と聴いて、コピーしてみるとメタルバンドのバラードはエモい。と気づいて、メタルコア、メロデス等の激しさの中にも情緒的な曲が心に刺さりまくった学生時代。おっさん化した今も、やっぱりグッとくる曲が好きみたいで、休み時間に店の壁に引っかけている魔改造した赤いZO-3でザクザク演っています。

 

そんなこんなで今日も元気にお届け。

こんにちは、しらちゃんです。

 

さて本日は日産オーラニスモ。

この型のノート/オーラ、街で結構見ますよね。
売れている車という事で近頃の入庫率も上がってきています。

オーラのレビューを読むと、良く走って静かで良い車。と評価されている方が多く満足度が高い車のよう。
という事は、良く走って静かで音が良い車になったら、そりゃ満足度が更に跳ね上がるってんで、歴代の車に付けてきた機器を、このNewマシーンにインストールしていきます。

 

システムは、

Carrozzeria AVIC-CL911

AVIC-CL911 商品概要 | サイバーナビ | カーナビ | パイオニア株式会社
パイオニア株式会社のお客様ページです。カロッツェリア サイバーナビ「AVIC-CL911」(2020年10月発売:生産終了)の商品概要を掲載しています。8V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・AV一体型メモリーナビゲーション。(オープン価格の商品は希望小売価格を定めていません。)

JBL 660GTi

MTX TE404

MTX-TE404
MTX-TE404

JBL GTO1014*2

Carrozzeria PRS-D800

PRS-D800 | パワーアンプ | システムアップ | カーナビ・カーAV(carrozzeria) | パイオニア株式会社
音に込めた深い情感を幅広いリスナーに届ける。複数台設置の一体感にもこだわったデザイン性を実現し、多彩なシステム発展にも対応するカロッツェリアのデジタルパワーアンプ「PRS-D800」の特長紹介ページです。

 

過去の乗り換えの際に、その時々に合わせてシステムを若干変更しつつも、長らく愛用されている機器もあり。

使えるもの、お気に入りのものはそのまま使って、好みのサウンドに仕上げていきます。

 

ヘッドユニットはCL911サイバーナビ8インチ。
7インチから8インチの1インチアップでも、画面がデカくなるのは嬉しいもの。
ひと昔前は、純正7インチパネルを加工して8インチを収める様な事もしていましたが、近頃の車は標準で収まるので手軽に大画面が楽しめます。

また近頃のサイバーナビはHDD/SSDを認識します。人生と共に集めてきた大量の音源達もSSDにぶち込んでサイバーナビに接続すれば、何千曲と持ち歩けるので便利なものです。

利便性は勿論の事、音質も抜群で、
サイバーナビが母艦となれば、2way+SWまでであればマルチ接続が可能なので、比較的シンプルな構成で良い音に仕上げる事が出来ます。

やはり社外ナビが収まるってのはカーオーディオにおいてメリットと言えますね。

 

JBL660GTiのツイーターはAピラーワンオフ。

660GTiと670GTiは、JBLらしい硬く重い低域と、エネルギッシュな中域、しっかり出ているが煩くない高域とホームオーディオのJBLと大変近しいサウンドなので、ファンが多いスピーカーだったのですが、残念ながら現在はディスコンの為、新品入手は困難です。それでも愛用している方は多く、この魅力的なサウンドに惚れてしまうんですね。

小型のツイーターながらも重量があり、拘ったインストールを行えばしっかりと答えてくれますので、位置と角度を詰めてAピラー製作しています。

 

どうやらドア防振の写真は撮り忘れたという事で、インスタ用に撮ったバッフルでも。

この型のノート/オーラは割と厚めのバッフルが入るので、そのメリットをしっかりと活用しインナーバッフルをワンオフ製作しています。

同じ日産であっても、スピーカーの取付径が違えば、鉄板と内張りとの距離も違うので、同じ型を使って切り出すだけではなく、厚みを調整したり、裏側にテーパー処理をし抜けを確保したりして工夫しています。

バッフル製作に使用する材も、通常のMDFと比べ高密度で、耐水性があり、内部損失が高く音響特性の優れた物を使用していますので、これと製作時の工夫を掛け合わせる事で、音が良いドアに仕上げる事が出来ます。

このスピーカーを触るたびに思うのですが、

”なんか強そう”

そう思わせるスピーカーはやはり魅力的な音がしますね。

売り文句書いてもディスコンなので入手困難なわけですが、手に入らんとなると無性に欲しくなるのはなぁぜなぁぜ。

 

内張りを戻すと元通りです。

インナー取付では重要なポイントとなる、スピーカー表面と内張りとの隙間。
ここを可能な限り隙間を無くす事でキャンセリングを防止でき、全帯域でしっかりと鳴るようになります。

抜けのよさそうなグリル部も相まって、音の良いドアに仕上がりました。

 

さてオーラさん。
シート下に空間がない車種なので、アンプ類は困ります。

この車、ラゲッジにバッテリーがあるのでアンプボックスを作ってトランク奥に置くのはナンセンス。それやるとバッテリーへのアクセスがサイテーになります。では他にどこか入る場所はと探すと、車載工具とラゲッジボードを支える為にある発泡スチロールを取っ払ってアンプラックを作る。それぐらいしかなさそうです。

