最近のAudiは、メーターはフル液晶。
内装は、シンプルでスタイリッシュであり
外装は、誰が見ても”かっこ良い”と感じるまとまり方。
うん、欲しい!
輸入車は、国産車に比べて
オーディオ等、カスタムが難しいイメージがありますが
フィアットや、ボルボ等は、思いのほか、施工しやすかったりします。
仕事柄、そんな経験もしますので
いざ自分のマイカーを購入する時は、非常に悩みます。
とはいえ結局、一番の考え所は”お財布”です。
こんにちは、”しらちゃん”です。
さて本日は
Audi A4へ、前車から取り外しした
Clarion FDS Z3,Z7,Z25Wの載せ変えと
電源ノイズイレイサー”エモ電”のインストールを行ったお話です。
まずは、全体から。
シンプルで纏まった内装ですので
FDSも純正に馴染むインストールを行いました。
Audi MMIナビゲーションから音声信号を頂き
FDSのインプットへ接続します。
また、デジタル入力でDAPの再生出来るようにもしています。
コントローラーはこちらへ。
お客様ご指定で、目立たない位置へ取付しました。
ドアです。
インナーバッフルでの施工ですが、
見るからに大きなバッフルが入りそうです。
という事で、大きなバッフルを製作し
スピーカーをガッチリと固定します。
防振は、PAC1 Plus。
インナー鉄板と、ドア内張りを防振し
スピーカーから出た音のみが耳へ届くよう施工しました。
FDSは、プロセッサー、スピーカーが決まっているので
”どんな車でも、同じ音が出るのでは。”
と思われがちですが、違います。
FDSが持つ性能を最大限引き出す為には
しっかりとしたインストールが必要なのです。
同じユニットだからこそ
最高の音質が出るよう施工していきますので中々燃えますね。
ツイーターはAピラーワンオフ。
質感が高く、貼りやすいジャージ生地を発見したので
今回より採用しています。
純正のAピラーと、ほぼ同じ見た目になるので
今まで以上に、後付け感のないインストールが可能となっています。
ラゲッジ左奥には、Z25Wを台形のエンクロージャーを製作し
脱着式でインストールしています。
サブウーファーは
ユニットの性能と同じ程、箱の容量や工夫が音質に影響します。
つまり、同じユニットでも箱の出来で、良し悪しが大きく変わるわけです。
当店は長年のノウハウがあるので
時には、取説に記載されている推奨容量ではないサイズで製作する事もあります。
サブウーファーは、低音を増幅させるだけでなく
ドアに取付したウーファーでは再生が難しい超低域の再生を担当しますので
しっかりとフロントと音が繋がれば
空気感や、声の太さが非常に良くなります。
また、長物をラゲッジに載せる際、サブウーファーを降ろさず
トランクスルーを利用できるように、
片側の背もたれの幅で収まるように製作しているので
日常の使用への影響は最低限で収まっているかと思います。
そして、FDSのプロセッサーの電源部に
ご好評頂いている例のアレ ”エモ電”の取付も行っています。
VW,AUDIの電源は
バッテリーから直で電源を引いていたとしても
少々ノイズが多いように感じる事や
デジタルスピーカーシステムである事もあり
これは効果抜群間違いなしです。
小さく、常時電源に割り込ますだけなので
すぐ取付出来て、すぐ音質向上を感じて頂けると思います。
最後に調整を行い、納車となります。
クッキリとステージが見え、
耳触りの良い高解像度なサウンドに仕上がりました。
輸入車は、国産車に比べると
防音、吸音材がシコタマ入っていますので施工は大変ですが
その分、音響特性が良い場合が多く
こちらのA4も、その例でした。
最近は、ペース良く作業できているので
以前と比べると、待ち時間も短く出来ています。
今の音にご不満があれば、お気軽にご相談下さい。
アゴヒゲ白石