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カーシアター大研究

          レポートせっかくナビを持っているのだから、サウンドにこだわって音楽もシアターも楽しんじゃおう!!




                              カーオーディオプロショップエモーション




                            「最高のカーシアターシステムを作るためには」

カーシアターシステムとは、
映画館で迫力の音響を楽しむためには、目の前のスクリーンから音が聞こえるだけでは不十分で、見ている人が、あたかもその場面の中に入ったかのように感じさせる音響空間が必要です。かつて音響の全てがアナログだった時代、その実現は困難でしたが、最早デジタル音声が主流となった90年代初めごろ、デジタル技術を駆使し、観賞する人を包み込む、立体音響空間を作り出すシステムが実現しました。それは基本的に前後4つのスピーカーを用いて立体音響空間を作り出し、スクリーンの中央にセンタースピーカーを追加して画面の中の演者のセリフや環境音などとリンクさせるという方式で、爆発音などの音楽再生では考えられない高エネルギーな超低音再生のためにサブウーファーも加えました。これははじめからそれぞれの音が分割され、チャンネルごとに録音されている事から5.1chシステムと呼ばれ、方式の違いによりドルビーデジタル方式とdts方式とに分けられます。(映画館は広いため、実際には6本どころではない数多くのスピーカーが使われていますが、基本的には5.1chです。ただし7.1chやそれ以上の多チャンネル方式が用いられることも多くあります)ドルビーデジタルは映画のフィルムに直接音声を記録しているため、圧縮率が高いのですが、dtsはフィルムにはタイムコードのみを記録し、基本的にCDを用いて画面とシンクロさせた音声を再生します。従ってdtsの方が圧縮率は低く、音質は向上します。 DVDソフトには、映画で使用された音響がほぼそのまま録音されていますが、実際にはDVD用に多少加工されています、またドルビーデジタルかdtsが選択できるようになったものが多いのですが、ドルビーデジタルのみ、或いは2chのみしかないものも存在します。その5.1ch音声を映画館と同じように家庭でも楽しもうと考えられたものがホームシアターで、車の中で楽しもうと考えられたのがカーシアターです。 5.1chシステムは別名「サラウンド」とも呼ばれますが、サラウンドとは“囲まれている”という意味で、まさしく画面の景色と同じ音環境にリスナーが囲まれている状態を意味します。

サラウンド(囲まれている)という考え方。
サラウンドとは囲まれているという意味です。ではオーディオにおけるサラウンドとは何に囲まれているのでしょうか?単純に考えれば5つ、ないしは6つのスピーカーに囲まれていると考えるのでしょう。しかしエモーションでは前方、右サイド、左サイド、後方の「ステレオ」に囲まれていると考えます。ステレオが2つのスピーカーが作り出す「バーチャル音響空間」であると仮定すれば、5.1chサラウンドは、「4つのステレオが作り出す立体音響空間」と定義することが出来ます。 最高のカーシアターサウンド、最高のサラウンドシステムを作り出すためには、この考え方に則ったシステム選び、インストレーション、調整がなされなければなりません。 4つのステレオを完成させると、実はとんでもない音があふれ出るのです。

究極のシアターシステム!
カーシアターシステムを4つのステレオが作り出す立体音響空間と定義し、その考えに則ったシステムを適切に取り付け、調整することにより、実は恐ろしいことが起こります。映画であれば、雷は天井から床へと走り、そぼ降る雨はあなたの車のルーフを叩き、音楽ライブのDVDではオーディエンスの拍手が耳のすぐ横から聞こえてきます。 ご家庭にホームシアターをお持ちの方でも、かつて経験した事のない、立体音響空間に驚愕されることでしょう。 “4つのステレオを完成する” これが最高の5.1chを楽しむためのキーワードです。それにはデッキ、スピーカー、アンプに最高級のものを用いないと達成できないのでしょうか、、、、いいえ違います。低価格でも知恵と工夫次第なのです。

5.1chのメインとなるデッキの選び方。
5.1chサラウンドシステムを組む場合、5.1chプロセッサー内蔵のDVDデッキ、又はデジタルプロセッサー、或いは5.1chプロセッサー内蔵のナビゲーションが必ず必要となります。よく誤解されている点ですが、5.1chプロセッサーの無い4ch出力のDVDデッキ(特にナビゲーション)に4スピーカーを繋いでも、5.1chに準じる“4.1ch”システムとはなりません。5.1chはDVDの音声としてソフトに記録されていますが、DVDデッキの出力はあくまで2chしかなく。プロセッサーを介しないと5.1chは出力できないのです。従って 5.1chサラウンドを楽しみたいのであれば、必ず5.1chプロセッサー内蔵の機器が必要となります。 更に、4つのステレオを完成するためには調整機能も充実していなくてはなりません。 最低でも3.5cmステップ以内の細かい調整が可能な4chタイムアライメントが必要です。 (注;そもそも4.1chと言う方式は存在しません)