発泡を取っ払うと、車載工具やパンク修理キットの行き場がなくなるわけですが、当店ではそれらを納めるスペースも可能な限り作る様にしています。
トラブったら保険なりでレッカー呼ぶからパンク修理キットやら要らんよ。と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、有事の際に役に立つ/必要だから載っているわけですし、入る空間があるのなら、元々あったものもソコに戻すのが筋でしょうって事で。

このアンプラックですが、TOPの面がトランクの床となるボードを支える形になるので、mm単位で水平出ししています。車のラゲッジ床下は大概の車がデコボコで水平も出ていないので、これが地味に時間かかります。
ここを疎かにするとトランクの床がシーソーしたり、時間が経つにつれて変形したり異音が出たりとトラブルに繋がるので、付けたり外したりを繰り返して調整しています。

 

ほんでドーン。

純正の床ボードはペラペラのヘニャヘニャなので、重量のあるツインサブウーファーは支える事が出来ません。
その為、厚めのボードに作り替えたりして、何気に手の込んだラゲッジとなりました。

ラゲッジの床ボード
これで音質は変わります。

試しにエンクロの下に床ボードと同じ又は近しい形で切り出した15mm以上のMDFを置いてみてください。
それを敷くだけで音は変わります。

極端な話、サブウーファーから見れば、エンクロを載せている車両もエンクロージャーですので、車両側のラゲッジ床ボードがシャバイと影響受けるわけです。

今回はアンプラックの都合上、作る必要があった流れですが、完成時の音出しテストで明らかに効果が出ている音がしているなと感じました。

この手のアンプラックは、発泡どかして作り替える。と一言でいっても、箱作って固定してアンプ入れて終わりで済む車もあれば、床ボードの支えとなるTOP面の水平出しなどが必要となる車もあります。拘ろうと思えばナンボでも拘れるのですが、まともにご請求するとエーってな時間工賃になり得ますので、音質に関係のない部分は端折って、”確実な固定と音質向上に繋がる工夫”程度で仕上げさせて頂く事で、費用を抑えつつも満足度の高い仕上がりを目指しています。

 

 

最後に音響調整を施して納車となります。

さてメタルを超ご機嫌に聴ける車ってどんな音でしょう。
それはライブ感のある音が一つの答えだと思っています。

ライブ会場に入って、バンドもスタンバイ。
音出しでバスドラを踏まれると、ドスドスと音が聴こえるだけでなく、ドフドフと腹に来ませんか?ベースがブンブンと弾くと、小さい箱ならそこら中が共振してその場全体の空気が揺れませんか?
16のバスドラな曲が始まるとマシンガンで撃たれた様に腹に連打がくるわけですよ。撃たれたことないけど。

なるほど。ではサブウーファーを鳴らしまくればよいのか?
ただ低音をデカくしても、そうなりません。

サブウーファーはあくまでサブであり、フロントを支えている状態になっていることが大前提です。重低音も速い低音も前から聴こえます。

では”サブ”であることを維持したまま、大きな音にするにはどうすればよいのか。
重要なのはドアなのです。フロントなのです。
フロントの音響加工取付がしっかりと出来ているから、サブの音が前から聴こえるのです。

ロックな音楽に限らず、クラブでも同じですよね。レゲェでも同じですよね。
体でリズムを感じるから、踊りたくなる、楽しい気持ちになるわけですね。

JBLの660GTiは、この感じを素性として持っています。
音量を上げた時の高揚感。きたきたきたぁ!って感覚。たまらん。
このスピーカーにファンがいるわけです。

そんなこんなですので、
納車後にご連絡頂いて、JAZZや最近のJPOPも抜群やった!との事。
メタル以外のジャンルの音楽も超ご機嫌に聴ける証ですね。

 

 

HR/HMのブログが続き、ワタクシも楽しくなっちゃっているので書いておきますが、
音楽の好みは人それぞれ。
自分の趣味を押し付けるのは良くありません。人の趣味を否定するのも良くありません。

・タイトでリズミカルな音が好きな方。
・角のない優しい音が好きな方。
・ふくよかな低音が好きな方。

様々なのです。

予算に関してもそう。
オーディオ機器は物量によって音質が変わってくる事は事実ですが、
低予算だから良い音にはできない?そんなことはありません。

もし現在社外のナビが付いている方であればラッキーラッキー。
2wayスピーカーを”工夫して”付けるだけで、純正状態の音が出る車から、音楽が聴こえる車に変貌します。
現在のマイナス点である悪い所を改善する事が最も近道であり、より簡単に始める事が出来ます。

当店では、スピーカー選びから楽しみながらご検討頂きたいと考えています。

専門店でのカーオーディオが初めての方でも、普段聴いている音楽などから、お客様に合うスピーカーをご提案致しますので、実際に店頭で試聴して選んで頂ければと思いますし、過去に経験がある、またはNOWでやってるぜ!な方であれば、手持ちの機材を活かし、機器の組み合わせを考慮したシステムのご提案等も可能ですので、お気軽にお問合せ下さい。

 

アゴヒゲ白石

 

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