カラッと晴れた夏の前にやってくるジメジメな梅雨が目前。
ピット環境を夏仕様にしたり、自宅のギター達の保管環境を梅雨仕様にしたりと、結構やる事が沢山あります。
ウチは木くずやパテ粉を食らう仕事でして、汗をかいた状態でそれらを浴びると、帰るころにはジャリジャリマンになります。ハンドタオル持ってきて顔洗って帰れば良いのですが、何とも面倒くさかったり、そもそも持ってくることをよく忘れます。
そこで登場、”おしりふき”
一家に一つある、おしりふきです。
1枚が大きいし、ほぼ水。
今日もおしりふきで顔を拭いて帰ります。
あぁそうそう、久しぶりにHP更新しました。
スピーカー交換プランのページです。
モデルチェンジしたり、彗星のごとく現れたニュータイプが居たりしていますので、更新していますヨ。
興味あればチェケラッチョしてください。
こんにちは、しらちゃんです。
本日はBMW MINI
この車は、ドアとシート下の2wayです。
グレードによってAピラーにツイーターが居たりしますね。
カーオーディオのスタンダートとして、
ドアにウーファー、ダッシュ上にツイーターとなっていますが、BMWではシート下にウーファー、ドアにミッドレンジ、ピラーだったりミラー裏だったりにツイーターがいます。
シート下にあるスピーカーって、まともな音にならないのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが大丈夫。外部DSPを用いて、それぞれのスピーカーに持たせる帯域を適切に振り分ける事で、非常に纏まりのある良い音に仕上がります。
もっとも純正状態では垂れ流しのようなもんなので、歪みまくり、ブンブン唸りまくり。適切に鳴らしてあげると、びっくり仰天なほど良くなります。
ということで、
定番のスピーカー
Focal ES100K
細かな音響調整が可能なアンプ内蔵DSP
Helix M-SIX DSP
これらをインストールして、良い音に仕上げていきます。
ソースユニットは純正ナビ。
このモニターの裏にある純正アンプから信号を頂くのですが、この周りの輪っかが相変わらず硬い。
若干回しながら引っ張ると、爪がズレて外しやすくなる様ですが、擦れてキリキリ言うので、外すときにイッーってなります。
ES100Kのツイーターはオンダッシュマウント。
スマートなデザインなので、オンダッシュでもつけた感が少なく、見た目もすっきり装着できます。
ES100Kのツイーターは、割としっかり鳴るタイプ。
適した位置に、適した角度で設置することで、反射の影響が少なくカッチリ纏まりのあるサウンドに仕上がります。
ドアは純正位置取付。黄色のコーンが見えます。
ポコッと出ているスピーカー部は、実は内壁があり、外見以上に狭い。ES100Kはギリです。
スピーカー裏はドアの中に抜けているので容量的には十分で、スピーカー自体も剛性高く良く出来ているので、低い帯域まで任せることができます。ここがミソですね。
ドア防振はPAC1相当の防振を施工。
共振して悪影響がある部分をしっかり止めて、Focalのクリアで情報量の多いサウンドをそのまま耳に届くような音響加工をしています。
ラゲッジ床下にM-SIX DSPをインストール。
床下は、ポイッと入れれるものだったり、めったに使わないものだったりを収納する場合が多いと思うので、荷物が転がって当たったり、ケーブル部に当たってショートする可能性を考えて、保護用のカバーを簡単に製作しています。
さてM-SIX DSPはアンプ内蔵DSP。
そのアンプ部であるMシリーズのパワーアンプはD級動作ですが、これがまたびっくりするぐらい音が良い。
ひと昔のD級アンプは、
電力効率が非常に高く、小型化出来たり大出力、そんでもって低燃費とメリットがあるものの、出音がやや歪むというHIFI用途では問題となるデメリットを持っていました。
ところがどっこい進化ちゃすごいもんで現代のD級アンプは、下手なAB級アンプよりも音が良いと感じるものもあったりで、これもそのひとつ。Dだからとか、ABだから、と決めつけるのは早合点な時代です。
そんな音が良いD級アンプを6ch分も内蔵して、優秀なDSP機能も内蔵、更に将来の拡張性の可能性を考慮して、プリアウトまでついてるってんだから、コスパ高杉太郎なわけです。そりゃ人気で欠品祭りってもんよ。
入力と、出力の左の3way、右の3way、電源と全てのケーブルを新たに引き直し、すっきり収まるようにインストールした後、音響調整を施して納車となります。
シート下にウーファーがあるBMWレイアウトでも、適切な音響調整を施すことでシート下から出ている音がフロントガラスから聴こえてきます。適切な音響調整を施すために、外部DSPが必要なのですね。
前回のブログでも書いたように、
1つのスピーカーでは歪んでしまったりとクリアな再生が困難なので2way、3wayと分ける わけなので、
指向性、音のつながり、各スピーカーのポテンシャル等を考慮しながら、
まるでフルレンジが左右に1発ずつ装着されているように聴こえる様に仕上げる事でステレオ再生が成り立ち、フロントガラスにステージが現れるわけです。勿論、音像もクッキリ現れます。
純正状態では、広い帯域をシート下がズンドコボコスコ鳴るので、当然繋がりもへったくれもなく、質の悪い低音で包まれている感じがあって不快です。これを最適な帯域で鳴らしてあげると、ドライブが楽しくなるサウンドに大化けするってんで驚き。驚き。
音響調整で頭使う項目のひとつであるクロスポイントの設定。
持たせる帯域、つまりクロスポイントの設定値は付属のネットワークが最適。とは限りません。
付ける車によって、ドアの大きさも違えば、定在波等の影響も違いますので、、聴こえてくる音は異なります。
その為、1台1台音響調整の設定値は異なります。
当店がオススメしているHelix DSPは、調整項目が非常に細かく、クロスは数ヘルツ単位です。
例えばツイーターを3150Hzにしておいて、ワンクリック前の3108Hzにすると、パキーンと繋がったりするのがカーオーディオ。ほぼ無限大の中から1つを探すってんで、ウォーリーより難しいです。
そんなこんなで、適切なTAとクロスを入力し、ガチャガチャになっている音圧を揃えてあげる事で、
良い音だなぁ~
リアルだなぁ~
と感じる、グッとくる音に仕上げています。
当店では、他店様取付や、ご自身での取付でも、音響調整のみのご依頼を承っています。
接続に問題がなければ、現状で最も良い音となるよう調整致します。
接続やアンプのゲインなどに問題があれば、調整は中断し問題点をご説明差し上げます。
問題があった場合は料金は頂きませんので、手直しして再度ご依頼頂ければと思います。
もちろん、当店での施工や、ついでのグレードアップも承りますので、お気軽にご相談ください。
あごひげ白石