フロントスピーカーの選び方
フロントスピーカーは5.1chだからといって特別な選び方があるわけではありません。お好きなスピーカーをお選びいただければいいでしょう。しかし最高の5.1chを作るためには、先に述べたとおり、“4つのステレオを完成する”という条件があります。従って ステレオ感の良いスピーカーを選ぶと良い でしょう。では良いステレオ感とは何か、それは音像の定位感が良く、奥行き感、広がり感が明確なスピーカーと言う意味で、そういう音作りを実現できるスピーカーとは、 スピード感が早く、豊かなエコー感を持ったスピーカー です。

リアスピーカーの選び方。
立体音響空間を作り出すためには、リアスピーカーが重要になってきます。特にこのやり方では、左右のフロントスピーカーと、リアスピーカーで左サイドと右サイドにステレオを作り出さなければなりません。従ってフロントスピーカーは2chシステムと同様、クオリティと予算を考慮して選び、その上で予算があれば、リアにも同じスピーカーを採用するのが理想的です。しかし、人間の感覚は後方から来る音に対して非常に鈍感で、音の方向性やクオリティを前方の音のように感知することができません。つまりリアスピーカーは安いものを使っても問題ないということになります。ではリアスピーカーを選ぶ場合、最低で もどのような事に気をつければ良いかというと、?能率(出力音圧レベル)がフロントとほぼ同等(誤差1〜4dB)?低域の再生能力がフロントとほぼ同等(誤差20Hz以内)。この二つの要素を満たしていれば良いでしょう。と言う事は、各社からサテライトスピーカーと言う名目で発売されているリアスピーカーは、特に格安品に於いては能率が低く、低域再生能力に欠け、”立体音響空間”用のリアスピーカーとしては、実は全く不適切であるということになります。ただしカタログ上の能率が低くても、音量感のあるスピーカーと言うものは存在します。従ってサテライトスピーカーを5.1chのリアに用いる場合には厳選する必要が生じます。基本的には、シアターシステムのリア用には高能率で低価格な同軸スピーカーをお薦めしておりますが、これをリアの高い位置に取り付けるとなると、それなりの工事費もかかります。従って5.1chシステムに選ぶ リアスピーカーは、音量感のある高音質なサテライトスピーカーを選ぶ、高能率で低価格な同軸スピーカーなら尚良い。 と言うのが選択基準となるでしょう。

センタースピーカーは必要か。
センタースピーカーを選ぶ際もリアと同様で、フロントに対して同等の能率、同等の低域再生能力、同等の耐久入力が求められ、 更にセンターは前方にレイアウトされるユニットであるため、フロントと同等のクオリティが求められます。 しかし一方で、センター用と銘打って販売されているスピーカーは、現在において、クオリティはおろか、能率も低域再生能力も高音質なフロントスピーカーには遠く及ばない、あくまで簡易的なものが多く、良いものも存在しますが限定的です。従って通常のスピーカーセットの片側だけを使ってダッシュボードに埋め込む方法が最も音が良く理想的です。しかしそれだと取り付け費が高騰しますし、なにより車両に与えるダメージも大きく、車を売る時の査定を大きく落としてしまいます。ただし、現在販売されている多くの5.1chプロセッサー内蔵デッキでは、本来センターから出る音を左右のフロントスピーカーに振り分け、フロントスピーカーから再生する ファントムモード が付いています。これなら低品質のセンタースピーカーを付けるよりも良さそうですが、実はこれにも問題があって、詳細は複雑なので省きますが、調整時にセンターの音声信号がフロントの信号として調整されてしまうことによる問題を持っています。従ってやはりセンターはあった方が良いのです。そこで結論を言うと、 センタースピーカーは無しでもかまわない、しかしあれば尚良い。ただし厳選が必要。 と言うことになります。

