巷で噂のエソたん。やっと付けました。
ひと通り色々聴いたり、アンプの組み合わせを研究してみたりしたので、本日はレビューも兼ねてのブログです。
Dynaudio ディナウディオ
と言えばmade in Danmarkの、僕が最も好みのスピーカー。
ESOTAR2(エソター)
ESOTEC(エソテック)
の2グレードだった所に、もっとリーズナブルにDynaudioを楽しんでもらいたいと、ESOTAN(エソタン)が登場しました。
見た目は賛否ありそうな気はしますが、基本見えない事が多いと思うので無問題。
価格は
2wayモデル Esotan232 ¥70,000
40周年記念モデル Esotan236 ¥90,000
3wayモデル Esotan 372 ¥160,000
当店のディスプレイに設置したのは、スタンダードモデルのEsotan 232で御座います。
さて音出し。
音出し数秒で、ちゃんとDynaudioの音である事が分かります。聴き慣れたあの音。
適度にタイトな低音で、グッと奥に行く奥行き感と、クリアな中域、そして耳につかない高音は健在。
しっかりとDynaudioの音がしています。
良い感じ。
ここで1つ、他のモデル以上に目立った箇所があります。それは、ちょっちアンプを選ぶかもしれません。
当店のHPコンテンツを読んで頂いている方ならピンと来るかな。
Dynaudioに合うアンプと言えば!
そうだね、Rockfordだね!
この奇跡の組み合わせで鳴らした時は、しっかりと芯のある太くてキレる低音が出ます。
当店のディスプレイにはT400-4が装着されているので聴き比べるとすぐ分かりますよ。Rockfordの格別の押し出し力と、我がで止まれるDynaudio。この組み合わせは天下一品。
そして、その上のT600-4は、あきらかに上位サウンド。もし既にお持ちだったりするのであれば、迷わずチョイス。最高の組み合わせです。
そして何時ものツインレビュー
以下、親方談
皆さんこんにちは、エモ親方です。
ディナウディオ エソタンはやはりディナウディオの音です。
音の特徴を表せば、
・中域の解像度が高い、
・余韻の豊かさ、
・バランスの良さ、
・聴きやすさ
・ヘヴィなサウンド
・透明感
・能率が高く、前に出て来るサウンド
(そのため低音の伸びはあまりありませんが、60Hzくらいまではフラットに伸びていますので、低音不足は感じません)
それに何と言っても、
時代を超越した普遍性と、ロックフォードのAB級パワーアンプとの相性が抜群な点でしょう。
半面、問題だなと言える点は、
・アンプを選ぶ
パワーアンプの相性によって音質が大きく変動します。
ものによってはスカスカに感じることもあるでしょう。
反面、相性の良いパワーアンプでは、抜群の性能を発揮します。
・きらびやかな音がお好きな方には向かない
このスピーカーは極めてヨーロピアントーンで、うるさいところがりません。
その為高音が強い音がお好きな方には向かないと思います。
ジャズ系ではベースのタッチトーンが明瞭で、
ロック系ではディストーションギターがヘヴィに鳴り響き、
ボーカルはしっとりと濡れたような艶を持ちます。
こんな音がお好きな方には、ぴったりのスピーカーでしょうね。
では、しらちゃんにバトンタッチ。
そんなこんなで、最近ブームの言い回しで締めると、育てる楽しさがあるスピーカーと言った所でしょうか。
これに関してはDynaudio全ラインナップに言える事ですが、鳴らし方にコツがある印象を受けました。
一筋縄ではいかない分、きっちり鳴らせた時の音は格別!
当店にお任せ頂ければ、1度で失敗しない最高のサウンドに仕上げて納車致します。
少し安価になって手が届きやすくなったDynaudio。
現在ディスプレイに常設しているので、ご興味あれば1度聴いてみて下さいね。
アゴヒゲ白石