Yes ! Focal !
とその前に
お盆期間 休業日のお知らせ
8/10(月)〜 8/15(土)までお休みを頂きます。
休業期間中のメールによるお問い合わせの返信は日曜日より順次の予定ですが、
場合によっては休業期間中もご返信するかもしれません。
ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。
さて、
気づくと6月末のお車紹介。
多くの皆様に支えられて
何とか無事にお盆休みに入れそうです。
盆前最後のブログということで、はりきって参りましょう。
こんにちは、しらちゃんです。
さて本日は、
日産 V36スカイライン。
カスタムベースとして今も人気の車種ですね。
そんなスカイラインに
Focal 165W-XP
をアウターバッフル、Aピラーワンオフにてインストールし、
ZAPCO ST-4X SQ
を駆動用のパワーアンプとして採用。
Helix DSP ULTRA
を用いて高音質に音響調整を施す。
といった内容でございます。
ヘッドユニットは純正ナビ。
まずは使い慣れた純正ナビでの再生で高音質化を図ります。
HelixのDSPは、ハイレベル入力部もかなり優秀なので
音質劣化を抑えて高品質な音響調整が可能です。
将来的にデジタル入力を設けてあげると、
最上流であるソースそのものの音質が大幅に向上するので驚くほど変化します。
DSPはシート下。
DSPはアンプに比べると薄いものが多いので、
シート下に収まる場合が多いです。
コイツがオーディオの基盤となるので、
触りやすい所、デジタルケーブルを短く出来る所がベスト。
なもんで、シート下取付をお勧めしています。
165W-XPのツイーターは、勿論Aピラーワンオフ。
スタンダードな丸形ツイーターと違い、こちらは異形。
ベース作りから、位置決め、角度決め、
何時もの様にサクサク~とは行きません。
また、この型のスカイラインのピラーはエアコンダクトが付いているタイプ。
ダクトを生かしたままの製作も可能なのですが、
オーディオ的に最適な位置、角度に設置する事はちと難しい。
お客様とご相談の上、オーディオ優先で!と決定したので、
ダクトの処理をしたのち、元々ダクトなんて無かった様なスッキリとした仕上がりにしています。
続いてアウターバッフル製作。
いやぁ、この型のスカイラインは一癖あり。
アウターバッフル製作は、仕上がりデザインを纏める為に
スピーカーの取付位置を純正位置から動かす事があるのですが、
この型のスカイラインはそれが構造上出来ないヤツ。
出来ないって事はないかもですが、
音なり整備性なり犠牲が発生するご様子なのでエモーション基準では出来ない部類。
更に一部の車種で
内張りのグリルのセンターと、純正スピーカーのセンターがあっていない車が存在するのですが、この型のスカイラインはこれもプラス。ダブルパンチ。
要するに、
純正位置からバッフルを立ち上げた場所に、スピーカーが顔を出すわけですが、
まぁ見事にズレまくり。ドアポケットに被る勢い。
本来スピーカーが来ない位置にスピーカーを持ってくる事になるので
成形に少々時間が掛かりつつも何とか無事に完成。
背圧のしっかり抜けて、抜群のサウンドです。
パワーアンプはZAPCO。
高級感あるボディが映えますね。
ラゲッジの最奥に設置。
たまにはケーブル類のお話も。
ケーブルは、エモーションセレクト。
アンプによって使い分ける事もあるのですが、
今回はスタンダードなモノをご紹介。
RCAケーブルは、
今世紀最大のコストパフォーマンスを誇るオーディオテクニカAT-CA64
スピーカーケーブルは、
今世紀最大のコストパフォーマンスを誇るカナレ4S8
を採用しています。
RCA/スピーカーケーブルはこれにしたい!
というご希望がない場合は、セレクト品をご提案させて頂いています。
これらのセレクト品は、将来アンプのグレードを上げた場合でも
足を引っ張ることのない音質クラスである事を確認している商品です。
そして価格が音質からするとぶっ飛んで安い。
そんなケーブル類を纏めて、分かりやすくセレクト品としています。
すべてのインストール作業完了後、
音響調整を施して納車となります。
Focalの”美音”と、ZAPCOの低音を引き締める組み合わせが花を咲き、
自然で美しいサウンドに仕上がりました。
美しいサウンドと言っても、
ロックやメタルも最高に気持ち良い。
案外マルチプレイヤーなFocalはお勧めの1つです。
さて、ブログ更新の間隔が見事に飛び飛びですが
お盆休み前に1本上げておきたかったので夜な夜な書いてみました。
連休前はどうしてもバタバタになってしまうのですが、
今お預かりの車をパキッと仕上げて、
お客様は最高のサウンドを楽しめる。
僕たちは心置きなく日頃の疲れを癒せる様に、もうひと頑張りです。
アゴヒゲ白石