サブウーファーをどう考える?
DVDでライブコンサートを見る場合においては、それほど低音の事を気にする必要はありません。音楽再生を超えた超低音を出すことはなく、通常のHiFi再生の基準でのサブウーファーを考えると良いでしょう (ただしライブに爆発音が入っていたりするならその限りではありません、KISSみたいに)。低音があまりお好きでない方ならサブウーファー無しでも問題ありません。しかし映画の場合には、強烈な超低音が入っていることがあり、特にアクション映画では迫力を出すために爆発音を比較的少ない圧縮(本当の爆発音は再生不可能なため、必ず高圧縮される。あくまで比較的であり、低圧縮での爆発音の録音はあり得ない)で録音されている事もあります。またホラー映画やSF映画などでは怖さを出すための心理的効果として、人間には聞こえにくい超低音(30Hz以下)を「フッ」と入れている事があります。従って5.1chシステムには低い波長まで再生できるサブウーファーが理想的ということになります。カーオーディオの サブウーファーは、25cm(10インチ)30cm(12インチ)38cm(15インチ) のラインナップを持つブランドが多いのですが、スピーカーは口径が大きくなるほど低音再生が可能となることから、38cmが最も低い音まで再生できる口径と言うことになります。しかしこれには問題があります。サブウーファーはその大きさからラゲッジスペースに取り付けられますが、 38cmでは振動板が重すぎて鈍重となり、フロントスピーカーとスピードが一致しにくく、繋がりが悪くなります。 サブウーファーがフロントスピーカーと音響的に繋がらないと、低音がリアから聴こえることになります。これは非常に気持ち悪い音の聞こえ方となり、また基音とハーモニクスが別々に聴こえることから、低音のリアルさも著しく損なわれます。となると最も振動板の軽い25cmが良いということになります。しかし 25cmサブウーファーは音楽再生には最適ですが、超低音再生となると心もとないものが多く、10万円を超える高級品でないと充分な超低音再生が出来ない事が多い ようです。そこでシアター用のサブウーファーは、 30cmサブウーファー、中でも比較的振動板が軽く設計された物を1発だけ用いる という方法がベストです。ただし予算の都合でパワードサブウーファーしか選べないのであれば、寧ろサブ無しで楽しんだ方が良いでしょう。 パワードサブウーファーはアンプ内蔵の小型サブウーファーの事で、安価なものは作りが悪く、しかもフロントスピーカーでも充分に出せる低音を増強する目的で作られたものがほとんどなため、超低音が欲しいシアターシステムには向きません (無論、音楽再生にも実は向いていません)。従って 12インチのカスタムサブウーファーが予算的に無理な場合は、寧ろサブウーファー無しで楽しまれた方が良い でしょう。

どう取り付ければよいのか。
究極のカーシアターを作るためには、インストレーション(取り付け)にもそれなりのノウハウが必要です。フロントスピーカーはCDによる2ch音楽再生システムと同様、16?か17cmの2WAYシステム、或いは3WAYシステムをインストールしますが、DVDの音声は特に映画の場合には破壊的な低音が録音されている事が多く、デッドニング(ドア防振)は必修となります。エモーションのデッドニングプランですと「スーパースタンダード」はマスト。理想的にはPAC1以上が求められます。ドアバッフルは「インナーバッフル」でも問題ありませんが、アウターバッフルにすればより効果的です。ツイーターのインストールは良好な定位感が求められることからAピラーに埋め込むか、カロッツェリア製のスピーカーのようにスタンドが付いているならばダッシュボード上に取り付けても良いでしょう、ダッシュボードに上向きで取り付ける方法は、ガラスの乱反射が多く、定位感が著しく損なわれるためにお勧めできません。角度は理想的角度に完璧に取り付けられる必要があるでしょう。リアスピーカーの車における純正位置は通常リアドアであることが多いのですが、リアドアの純正位置は運転席に座ったリスナーから見て非常に低く、遮蔽物が多くて音の通りが悪くなり“4つのステレオを完成させる”方式に於いては、完全にNGです。従ってなるだけ高い位置に取り付けることが理想的です。基本はフロントスピーカーが2WAYの場合に於いては、 ミッドバスとツイーターが音響的に繋がった状態で発生する仮想音源と、リアスピーカーを結んだ線上に、リスナーの頭がある というレイアウトが理想的です。しかしそれはそう簡単ではありません。特に前後に長い車ほど不利になり、短くて天井の高い車ほど理想に近付くでしょう。ただしそれほど気にしなくても、大体そのようなレイアウトになってさえいれば問題ありません。従ってリアスピーカーの取り付け位置は、リアピラーの上の方と言うのが理想的です。次にセンタースピーカーですが、センター用として販売されているものはダッシュボード上の中心に置くだけです。特に奇をてらったことは必要ありません。13cm或いは16?の2WAYスピーカーをダッシュボード上に取り付ける場合は、大きな穴を開けないといけないので覚悟が要ります。もしセンターダッシュの下の方に2リッター程度の箱が置けるスペースがあれば、13cm2WAYスピーカーのミッドバスをエンクロージャー(スピーカーボックス)に入れ、ダッシュボード上にツイーターを置くという方法があります。実はこの方法が最もお勧めで、チープな作りのセンター専用スピーカーではなく、高音質なスピーカーが使える上、ツイーターとミッドバスが繋がった状態に出来れば、ちょうどモニター画面の中に仮想音源が現れます。問題は費用が多少増えることとセンターに離れて取り付けたツイーターとミッドバスを音響的に繋げるには少々テクニックが必要なこと。それにセンターダッシュ下へ2リットルの箱を置ける車は限定されることでしょう。

      

      

      

どう調整するのか。(難しいので流れだけを・・・・)
5.1chは4スピーカーが基本であり、4スピーカーが作り出す4つのステレオを完成させることにより、80%は成功します。まず最も大切となる調整機能はタイムアライメントでしょう。従って使用するヘッドユニット(5.1chプロセッサー内蔵のナビなど)には、3.5cm以内の細かいステップを持つタイムアライメントが装備されている必要があります。 タイムアライメントの調整は、まずスピーカーユニットの中心よりリスナーの鼻までの距離を正確に測ってインプットします。これをやらない人が多いのですが、実はこれがタイムアライメントの基本であり、これをやらないと正確な状態で4つのステレオを完成させることが出来ません。測定時の問題はフロントスピーカーで、ツイーターとミッドバス、どちらのユニットから測ればよいのか迷います。これはツイーターとミッドバスが音響的に繋がって出現する仮想音源位置から測ればいいのであり、多くは左右のエアコン噴き出し口の外端辺りですので、大体で良いですからその辺から鼻までを測ってインプットすればよいでしょう。タイムアライメントの測定インプットが終わったら、次に微調整を行います。これはタイムアライメントとバランスコントロールを同時に用い、4つのステレオを一つ一つ完成させていきます。調整にはCDを用います。(DVDでは正確に調整できません) 先ずはフロントから。フロントスピーカー以外の全スピーカーをミュート(音を消す)してフロントのみで音を出します。音楽はボーカル入りなら何でもよいでしょう。タイムアライメントは右か左のどちらかだけを動かして調整しますが、助手席側(右ハンドル車なら左側)の方を動かした方がその後のリアの調整時に苦労しなくて済みます。ほぼ正確な数値が最初にインプットされていますのでそれほど大きく動かす必要はないでしょう。微調整はボーカルの声だけに集中して行います。フロント片側のタイムアライメントを1クリックずつゆっくりと増減させ、ボーカルが一番濃く、且つ定位が最も小さく聴こえる位置を探します。フロントのステレオが終わったら次に左側のステレオを調整します。まずは左フロントと左リア以外のスピーカーを全てミュートします。次に頭を90°左へ向けます。フロントのタイムアライメントはこの時点ではもう終了していますので動かさず、左リアスピーカーのタイムアライメントと、音量を調整しながら、ボーカルが目の前に最も小さく定位し、且つ濃く聴こえる状態に調整します。左が済んだら次は右のステレオです。やり方は左のステレオと代わりませんが、右ハンドル車の場合前後のスピーカー位置がリスナーの真横となるため、ちょうどヘッドフォンで聴いているような感じになります。従って右側の場合、ボーカルが目の前に現れると言うよりも頭の中に定位する感覚と思った方が良いでしょう。4つのステレオの調整はこれで終わりです。リアのステレオは人間の聴覚は後方からの音に鈍感となるため、調整は不要です。4つのステレオの調整が完了したら、センター以外(4スピーカー)全てで音を出して確認します。目を瞑り、ボーカルがどこから聴こえてくるかを確認してください。ルームミラーよりも20cmほど後方、ちょうどルームミラーからセンタールームランプまでの距離の1/4ほどのところからボーカルが聴こえてくるならば成功です。その位置が4つのスピーカーが作る仮想音源位置となります。 次にセンタースピーカーの調整です。センタースピーカーから鼻までの距離を測ってインプットしたら、4つのスピーカーが作る仮想音源位置と、センタースピーカーの中間にボーカルの定位が出現するよう、センタースピーカーのタイムアライメントと音量調整だけを用いて調整します。これでタイムアライメントの調整は終了です。あとはイコライザーの調整を行えば終わりです。

   
                                                               

 

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